TOP > 記事 > 【LEHRMEISTER】シンプルながら立体感が際立つ6スポークの最新ギア系LMGほかにも王道と革新を融合したOFFホイールは魅力的だ!

【LEHRMEISTER】シンプルながら立体感が際立つ6スポークの最新ギア系LMGほかにも王道と革新を融合したOFFホイールは魅力的だ!

あらゆる装着車種をカバーする豊富なバリエーションとサイズ展開で、多くの4WD・SUVの足元を彩ってきた『LEHRMEISTER(レアマイスター)』のホイール群。中でも4WD・SUVにターゲットを絞り、本格的なリフトアップスタイルにマッチするオフロードホイールを目指した注目株が〝レアマイスターギア〟を意味するブランド『LMG(エルエムジー)』だ。
 今回はそんなLMGの2024年最新モデル『LMG・エトナ』をハイラックスにマッチングした。そもそもLMGブランドの特色は、力強さを前面に押し出した仕立てにあり、エトナもLMGらしいパワフルかつメカニカルな形状の6スポークを採用している。
 ちなみにスポークが6本なのは6Hモデルだからで、5Hモデルの場合は力強い5本レイアウトとなる。このスポーク自体にも特徴があり、サイドが立ち上がった形状を採用してスポーク天面との高低差を与えることで、シンプルながらエッジを十分に効かせている。しかもリムの手前で落ち込む曲げアクションを加え、スポークエンドを大型のピアスボルトで留めたようなハードな造形を生み出している。
 LMGブランドで、今回マッチングを行なったハイラックスにターゲットを絞ると『オフスタイルⅡ』『CS-8』、そして『モンタグナ』 などもオススメだ。この豊富で多彩なバリエーションもLMGの魅力といえよう。

◆LMG・ETNA

マットブラック

ディープグレー

シンプルな6スポークながら、そこにギア系デザインの要素を組み込んだ『LMG エトナ』。角張ったフォルムのスポーク、ヘビーデューティなピアスボルトなどで、オフ系ホイールの魅力を凝縮した。さらにリムフランジの両端を立ち上げた立体的な意匠も採用。これが深いリムを際立たせくれるのだが、このディテールもエトナの特長なのだ。

ハイラックスやランクル系、ジムニーやハイエースなどに対応する15〜18インチの多彩なサイズバリエーションを誇る。カラーは定番のマットブラックのほか、ミリタリーテイストも感じさせるシブ味のあるディープグレーの2色設定。

◆LMG・OFF-STYLEⅡ

マットブラック

ミリタリーの雰囲気が感じられることから、クラシカルテイストとオフ系カスタムとの相性はすこぶるイイ!その〝最旬のレトロスタイル〟を目指したホイールが、『LMG・オフスタイルⅡ』だ。
 コンセプトは武骨でクラシカルな往年の鉄チン風。まさに懐かしいスチールホイール感を表現したもので、広く取ったセンター部に円を基調とした段差のある設計、スクエアに近いスリット状の窓を開けてディスクエンド4カ所に大きな切り欠きを添えたフォルムは、ひと味違ったギア感に溢れている。カラーも男気溢れるマットブラックのみで潔し!

◆LMG・CS-8

オフロードホイールとして定番の丸穴ディッシュを、新時代に合わせて解釈したLMG・CS-8。実はLMGには別でCS-9という同じ 〝レンコン〟 タイプのホイールがラインナップしているのだが、窓の数を9つから8つに減らすことで、丸窓のスペースをより大きく取ることに成功。結果として、丸窓の楕円形状が大きく伸びやかになって、フラット感を強めたディスクに強烈なインパクトを与えている。さらにリムフランジのビードリング形状も異なっており、このCS-8ではあえて切り欠きを入れないことで、よりリアルなビードリング感を主張している。

◆LMG・MONTAGNA

マットブラック/レッドリム

マットブラック/レッドリム

ブラックポリッシュ/ブラッククリア

大きさとカタチが異なる3種のトライアングルホール(三角形状)を組み合わせて、さらにリブラインで高低差をつけた抑揚あるディスクを特徴とするLMG・モンタグナ。力強くワイルドでタフ、オフ感・ギア感の強いさまざまなデザイン要素を凝縮している。なお、ディスクとリムとの境目が深く、別体に見えるフランジのビードリング形状はリベットを打ち込んだような独特のスタイルで、切り欠き面を斜めにスラントさせているのもポイントだ。センター部の意匠はさながらミニ5スポークホイールのようでもあり、8交点ホールとの対比も実に面白い。