【MOTORAGE】11種類ものスプリングを設定するので理想的なスタイルにアレンジできる懐の深さが魅力
4WDが本来持つ高いオフロード性能。それを損なうことなく、しかも何かしらの機能性を向上させるカスタムを行なう!それこそがモトレージが長年に渡り提案してきたポリシーで、その想いはランクルだけでなくあらゆる車種に共通したテーマだ。
例えばジムニーの場合、高い運動能力を引き出すために、スプリングだけでなくオリジナルのビルシュタインダンバーも開発。またFRPでありながら、強靭さを兼ね備えたバンパーもリリースしており、回頭性も重視する。他にも積載能力を拡大させるルーフ上やリヤゲートに装着したストレージボックスなど、運動性能だけでなく機能性も高めるアイテムを続々とラインアップしている。
またFJクルーザーや150プラド、ハイラックスはランクル70シリーズまでではないが、前後とも0.5インチ刻みで細かく仕様が選べるサスペンションキットが好評を博しており、まさにユーザーの痒いところに手が届くというありがたい存在。「誰か一人でもそのパーツを必要とするなら発売しよう!」というスタンスで歩んできたことで、そのオリジナルパーツの数はいちショップとしてのレベルを超えており、ある意味パーツメーカーに匹敵!GDJ76が登場したことで新たなパーツが加わることは明白で、その数は今後もきっと増え続けていくことだろう。
■JB74 JIMNY SIERRA
オフロード性能を高めるため3.5インチリフトを行なうが、オンロードの安定性も重視する硬めのバネとオリジナルのビルシュタインを組み合わせる。オーバーフェンダーの追加で、245/75R16タイヤが装着可能。ウインチやシュノーケルの追加で、全性能を引き出す。
オーバーフェンダーの追加で、よりワイドなタイヤに変更。3ピースで豊富なサイズ設定を誇るのガルバトレ2なら、ツライチが可能だ。
シエラ専用に設計された、ボルトオン装着可能なシュノーケル。冷たい空気を吸い込むので、レスポンスのアップや燃費の向上が期待できるアイテムでもある。
3.5インチリフトのスーパーHOTコイルにビルシュタインをセット。オンロードを重視したいユーザー向けだ。
FRPでありながら相当な強度を持つモトレージのバンパー(ウインチも搭載可能)。コーナー部が脱着式なので、スタイルや走りで選択可能だ。
フロントと同じFRP-T素材を採用する74専用のリヤバンパー。ナンバーやスペアタイヤの位置も変更し、デパーチャーアングルを拡大。
「ラゲージキャリアボックス」はたくさん物が入るボックスで、積載能力不足もこれで解消。蓋のロック機構も備わる。
オーバーフェンダーの追加で、よりワイドなタイヤに変更。3ピースで豊富なサイズ設定を誇るガルバトレ2なら、ツライチが可能だ。
■LAND CRUISER 150 PRADO
今でこそ150プラドのカスタムと言えばリフトアップが大多数を占めるが、デビュー当初は少数派。だが、そんな時からモトレージは「四駆が持つ機動力をスポイルしないカスタム」を掲げてきた。オリジナルパーツはサスペンションが中心となるが、バックランプやガード類は他に類を見ない。
ボディラインに沿ったエアロフェンダーカバーや、バックフォグをバックランプに変更するなど、さりげないカスタムがポイント。デモカーはフロント3.5インチ、リヤ3インチのリフトアップを実施。ショックアブソーバーはモトレージの特注ビルシュタインを組み合わせる。
■FJ CRUISER
クルマのカスタマイズパーツは一般的に、そのクルマが新車販売されている時に積極的にリリースされ、絶版となるとたちどころに沈静化。場合によっては在庫もなくなってしまう。それに対しモトレージでは、絶版となった車両のカスタマイズパーツも可能な限り継続して販売中だ。FJクルーザーはともかくとして、ビンテージとなりつつある様々な4WD用パーツも今なおリリースし続けている。
150プラド並みにスプリングのバリエーションが多く、フロントで1.0インチ~3.5インチまで0.5インチ刻みで好みの高さにリフトアップ可能。ステップとしての機能を持たせたサイドシルガードは、オン・オフを問わず使い勝手を向上させてくれる。大型ランプをルーフにセットできるエアロルーフライトバーといったアイテムもリリース。
■HILUX
車高をただ上げるのでなく、オフロードで「サスペンションが柔軟に動く!」これこそがモトレージのカスタム哲学の根本にあるもの。そのためフロントだけでなく、リヤのリーフスプリングを開発。3インチリフトアップし、四駆らしい姿はもちろんだが、走りの性能と両立させているのが特徴だ。
サスペンション以外のオリジナルパーツは、オーバーフェンダーとトノカバー。デモカーには20㎜ワイドを装着するが、構造変更が不要な9㎜ワイドも設定。他にも下回りを保護するガード類も展開しており、走る予定がある人は早めに装備しよう。