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【4WD PROJECT】アクティビティに対応した仕様で走りも我慢しないアウトドアスタイル

走りが生まれ変わるアイテムが続々登場!

アメリカンテイストのカスタムを得意とする「4WDプロジェクト」。近年、アウトドアアクティビティに積極的にトライし、代表の西川氏自身が様々なアウトドアスポーツを行なっている。ジムニーでアクティビティを行なう際に、西川氏が必要なアイテムなどを吟味し、それらを反映したパーツ開発を行なっているのだ。

代表 西川和久さん

今回紹介するJB64は、基本装備は今までも紹介している2インチアップ。タイヤは225/75R16を装着し、ストリートメインで、扱いやすく乗り心地も良い。暖かくなってきたので、近々このクルマでSUPに行く予定とのこと。その際に、ルーフ上にSUPを載せたり、荷物を積載すると走りがスポイルされてしまうのが気になっていたそう。その問題をどうにかしたくて様々な対策を考えた結果、ECM書き換えのカスタムに行き着いたということ。今回のジムニーの走りは、実際に乗るとびっくり。かなり低回転域からトルクが発生し、この違いが分からない人はいないほどのパフォーマンス。荷物の積載で遅くなったジムニーがはっきり言って別物に生まれ変わる。このカスタムはアリだ!

シンプルだが、薄型のフォグランプ付きのFRPフロントバンパーが、シャープな印象を作り出している。
ルックス的にもオフロード走行でも効果的なスキッドプレート。フロントフェイスを効果的に演出してくれるアイテムだ。
グリルセンター部分にTOYのエンブレム。ホワイトメタル製で遊び心を演出する。このエンブレムがこのクルマを物語っている。
FRP製の、ルーバー仕様のボンネット。エンジンルームの熱を効果的に排出し、エンジンルーム内の空気循環に効果的だ。
サイドからナンバーを照らすナンバー灯を装備したリアバンパーに、小型のLEDテールランプ。オフロードを意識した薄型なのが特徴。
システムキャリアにカヤックやSUPを固定するユニットを装着。様々な川系アイテムを固定できるユニットだ。
長く人気を誇るMA Cツールのグリップシフトノブ。こちらは操作しやすく、しかも見た目もかっこいい!
インロックを外部から解錠できるスキャンロックタッチ。任意のナンバー操作で施錠、解錠ができるスグレモノだ。
オリジナルの2インチアップコイルスプリング、DanGan!。2インチアップと名付けられたこのサスペンションは、オンロード、オフロード共に扱いやすく、乗り心地よく乗り手を選ばないサスペンションと言える。タニグチ製A14Xとのマッチングも抜群だ。
RAYSのALAP-Jマットトランスルーセントブラック。センターハブ部分と、リム部分をダイヤモンドカットし、さらにその上から、マットブラッククリアを塗装した限定バージョン。あえて輝度感を抑えてシックな印象となるようにカスタムされたホイールだ。
斜め出しの砲弾テールを備えたDanGan!マフラー。近接騒音規制に適合し、車検にも問題なく通る。基本的に低中速重視の味付けで、音量も程よく、心地良いモノ。ルックス的にもテール部分がチラ見えするスタイルは、カッコ良いのだ。
アクティビティのアイテムを積載した状態でもかなりスポーティに走ることを可能としている。4WDプロジェクトオリジナルのECM書き換えチューンはかなり効果的。E-Majicと名付けられた書き換えECMは、ジムニーの走りをガラリと変えるアイテムだ。

走りをガラリと変えるE-Majicトルク重視のセッティングが良いカンジ!

現行ジムニーのエンジンセッティングは、レギュラーガソリンを前提とし、老若男女問わず扱いやすいようにセッティングがなされている。これは、あえてアクセルレスポンスを抑え、最大出力を自主規制の範囲内に抑え、フレキシブルな加速をしないようにしている。この味付けは、荷物をたくさん積んだ時や、大径タイヤ装着時にクルマの動きが鈍重となる。E-Majicは、内部データを書き換えることにより、鋭いトルクの立ち上がりを実現し、最大出力、最大トルクをかなり低い回転域で発生、大幅なパワーアップを実現する。これは、はっきり言って別物となるフィーリングだ!