三菱自動車のモータースポーツ活動とラリーアートについておさらいしておきたい。三菱自動車は、モータースポーツへの挑戦を50年以上に渡って続けてきた。1967年から2005年まではWorld Rally Championship(WRC)に参戦して通算34回の総合優勝。1983年から2009年まではダカール・ラリー(パリ‐ダカールラリー)にて通算12回の総合優勝(7連勝も達成)を果たしている。そして2012年から2015年までは、アイ・ミーヴやアウトランダーPHEVといった電気自動車という新たなモビリティでも、モータースポーツに参戦してきた。特にダカールラリーにおいては、パジェロを操る二人の日本人ドライバーの活躍に心躍らせた読者も多いかと思う。1997年には篠塚 建次郎氏が総合優勝を、さらに2002年、2003年には、増岡 浩氏が総合優勝を果たした。
そんな三菱自動車のモータースポーツ活動を支えてきたのがラリーアートである。近年は活動を休止していたが、AXCR 2022への参戦で復活の運びとなった。現在ラリーアートは、モータースポーツ活動のサポートだけではなく、ラリーアートアクセサリーとして、「RVR」「エクリプスクロス」「デリカD:5」「アウトランダーPHEV」向けのドレスアップパーツをリリースしている。
■OUTLANDER
機能美を力強く表現した三菱SUVデザインをさらに進化させたボールド・ストライドコンセプトを採用。堂々したフォルムの中に、大地を踏みしめているかのような力強さや頼もしさも特徴。
■DELICA D:5
サスペンションは4輪独立懸架式を採用し、オンロードはもとより、オフロードでの衝撃もしなやかにいなす。オフロードや雪道で駆動を失った車輪にブレーキをかけ、脱出性能を高める機能も備えている。
■ECLIPSE CROSS
ボディサイズから判断すると同社のエントリーモデルであるRVRの最新版と思われるかもしれないが、サイズ感は似ていても、目指した走りは三菱のS-AWCコンセプトを具現化したもの。
■RVR
ボディサイズは全長4365㎜、全幅は1770㎜を基本としたコンパクトサイズ(Gグレードはホイールアーチモールを採用しているため全幅は1810㎜)。プラットフォームはアウトランダーやデリカD:5と共用する。
三菱自動車らしさに磨きをかけたトライトンをオフロードでテスト
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