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【BOLD WORLD】カスタムカー御用達のアイテム「エアサス」の多様性とは!?実用性重視のソフトダウン

カスタムカーカルチャーにおいてのエアサスペンション(以下、エアサス)は、純正では不可能な域まで車高を下げられる最高峰のロワードスタイルを手に入れるための手段。ここで紹介するボルドワールドはアルファードやヴェルファイアを筆頭に様々な車種専用のエアサスを揃えており、カスタム業界ではその名を馳せる日本を代表するメーカーなのである。
そのボルドワールドが満を持してリリースした新感覚のエアサスが、乗降性の向上やルーフラックへのアクセス向上を目的としたソフトダウンシリーズ。
四輪駆動車にエアサス?リフトアップ主体のジャンルでなぜ!?と最初は疑心暗鬼だったが、話を聞いてみると小さな子供がいる家庭や、年配の方が同乗する機会の多いユーザーにとって優しいカスタムであることに気づいたのだ。
車高はスマートフォンやコントローラーを介して瞬時に調整でき、必要に応じて好みの高さに設定できる。オフロードや悪路走行時は最大限車高を上げて走れるし、街中では少し低めでも高めでも好みのスタイルを作り上げることができる。もっと言えば、駐車中は車高を一番低く設定することでクルマへの乗り降りが楽になるなど利便性の向上にも繋がるのだ。「エアサス=カスタム」という概念だけではなく、アウトドアやファミリーユースシーンにおいても有効で便利なアイテムなのである。

DELICA D:5

最大車高

エアで空気を張って最大まで車高を上げた状態がこちら。リフトアップカスタムしていると言われても分からないくらい自然に見える。

最低車高

エアを限界まで抜いて車高を一番低く設定した状態。ラゲッジに荷物が満載の時やフル乗車の場合などは、後輪のみにエアを張って前後で車高をコントロールすることもできる。

一般的なミニバンと比較するとフロアが高いデリカだが、エアサスで限界まで車高を下げれば乗降性は格段に高まる。同時にルーフキャリアへのアクセスも大幅に向上するため、アウトドアシーンにおいても便利。

エアサス装着車両の場合、オンロードタイヤと大口径ホイールや深リムが定番ではあるが、取材車にはレイズのA・LAP-07X(16インチ)を装着しオフロード感を強調。

新井工房のA4Lルーフラックは、フラットで風切り音を極限まで抑えつつ使い勝手にも優れる逸品である。

その筋のカスタムカーカルチャーではタイヤのフェンダー被りが称賛されるが、デリカでこのスタイルは画期的。アウトドアシーンでも映える新感覚のビジュアルであり抜群のインパクトを誇る!

エース工業がリリースする3Dフロアマット。車種専用設計で抜群のフィッティングを誇り、アウトドアなどにおける泥や砂から車内を保護!

コントローラーは付属の取り付け台座(両面テープ取付)で好みの場所に設置でき、エアの数値を変更することで車高を自在にコントロールできる。前後左右を独立調整できるので、乗車人数や荷物に合わせてエア圧を変更するなどの微調整も可能。

DELICA MINI

最大車高

最低車高

デリカ同様に車高を一番高く設定した時と低い時の差は歴然。路面状況に合わせて瞬時に車高をコントロールできるのがエアサスならではの魅力。

■様々なバリーエーションを持つエアサスペンションシステム

DELICA D:5

●レボリューション イグジスト四輪独立機能 コントローラーは携帯アプリ
●レボリューション1 電磁弁式車内トルグスイッチ
●レボリューション2、機械式車内でプッシュボタン
●レボリューション グリッター コントローラーがワイヤレスリモコン
●レボリューション アドバンスプレストレージ コントローラー 原点復帰機能メモリー10種、上書可能
●レボリューション タンクレス プレストレージコントローラー 原点復帰機能メモリー10種、上書可能

DELICA MINI

●ソフトダウン イグジスト
●スーパーダウン1・2・イグジスト ・アドバンス・グリッター
●ソフトダウン 1・2・イグジスト・アドバンス・グリッター
●アルティマ軽カー 1・2・イグジスト・アドバンス・グリッター