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【データシステム】ジムニーの前/後/サイドの死角をカメラ映像でカバーする

 オフロード走行から普段使いまで、高性能な4WDシステムとコンパクトなボディを武器にして、さまざまなシーンで活躍してくれるジムニー。近年では女子ユーザーも増えて、幅広いユーザー層に愛されるクルマになっている。
 そんなジムニーをもっと快適&安全に使いこなすために追加したい装備が“周辺カメラ”。そこで注目したのがデータシステムがジムニー専用に開発したカメラだ。
 街乗りでの縦列駐車などで活躍するのに加えて、オフロードでは路肩の確認や後退時の路面確認など、さまざまなシーンで安全性を担保する各種のカメラ。しかしボディに異質なカメラが唐突に取り付けられているのはいただけない……。カメラにはデザイン性も大切なのだ。そんなニーズを汲み取って作られたのが、データシステムがラインアップする各モデルだ。
 後方を映し出すハイマウントリアカメラは、ウォッシャーノズル部分を利用してカメラカバーを取り付ける画期的な手法。フロントはオリジナルグリルの中にカメラをビルトインするデザイン。そしてサイドカメラは、ドアミラーのマウント部に合わせたカメラカバーをデザインして違和感なくフィットさせているのも素晴らしい。
 全方位の死角をカバーし、なおかつデザイン性を損なわないデータシステムのジムニー専用カメラ。まとめて導入して街乗りからオフロード走行までの安全性アップを狙おう。

■ハイマウントリアカメラキット

RCKシリーズ(JB64W用/JB74W用)RCK-91J3(つや消し黒塗装)

ハイマウントリアカメラはネーミングの通り高い位置にマウントされているのが特徴。取り付け場所はジムニーの純正リアウォッシャーノズルを利用しているのが独特。この部分にカメラカバーを設置し、カメラと純正のウォッシャーノズルを共存させている。デザインのスマートさも際立つ設計だ。また、カメラ映像は車両の高い位置から後方を見渡せるので非常に視界も広く見やすいのが特徴。後方を広い範囲で見渡せるので安心感も満点だ。

実際にジムニーを河原に持ち込んでハイマウントリアカメラの映像を確認してみた。背面スペアタイヤを移し込んだ状態なので、クルマの後端位置がわかりやすく、水辺のギリギリまでクルマを後退させることができた。

■オリジナルフロントグリル

AER464-G1(カメラ内蔵タイプ・B64W用/JB74W用)

データシステムが開発したジムニー用のフロントカメラは、なんとオリジナルのフロントグリルに内蔵する構造だった。グリル部分をそっくり取り替えることで横4本バー形状のデザインに変更可能なこのパーツ、中央部をよく見るとバーの一部にカメラがビルトインされているのがわかる。このカメラで水平方向180度を見渡すことができるので、フロントまわりの視界確保は万全だ。(※カメラ無しもラインナップ)

広角カメラ(水平180度)を採用しているので、フロントまわりを広く映し出してくれるのが安心。実際に水辺までクルマを進めた際に、コクピットからは見えないボンネット真下の状況までがカメラ映像で確認できた。

■車種別サイドカメラキット

SCK-104J3K(JB64W用/JB74W用)

データシステムではサイドカメラも車種別に専用設計しているのが特徴。もちろんジムニー/シエラ用にも専用のサイドカメラを用意する。取り付けるのはサイドミラーのマウント部分。ここに専用設計したカメラカバーを装着して、カメラをビルトインするという構造。そのため取り付けた際に違和感も無く、ほとんど存在感も無い。またカメラは角度調節が可能で、リフトアップ時でもカメラ画角を変更して狙ったポイントを映し出すことができるのも嬉しい仕様。

固定型のカメラでリフトアップすると見たい場所をカメラが映し出してくれない場合もあるが、このモデルはカメラ画角の調整機能が備わっているので、自由な角度に設定可能。またドアミラーマウント部にカメラを設置するので、ミラーを折り畳んでもカメラ画角が変わらないのも使いやすい仕様だ。