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【ARAI 4×4 Lab.】オフロードもオンロードも大径タイヤ装着で快適にこなす

150プラドと比較して、大径タイヤを装着しにくい傾向にあるハイラックス。その理由は、フロントフェンダー周りのクリアランスが狭いことにあり、タイヤが干渉しやすいのだ。これを克服しつつ、オフロードもオンロードも、快適な走りが得られるハイラックスを作っているのが新井工房。
35インチのニットー・トレイルグラップラーM/Tを履かせるために、フロントのボディマウントベースをフレーム上部に移設し、かつインナーフェンダー加工を実施。サスペンションは、フロントにスーペリオエンジニアリング+アッパーアーム、リアはモトレージショック+リーフ交換を行い約3インチアップとし、さらにボディリフトで2インチアップを行っている。さらに、耐久性に優れるドライブシャフトブーツをフロントに装着している。緻密なインストールと入念なセッティングを実施した結果、よく動く足とステアリングを確立。そのため35インチのM/Tタイヤを履かせているのにも関わらず、オフでも快適な乗り味を得ることが可能になった。
また、本格的なオフロードでのリカバリーを意識し、フロントにウインチベッド&ウインチを装着。新井工房オリジナルのウインチベッドは、フレームに直接固定する強固なもの。35インチタイヤの装着もあり、フロントバンパーとグリルの下部を絶妙なデザインでカット加工。このあたりは“新井デザイン”ともいえるカッコ良さを引き出すポイントで、確かなパフォーマンスアップにクールなスタイリングを組み合わせることこそ、信者が全国に増幅中の新井工房の仕事だ。

フレームに直接固定する強固なウインチベッドと、コンパクトでスタイリッシュなリアバンパーは新井工房のオリジナル。サイドのロックスライダーは現在4x4JAPANが付くが、今後はオリジナルのものへと変更予定。このロックスライダーも堅牢な作りだ。

アンダーガードはARBをチョイス。サスペンションはフロントにスーペリオエンジニアリング+アッパーアーム、リアはモトレージのショック&リーフに交換。強化ドライブシャフトブーツへの交換、純正マフラー加工なども行っている。さらにボディマウントベース加工も行った2インチアップのボディリフトを実施。タイヤは35インチのNITTO Trail Grappler M/T(LT325/75R16)でホイールはBRADLEY。全てフル公認となっている。

ハイラックスの弱点を補強しトラブルの予防にも繋がるアイテムとして、ハイラックス専用のプレミアムアースケーブルを用意。オルタネーターから引くアースケーブルで、強化ドライブシャフトと同様に人気アイテムとなっている。またオーストラリアの4×4アクセサリーブランドである「HAMER」の正規販売代理店でもある新井工房。それらの販売・装着も可能にしている。

株式会社 新井工房

広い敷地の新店舗へこの8月に移転した新井工房。従来どおり、4×4カスタムのビルドアップを行うほか、カスタムコンプリート販売も行う。ランドクルーザーシリーズやハイラックスなどの人気4×4のほか、JB64ジムニー&JB74ジムニーシエラのカスタムコンプリート販売もスタート。カスタムコンプリートの販売が開始されることで、手軽に新井デザインと新井クオリティを手にすることが可能になる!