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【データシステム】車内での動画視聴に必須のTVキットを取り付ける

 新車時に取り付ける便利アイテムとして大定番になっているのがデータシステムのTVキットだ。通常、純正カーナビやディスプレイオーディオは制御が働くため走行中にテレビは視聴できない(HDMI入力の動画も同様)。しかし渋滞中など同乗者が動画を見たいシーンもある。そこで純正の制御を一時的に解除して、純正カーナビ/ディスプレイオーディオで自由にテレビを試聴できるようにしてくれるのがデータシステムのTVキットだ。
 データシステムではさまざまな車種に向けてTVキットを開発している。もちろんランドクルーザーの各車種に向けた適合パーツも用意されている。写真のランドクルーザー250にも切替タイプ、ビルトインタイプ、スマートタイプと制御切り替えと使い勝手が異なる3モデルが用意されるという充実ぶり。
 ところでTVキットは純正に介入して制御を解除するため、純正システムの解析が必須だ。データシステムでは純正機能に影響しない範囲でテレビ視聴を可能にするため、車種ごとに解析して回路設計を行なっている。車種やグレードによる適合表が同社のホームページに掲載されているのはそのためだ。しっかりした裏付けがあるのもデータシステムのTVキットが信頼されている理由のひとつになっているのだ。
 ランドクルーザー250を手に入れたら導入したいパーツリストの上位にTVキットを加えておきたい。

◆ランドクルーザー250用ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)

TVキットには3種類のモデルが用意される

純正カーナビ/ディスプレイオーディオは走行中のテレビ視聴はできない。しかしデータシステムのTVキットをカプラーオンで接続することで簡単に走行中に同乗者がテレビを見ることができるようになる。また近年増えているHDMI入力を使ってスマホをミラーリングするといった動画も同様に走行中に視聴できるようになるのがメリットだ。TVキットには操作系の異なる3つのタイプがある。付属のスイッチで切り替えるもっともベーシックな「切替タイプ」、さらに純正風スイッチを用いる「ビルトインタイプ」、さらにステアリングリモコンを切り替えスイッチに利用する「スマートタイプ」だ。ランドクルーザー250には3タイプが用意されているので好みのモデルを選べば良いだろう。

スマートタイプ

純正のステアリングリモコンのボリュームスイッチを制御の切り替えに用いる。スイッチの増設が不要になる。
 

ビルトインタイプ

純正風のスイッチが付属し、ダッシュの空きスペースに設置できる。取り付けスタイルもスマートなのが特徴。

切替タイプ

付属の小型スイッチを使って制御のオン/オフを切り替えられる。もっともベーシックなモデルだ。

トライトンにも車種対応のTVキットを用意

4WDの各車種に対して適合を増やし続けているデータシステムのTVキット。先に紹介しているランクル250に続いて、三菱のトライトン(令和6年2月〜)にも適合モデルであるNTV439(切替タイプ、価格:2万1789円)がをラインナップ。愛車の適合を調べるにはデータシステムのホームページでTVキットの適合表を確認しよう。

エンジン始動を困難にするお手ごろ価格の注目セキュリティ

車両盗難防止装置スティールブロッカーSOS820

手ごろな価格で効果的なセキュリティ対策が施せるアイテムとして注目されているのがデータシステムの「スティールブロッカーSOS820」だ。従来のセキュリティとは若干異なる考え方で、万が一解錠された場合でもエンジンを掛からなくするのが主な目的。ユーザーだけが知る強固なパスコードを使ってロックを解除しないとエンジンが始動しないという仕組み。近年の巧妙な解錠の手口に遭遇しても、クルマを乗り逃げされない対策として有効に働くモデルだ。