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【autoflags】デリカにこだわり、ミニにもこだわる!長年のセンスで仕上げた親子コーデ

2023年の東京オートサロンの三菱自動車ブースでベールを脱いだデリカミニ。そこにはノーマルだけではなく、フルカスタムといっても過言ではないデリカミニが展示されていた。このデリカミニの製作に携わったのが何を隠そうオートフラッグスで、「デリカにこだわる」姿勢を長年貫いてきたことで、白羽の矢が立ったといえる。
 オートフラッグスの杉村代表は「ミニバンと本格4WDが融合したD:5は、非常にユニークな存在。高い機動力を備えているので、リフトアップした四駆らしいスタイルを楽しみたい人も多い。当社もかつてはそういったカスタムを手掛けていましたが、改めてD:5のユーザー層を考えた場合、良い意味でファミリーカーなんですよね。休日はアウトドアを楽しみたいけど、平日は通勤や買い物に使う人がほとんど。スーパーや自宅の車庫の高さ制限があるかもしれないし、そういった機能を阻害してまでカスタムするのはナンセンス。そこで極力車高が高くならず、かつルーフのほぼ全面をカバーできて、フル乗車でもキャンプに出かけられるデリカの弱点を克服するルーフキャリア『BUSTERS』を開発したのです」と語った。
 確かにBUSTERSシリーズをリリースする以前から、オートフラッグスでは加工を必要としない、ユーザーがDIYでカスタムを楽しめる〝ボルトオン装着〟にもこだわり、まさにその集大成がこのD:5カスタムなのだろう。
 そのコンセプトやエッセンスはデリカミニにもしっかりと継承されており、軽自動車の積載能力不足をバスターズミニで解消する。もちろんルーフラックへのアクセスも考慮し、専用のリヤラダーもリリース済み。
 さらにフロントバンパーガード&スキッドプレートを兼ねた『DANSHAQ(ダンシャク)』は、D:5の超ヒットアイテム『GOQBUTO(ゴクブト)』のイメージもあり、デリカミニの可愛らしいフロントマスクに、凛々しさを与えてくれる。さらにオリジナルの30㎜リフトアップスプリングを組み込んでタイヤ&ホイールをチェンジして、より「デリカらしさ」を表現したスタイルを構築している。
 実はオートフラッグスのパーツは全国のオートバックスでも注文することが可能となっている。ネット通販が苦手という人は、最寄りのオートバックス店舗でオーダーするのもアリだろう!

■DELICA D:5

今回D:5に装着しているのは、ハードケース仕様のサイドオーニング(試作品)、遮光性&耐熱性のスクリーンはもちろんだが、最大の特徴はオートで巻き込んでくれる事。意外と大変な撤収作業も楽チンだ。
フロントバンパーをしっかり守り、さらに補助ランプも装着できるGOQBUTO RIII。ノーマルバンパーに追加するだけで、アグレッシブさを際立たせることができる。
ヘッドライトの周りには、マットブラックのステッカーを追加。見違えるほど精悍なフロントマスクに生まれ変わる。
オートフラッグスのスプリングに、4×4エンジニアリングのビッグカントリーショックを組み合わせる。リフト量は30㎜となるが、心地よい安定感を実現。
ドレスアップとしてだけでなく、ボディの保護にもなるマッドフラップ。河原程度のオフロードでも、装着しておいた方がベター。備えあれば、憂いなしだ。
電動サイドステップは、小さな子供がいる家庭にはマストアイテム。ドアを閉めると自動的に格納されるので、オフロードなどでぶつける心配も少ない。
エンジンの真下に装着する事で、オフロード走行時のトラブルを未然に防ぐエンジンガード。3㎜厚のアルミ合金製で、安心感もアップ。なお、ブラック仕様も好評発売中だ。
ノーマルマフラーに装着するだけで、スポーティさをますことができるマフラーカッター。
ノーマルバンパーに追加するBUCKARMOR。リヤバンパーの保護だけでなく、ヒッチメンバーの機能も併せ持つ逸品なのだ。
ラダーとリヤスポイラーはどちらか1つしか装着できないブランドが多いが、オートフラッグスではどちらも装着できるスポイラーも発売中。ワガママなオーナーの夢にも、しっかり対応してくれる。
レザー調のシートシートカバーを装着し、雰囲気を一新。外観はワイルドで纏めているが、車内は対照的にゴージャスさを追求する。

2.1mの立体駐車場に入場可能!

近年、高さを抑えたルーフキャリアが各社から発売されているが、その先鞭をつけたのがこのBUSTERS2080HD改。多人数が乗車しても様々なアウトドアギアが積載できるのは当然だが、ドレスアップパーツとして選ぶユーザーも非常に多い。ちなみにAVAのストレージボックスが2個セット可能。ちなみにこのボックス、専用金具を使用するのでラッシングベルトが不要だ。

■DELICA MINI

フロントバンパーを保護するとともに、ワイルドな雰囲気も演出してくれるDANSHAQ(ダンシャク)。本体はスチール製で、スキッドプレート部はアルミを採用。もちろん、各種安全装備への悪影響も一切ない。
ラックへのアクセスのために、リヤラダーは日必要不可欠なアイテム。ステップ部分はフラットとしており、昇降性にも配慮する。またマフラーカッターやトレイルフックを追加する事で、後ろ姿にアクセントを与えてくれる。いずれも試作品だが発売が待ち遠しい。
ノーマルマフラーに取り付けるだけで、スポーティ性が高まるマフラーカッター。後ろ姿が見違えるほどスポーティになる。ある意味コスパは最強と言えるだろう。
30㎜リフトアップした事で、ノーマルよりも1サイズ大きな165/65R15が装着可能となる。そこでタイヤはオンロード性能を重視しつつ、MTタイヤと思うほどワイルドなオープンカントリーR/Tを組み合わせる。
ホイールはXTREAM-JのXJ07をセット。ブロンズやグラスブラックマシンインディゴという妖艶なカラーを展開。なおホワイトは、オートフラッグスの専売モデルだ。
レザー調シートカバーを装着。肌触りが良く、高級感も演出可能。アウトドアで使用するとシートの汚れが気になる人は、予め装着する事をお勧めする。
CRAFT AOIのラクダニーを装着し、頭上の空間を有効活用。小物をすっきりと収納できるので、普段使いはもちろん、アウトドアでも重宝するアイテム。

デリカミニもこれで弱点を克服!

オートフラッグスの大ヒットアイテム「BUSTERS」。もちろんデリカミニにジャストフィットするサイズが登場。荷物を積載できるスペースは1460×970㎜となるが、ルーフ全面をほぼ多い尽くすので、積載能力が飛躍的にアップできる。コンパクトで運転しやすい反面、どうしてもD:5と比較するとラゲッジスペースは小さいが、その欠点もこれで解消! 先端部には空気を整流するディフレクターも標準で装備。

■色が変わるだけでイメージが一新!

モスグリーンのボディカラーにウッド調パーツを追加してアースカラーで仕上げられたデリカミニ。実は白のディフェンダー風デリカミニと基本的な装着パーツや仕様は同じだが、追加パーツの一部をウッド調塗装で仕上げることで、全く違った印象となった。残念ながらこのウッド調パーツの製品化予定は全くないが、オリジナリティに溢れたカスタムの参考にはなる。