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トライトン アルミホイール

2024.03.07

ノーマル車高でアクティブに！トライトンタイヤマッチング検証！

　国内デビュー前から大注目され、鳴り物入りで日本に投入されたピックアップトラック・新型トライトン。それだけに納車が待ち遠しい人も多いだろう。そんなトライトンをカスタムするなら、ファーストステップはやはり足元から！タイヤ＆ホイールチェンジは、見た目を変えられるのはもちろん、性能面のアップデートができる。
　そこで今回は純正フェンダーが装着されたトライトンの最上級グレード・GSRをサンプルとして、ノーマル車高のままタイヤ＆ホイールチェンジをすると、どんな変化が現れるのかを検証してみた。純正のタイヤサイズに加え、今後の指標になるであろうカスタムサイズのマッチングを行なう。
　今回の記事では新型トライトンという、アメリカンなキャラクターのピックアップトラックであることに配慮してATタイヤやMTタイヤといったオフロードタイヤ主体での紹介となる。こちらも要注意だが、例え同じATタイヤで同じサイズであっても、メーカーによって外径が違ってくることは多い。そのためタイヤの種目に対して、使用条件も必ず考慮して欲しい。
　装着するアルミホイールは、大手メーカーであるRAYSとMIDホイールに全面協力してもらい、各タイヤサイズにピッタリのホイールをチョイスしてもらった。
　タイヤとのマッチングも含めてカスタムのイメージを膨らませて欲しい！最後に今回の実証記事は、あくまで参考データとして捉えてもらいたい。実際に購入する際はプロショップやタイヤ＆ホイール量販店にご相談を！

■タイヤ選びで重要なのは「外径」と「幅」

タイヤを選ぶ際のポイントになるのが、タイヤの「外径」と「幅」。そう、純正サイズより外径や幅が大きすぎるとインナーフェンダーなどに干渉することもある…。またメーター誤差が生じてしまう恐れもあるので、タイヤを選ぶ時は純正サイズ内に収めるのが理想だ。
　ちなみにトライトンの純正タイヤサイズは２つある全グレードで共通。その外径は775㎜、幅が265㎜となる。カスタマイズする場合はこの数値を参考にすると良い。
　ただしひとつだけ注意点があって、タイヤ＆ホイールのサイズは同一にもかかわらず、グレードによってオーバーフェンダーの有無があることだ。実際、片側約30㎜ワイドフェンダー装着のGSRは少しだけフェンダー内にタイヤが入り込んでいる印象を受ける。そこを上手に補正できるサイズを選べるとカスタマイズする効果が高くなるし、またそれを選んでいる間はすこぶる楽しい時間になるだろう。

GSR

【トライトン】全グレード ※純正タイヤサイズ＆オーバーフェンダーの有無
GLS →265/60R18（外径：775㎜　幅：265㎜） ※フェンダーレス
GSR →265/60R18（外径：775㎜　幅：265㎜）※約32㎜ワイドフェンダー

GLS

【トライトン】全グレード ※純正ホイールサイズ
GLS →18×7.5J+46 6H-139.7
GSR →18×7.5J+46 6H-139.7
タイヤ＆ホイールを変えると、これまで踏み込まなかったようなオフロードにも積極的に行ってみたくなる。

■【265/60R18】BFGoodrich All-Terrain T/A KO2（純正同等サイズ）

純正同等でもホイールとタイヤが変わると大きく見える！
安心してカスタムできるのにちゃんと無骨な雰囲気になる

ホイール：A・LAP – 07X
18×9.0Jインセット19（6H‐P.C.D.139.7）

タイヤ幅：272㎜/タイヤ外径：775㎜

純正サイズと同等ということは、様々なデメリットが皆無で、安心して履き替えができることが最大のポイントだ。もちろんサイズはそのままでもオフロード系タイヤ＆ホイールに変えるだけで印象は激変する。またホイールサイズを下げないため、ホイール自体が目立ってドレスアップ効果も期待できる。オンロード走行で言えば、ゴムの厚みが薄い方がタイヤヨレが少ないため、高速走行やコーナーでの安定性も◎なのだ。

■【265/65R17】BFGoodrich All-Terrain T/A KO2(純正外径サイズ×インチダウン)

カスタムの王道手法であるインチダウンは
肉厚タイヤが選べるようになって四駆感がアップ！

ホイール：NITRO POWER M16 ASSAULT
17×8.0Jインセット20（6H‐P.C.D.139.7）

タイヤ幅272㎜/タイヤ外径776㎜

タイヤの幅、外径を純正サイズのままでインチダウンし、BFGoodrichのオールテレーンT/A KO2を装着した。ノーマル車高のままでインチダウンすると、オフロードタイヤの肉圧面積が増えてグッと四駆感が増す！ さらにハイトが上がったことで、オフロードでホイールを石などにヒットしてしまう確率を減らすことができる。さらにタイヤのエアボリュームが増えるため、四駆らしいしなやかで柔らかい乗り味を獲得することもできる。

ホイール：VOLK RACING TE37XTR
17×8.0Jインセット±0（6H‐P.C.D.139.7）

▲注意：GSRが装着する純正フェンダーに対して、よりツライチ感を狙ってVOLK RACING TE37XTRに設定されているマイナスインセット傾向の±0を選び、同じタイヤ＆同じサイズでマッチング検証した。すると、うっすらタイヤのサイドウォールがフェンダーからはみ出してしまった…。もしGSRの純正フェンダーでツライチを狙うなら「インセット5」あたりがベターかもしれない。もしくは三菱純正オプションのフェンダーアーチの設定もあるので、割り切ってそちらを装着すれば、ベストなマッチングが望めるだろう。

■【265/70R17】BFGoodrich Mud-Terrain T/A KM3(1サイズアップのカスタムに挑戦！）

絶対的に迫力が増すタイヤのサイズアップによって
アグレッシブなスタイルを実現する！

ホイール：gramLights 57DR-X
17×8.0Jインセット20（6H‐P.C.D.139.7）

タイヤ幅272㎜/タイヤ外径810㎜

アメリカンな雰囲気が漂うピックアップトラックなので、トライトンでもやはり大きく太いタイヤを履きたいと思うユーザーは多いだろう。よって無加工で安心して履けて、かつ車検時のスピードメーターの誤差も心配ないワンサイズアップを試してみた。純正車高で外径をワンサイズアップするとクルマとのサイズ感の見た目はもちろん、純正サイズから外径をワンサイズ上げたことで、手軽に車高も上げられる。

ホイール：TEAM DAYTONA M9+
17×8.0Jインセット±0（6H‐P.C.D.139.7）

※17×8.0Jインセット20の場合

▲注意：1サイズアップにおいても、インセット±0との組み合わせではやはりフェンダーからギリギリはみ出してしまいそう…。逆にインセット20を選んでおけば、ATタイヤよりもゴツゴツしているBFグッドリッチのマッドテレーンT/A KM3を履いても問題無し！インナーフェンダーに干渉もしなかった。ハンドルを目いっぱいに切ったとしてもどこにも当たる様子はないし、フェンダークリアランスの見た目もかなりバランスが良好になったといえるだろう。
※検証に使用したホイール＆タイヤは純正車高でインナーフェンダーに干渉しないであろうサイズを選んでいます。ただし装着によって　メーター誤差が生じる場合があります。購入の際はプロショップやタイヤ＆ホイール量販店にご相談ください。

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