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【weds】骨格を共通化した3種設定のMUD VANCE〝Xシリーズ〟「WEDS ADVENTURE MUD VANCE X 」

ホイールカスタマイズの礎を築いたメーカーであり、今なおシーンに君臨するメーカー『weds(ウェッズ)』。近年はSUV向けホイールにも注力し、中でもオフロードホイール『WEDS  ADVENTURE(ウェッズ アドベンチャー)』は高い支持を誇る。そんな同ブランドの人気を不動のものとした最新作が『MUD VANCE X(マッドヴァンス・エックス)』シリーズ。このXシリーズはマッドヴァンス10作目のX(テン)であり、クロスカントリーを示すXでもある。〝Xシリーズ〟と表現しているのは、実はMUD VANCE X『type F』、MUD VANCE X『type M』、MUD VANCE X『typeS』という3フェイスをラインナップしているからだ。いわゆる兄弟モデルとして、基本的な骨格を共通化しながら、キモとなるセンターのデザインがそれぞれ違う。『typeF』は、フィンスポーク形状、『typeM』は9交点メッシュ、そして『typeS』は極太6本スポークと、それぞれセンター部のパターンが異なる。このアグレッシブなデザインがホワイトレターなどのオフロードタイヤとの組み合わせで相乗効果を生み、見た目のインパクトと機能性を引き出す。今回はデリカD:5に『typeF』と『typeS』を装着したが、多くの車種に適合する。

◆WEDS ADVENTURE  MUD VANCE X type F

Type FはMUD VANCE Xシリーズに共通する外周デザインをあえて踏襲したような12本フィン形状を採用。強い傾斜を持たせた迫力のデザインをとともに、センターには大胆な太文字のロゴを配置して存在感を強調。リムに施された深溝がオフロードホイールならではのタフさを主張してくれる。

フルマットブラック

カラーは、不動の人気のフルマットブラックとザラついたアグレッシブな仕上げの新色フリントブロンズとなる。

フリントブロンズ

MUD VANCE Xシリーズのセンターキャップは、ヘアライン仕様とマットガンメタの両方を付属。オーナーの好みやクルマ仕様やホイール&ボディカラーに合わせて変えられるのもうれしいポイント。

◆WEDS ADVENTURE  MUD VANCE X type S

Type Sは武骨な6本スポークを均等に配置。パワフルさを感じさせるようにセンター部には複雑なディテールを与えず、極太スポークによるどっしり感を強調した。さらにセンター部を深く落とし込むことで、ディスク全体に抑揚を与えた。カラーはフルマットブラックのほか、ザラついたアグレッシブな仕上げの新色フリントブロンズを設定。デリカD:5をはじめとして多くのSUVに対応するサイズを保有するが、Jeepラングラーサイズも追加されていることもトピックだ。

フルマットブラック

フリントグレー

MUD VANCE Xシリーズのホイールカラーは、各タイプ2色ずつ用意されている。全タイプに共通するフルマットブラックのほか、typeFにはフリントブロンズ、typeSはフリントグレーを設定。これらはショットピーニング処理を施して、 塗装面にザラついた質感を出したカラーなのだ。一方のtypeMには艶消しのガンメタが精悍な印象のマットガンメタが設定される。

◆WEDS ADVENTURE  MUD VANCE X type M

Type Mは9交点メッシュデザイン。力強さを持たせたしっかりとした交点メッシュとセンターのラウンドを特徴とする。

フルマットブラック

マットガンメタ

カラーラインナップでは人気のフルマットブラックのほか、新色のマットガンメタを用意したことがポイント。また他モデルと同様に幅広い車種に対応しているのはもちろん、本モデルにはJeepラングラー、ランクル300、LX600用のサイズを新設定している事もトピックだ。