スポーツを日常的に嗜んでいたり、電車に乗る機会が多い人ならイメージしやすいと思うが、両足を揃えて立つよりも肩幅程度に広げた方が安定する。これと同じことがクルマにも当てはまり、左右のタイヤの間隔(トレッド)が広い方が走行時に有利で、特にダート走行時に恩恵を得られるが、とはいえ一般公道をタイヤがはみ出した状態で走行するのは違法行為。でも公道用とは別にオフロード用タイヤを用意して履き替えるのは面倒な話。そんな悩みを解決する画期的なホイールが、あのKUHLから発売された!
一般的なホイールは装着する面が決まっているが、今回誕生したTFSシリーズは表と裏のどちら側でも装着可能。特許を取得した「TFS製法」を採用していることも注目すべきポイント。具対的に説明すると、FACE Aはノーマルフェンダー内に収まるが、FACE Bは「深リム」状態となり、スペーサーなどを使用せずにトレッドを大幅に拡大可能。TFS‐01はシエラ専用で、02はジムニー専用に設計。共に鋳造1ピース構造を採用し、デザインだけでなく強度も重視。その上で、02は1本7㎏という軽さも実現する。
ジムニーをただ着飾るだけでなく、クルマの本質的な「走らせる楽しみ」を思う存分体感したい。そんなユーザーなら、迷うことなくTFSシリーズを選ぶべきだろう。
◆VERZ-KROSS TFS-01
ビードロック風のデザインを採用するFACE Aに対し、FACE Bはメカニカルな雰囲気を醸し出す。
前後ともセンターキャップの装着が可能で、オーナメントは4種類附属。
ブラックのままでもアリだが、追加するだけで愛車のテイストを大きく変えることが可能だ。
◆VERZ-KROSS TFS-02
シンプルな6本スポークを採用するTSF-02。
センタープレートを別パーツとすることで、立体感も演出する。なお、リア用のセンターハブキャップを現在開発中だ。
ちなみにオフロードでフロントをFACE A、リアをFACE Bにセットすれば、リアルチョロQスタイルを楽しむことも可能。
- クール
- 052-693-9893
- https://kuhl-japan.com
- https://www.verz-wheels.com