■GRANDTREK XS1
まるで〝MTタイヤ〟のようなワイルドなトレッドパターンが際立つダンロップのスタッドレスタイヤ『GRANDTREK XS1（グラントレック エックスエスワン）』。同社が誇るオフロードタイヤブランド・GRANDTREK（グラントレック）には、リアルオフローダーから〝神タイヤ〟と称されるMT2やAT3があるが、このXS1は、ひと目でグラントレックの一員であると分かるトレッドやブロックパターンがデザインされている。
ゆえにパッと見でスタッドレスタイヤと認識できる人は少ないかも知れないが、雪路に持ち出した時の性能はバッチリである。というわけで、日本有数の豪雪エリア・夏油高原（岩手県北上市）で雪路性能をテストした。
タイヤのテスターはジムニーカスタムのカリスマであり、高いドライビングテクニックを持つカスタムショップ・ファッドスターの高橋光也さんにお願いした。
「雪道へ向かうアスファルト路でのアタリは、ATタイヤと比較しても極端に柔らかい印象はなく、いい意味でスタッドレスタイヤを意識することなく、しっかりハンドリングできました」。
「また圧雪路での車体の安定性も高く、車重の軽いジムニーシエラでもしっかり路面を捉えてハンドルを切った方向へクルマを導くことができるし、ハンドリングへの応答性もいい。深雪でもコントロール感は良く、MTタイヤやATタイヤが泥を掻き出しているような感覚に近いものが体感できると思います」と髙橋さん。
さらに「グラントレックXS1は走行性能だけでなく、ルックスもお客さんに勧められるタイヤである」と太鼓判を押した。
今冬もジムニーオーナー注目のスタッドレスタイヤは、雪に強い！そしてスタイルアップに強い！グラントレックXS1なのだ。
コンパウンド（コンパウンドイメージ図）
（接地圧イメージ）
XS1がベースコンパウンドに採用している「ナノフィットゴム」は、マクロレベルでブロック剛性を高めると同時に氷上ではエッジ効果を発揮。さらに一部サイプの深さを最適化することで、ブロックの倒れ込みを抑制して接地面積を拡大、強力な氷上ブレーキ性能を実現している。
深雪では排雪性能が高く確実なトラクションを得た
靴が完全に埋まるほどに雪が降り積もった深雪路では、MTタイヤやATタイヤのようにしっかり雪をかいてくれるため、面白いほどにジムニーはグイグイ前に進む。特に排雪性能が高く、トレッドに雪が詰まって横滑りを起こすこともない。少々荒い運転でもトラクションは逃げなかった。
滑りやすい路面であっても発進・停止がスムーズ
圧雪路ではバツグンのコントロール性能で、ハンドルを切った方向へとしっかりとクルマを押し出してくれる。これはマクロ領域での剛性とナノ領域での柔軟性を両立する「ナノフィットゴム」が効いているためだろう。凍結路面に密着して強力なグリップ性能を発揮しているからだ。
ホワイトレター/バッドレスデザインの2つでドレスアップが楽しい！
ホワイトレター
ブラックレター バットレスデザイン
ドレスアップに最適なXS1。ワイルドなブラックレターと、オシャレなホワイトレターのいずれかを選んでウインターシーズンでもカッコよく仕上がる。
■ファッドスター仕様GRANDTREK XS1【185/85R16】
WHEEL：RAYS A-LAP-J 2324 LIMITED EDITION
WHEEL : RAYS TE37XT for J
ジムニーJB64のルックスと機動力を高めるため、鍛造・軽量・高剛性が売りのホイールであるとA・LAP-JにXS1とRAYS・TE37XTを組み合わせて装着。ホワイトレターの存在感は強くスポーティな印象だ！
■ファッドスター仕様GRANDTREK XS1【LT215/70R16】
WHEEL :RAYS TEAM DAYTONA M8
WHEEL : MID Wheels NITRO POWER M26 CROSS FANG
純正オーバーフェンダーが装着されているジムニーシエラJB74には、RAYS・デイトナM8とMID・M26をコーデ。存在感が強めなデザインのホイールとホワイトレターが、JB74の重厚感アップに貢献している。
ファッドスター代表・高橋光也
雪路テストに持ち出したジムニーシエラ（JB74）は、ファッドスターがカスタムしたモデル。オリジナルのTRバンパーでスタイリングを整え、JAOS製の40㎜リフトアップサスペンションキットで装着。
- ダンロップタイヤ
- 0120-39-2788（フリーダイヤル）
- 受付時間 9：00〜12：00/13：00〜17：00（祝日を除く月〜金）
- https://tyre.dunlop.co.jp/
