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【AUTO FLAGS】オートフラッグスの新製品群は、ディーラーで購入できる品質を追求

今年の東京オートサロンで、三菱自動車やトーヨータイヤのブースに、デビュー前のトライトンが展示されていた事を覚えているだろうか?実はその車両のカスタマイズを手掛けたのは、オートフラッグスなのである。だがどちらの車両もイベントでインパクトを与えるためにフルラッピングが施されており、完成度は確かに高いと言えるものの、いざ自分のクルマにそのパーツを装着したら…というイメージが膨らませにくい。
 だからという訳ではないが、オートフラッグスでは追加したパーツが際立つ様に、敢えてホワイトの車両をチョイス。基本的なスタイルは4WDらしさと機能性を際立たせた「オーバーランドスタイル」に属するものなのだが、どの部分にどの様なパーツを追加しているのか、ユーザーが一目で分かる事にも配慮して製作している訳なのだ。
 さて、前述した理由で発売前からトライトンのカスタムに携わり、オートフラッグスではいち早くパーツ開発を進めていたが、今回のデモカーにはそこで得られたノウハウを元に、さらに改良が加えられた最終試作品を装着している。新開発されたベッドキャリアは、キャリアに載せる物や、その下のスペースユーティリティを考慮し、ハイ/ローの2タイプを設定している。このベッドキャリアは汎用品となるため、トライトンだけでなくハイラックスにも装着が可能だ。

【トライトン&ハイラックス対応】 BUSTERSベッドラックシステム

High-Type

Low-Type

アウトドアギアを沢山積みたいなら、ラックの下を有効活用できるハイタイプがおすすめ。それに対し、ルーフトップテントを積載したい人には、安定性やテントへのアクセスを考慮したロータイプが良いだろう。ラックの側面部にはマルチマウントが備わっており、サンドラダーなどを装着することも可能。ROTPAXを装着するユーザーも多いと思うし、この辺りはユーザーの使い方や好みに合わせて自由にアレンジを楽しみたい所だ。

(左)Low-Type(右)High-Type

ベッドラックの下には、取り付け位置を自由に変更できるユーティリティフックを8個装備。本体はアルミ素材を採用するが、強度もしっかり確保しており、その上機能性も追求。まさに「使えるカスマムパーツ」を目指している。

■TRITON

ノーマルバンパーに無加工で装着できるバンパーガードのGOQBUTO。その特徴はそのままに、新たにトライトン用とハイラックス用を開発。スキッドプレート部分は、D:5用でお馴染みのダイヤ柄のデザインを採用。バンパー中央だけでなく、サイドまでしっかり保護してくれる。なおトライトン用はナンバーの取り付け位置をハイラックスの様に変更する予定だ。

■HILUX

サイドステップ

トライトン

ハイラックス

 スチール製の大型のサイドステップを共に装着。乗降性の向上だけでなく、サイドシルの保護としても役立つ。実際の製品版は、わずかだけステップ部分が短くなる予定だ。

トライトン

ハイラックス

フロントバンパーの後部から、エンジンやトランスミッションまでしっかり保護するアンダーガードを装着。備えあれば憂いなし!という言葉が示す様に、早めの装着が望ましい。

トライトン

フロント

エクステリアパーツだけでなく、オリジナルのサスペンションキットも現在開発が進行中。フロントは2インチリフトでリヤは30mmのブロックを計画中。ショックアブソーバーはリザーバータンク仕様とする事で、しなやかな乗り味を目指している。

ハイラックス

リア

トライトンと同じく、ハイラックス用のサスペンションキットも計画中。リフトアップ量はトライトンと同じだが、ハイラックス用はアッパーアームも計画中。伸び側と縮み側、それぞれの減衰力が調整可能なので、ユーザーの理想の乗り味に仕上げることが可能だ。

SUV用と比較するとコンパクトだが、積載能力の向上に欠かせないBUSTERSルーフラック。アルミ素材を採用し軽さ強度の両面を追求。またラックとボディの間にはスカートの様なフェアリングを追加し、風切り音を抑制する。ベッドラックにはサイドオーニングも装着可能で、高さを確保するならハイタイプがオススメ。
サイドオーニングのスクリーンは耐熱素材を採用しており、真夏でも熱をしっかり遮断する。LEDランプや巻き取り機構はなく、リーズナブル性と、シンプルで壊れにくい長寿命性を重視している。

トライトン

HILUX

D:5用のリヤバンパーガード「BUCK ARMOR」を意識したデザインを継承するが、ピックアップトラック用は一体型の強靭なスチール製のバンパーを開発。バンパー中央にはステップを設け、その下にはヒッチメンバーも装備する。また左右に牽引フックを設けるなど、必要な装備を見事に集約している。側面にもパイプを備え、全方向からのダメージを防いでくれるのだ。
ルーフ前面を覆い尽くし、可能な限り積載能力を追求するが、高さも抑えているのがBUSTERSの特色。ハイラックスに装着したモデルはパネルが横置きとなるが、製品版では縦向きになる予定。
道なき道を進み、たどり着いた場所で一夜を過ごす。そんな自然との一体感を満喫するにはルーフトップテントが欠かせない。ハードタイプのカバーを備えたこちらのモデルは、大人2人が快適に就寝できる空間を確保している。両サイドにも窓が設けられており、入り口部分にはキャノピーも装備するので、快適性も高い。