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【VRARVA by KUHL JAPAN】近未来サイバークロスレーシング〝デリカ〟は話題沸騰中!

東京オートサロン2023で華々しくデビューしたVRARVA(ブラーバ)。ベースモデルのの面影はいい意味でなく、VRARVAという新しいモデルを創造した強烈なインパクトと完成度の高さを見せつけた。
 このVRARVAブランドを生み出したのが、オリジナルエアロパーツ販売やそれらで構成されたコンプリートカー販売を行なうKUHL JAPAN(クール・ジャパン)だが、その後デリカD:5ベースのORCUS(オーカス)をラインナップに加えるなど、ブランドを一層強化中だ。
 ここではVRARVAに共通するスタイリングをチェック。オーバーフェンダーやボディキットを追加して立体感溢れるスタイルを演出するが、VRARVAが他と決定的に異なるのは、バンパー/フェンダー/ボンネットなどを一体でデザインしていること。またドアミラーやドアノブにはオリジナルのデザインがそのまま残りがちだが、ここにもパーツを追加。各部に至るまで徹底的に手を加えて、VRARVAという全く新しいクルマを創り出している。
 さて今月号はデリカ特集ということもあり、特にORCUSにスポットを当てよう。ほぼ全身に追加されるボディキットは、鋭利な刃物で切り取ったようなシャープさを強調。ボディキットはフェンダーだけでなくドアパネルまで含めてデザインしており、ひと回り大きなスタイルを実現する。
 片側だけで30㎜ほどワイド化し、タイヤサイズは265/65R17をセット。ホイールもブランドオリジナルで、楕円と台形を組み合わせたデザインが特徴的なVRARVA DW‐01を装着している。

比較的フラットなD:5のフロントマスクに対して、グリルだけでなくバンパー中央部も突き出させてエッジの効いたスタイリングに変貌。

リヤオーバーフェンダーのダクト風デザインを、そのままリヤバンパーへ流し込む秀逸なデザイン。テールレンズはノーマルのままだが、パネル全体をアレンジすることで全く新しいスタイルに生まれ変わっている。いずれのアイテムも未塗装品と塗装済み品が用意されている。

ホイールはブラーバに似合うよう仕立てた装着するDW‐01。車高アップと快適性の両面を実現するために、ブリッツ車高調でリフトアップ。リフトアップ&ワイドボディキットの装着に合わせてグラントレックAT5(265/65R17)を履く。

いわゆるオーバーフェンダーとして、フェンダー部のみをワイド化するのでなく、周囲のボディパネルから2段階で膨らませた独特なスタイルを採用。またドアパネルまでを一体と捉えてフェンダーをデザインすることで、より大きく・立体的に魅せるのもVRARVAの特徴だ。

基本的なパーツはコンプリートキット化されているが、手軽にVRARVAを試してみたいと思う人も多いだろう。そんなユーザーのために、ドアノブカバー/リアピラーガーニッシュ/ルーフエンドウイングなどのアイテムは、単品で購入することが可能。まずここからVRARVAの世界観を楽しむユーザーも多いそうだ。