【Mclimb/Weed】サーフ専門店・Weedが激推しする185サーフ事情
乗りの快適さは大切だけど、せっかく4WDに乗るなら、乗用車では踏み込めないフィールドでアウトドアを楽しみたい。しかも人と違う個性的なスタイルであれば、なおさら楽しくなるし、欲をいえば、少しクラシカルでビンテージな雰囲気も味わえたなら…。そんな欲張りな要望を叶えたいユーザーに注目して欲しいのが、この185サーフだ。
以前は手頃に買えるスタイリッシュSUVというイメージが強く、若い四駆乗りはほとんどがサーフユーザーという時代もあった。だが今では「ずっとサーフ好きで経済的にも時間的にもゆとりが生まれた」というミドルエイジの年代へユーザーがシフトしている。
そんなユーザーのために、ウィードが提案するのは、見た目だけでなく機関類などの信頼性や安全性も担保したモデルだ。確かに20年以上経過した車両なので心配するのも当然だが、ウィードではほぼ全車のラジエター交換を実施し、フルレストとまでは言わないが、それに近い重整備も施している。
若い頃は見た目が良ければOKだったかもしれないが、大切な家族や荷物を載せる機会が増えると、安心して乗れることを重視したくなる。そんな根幹部を整えた上で、機能と個性、気持ちが上がるカラーリングを施してあれば、より愛車が好きになれる。古事成語の『無事之名馬』が意味する、目的地に出かけてちゃんと帰ってくることは、まさにウィードのサーフのためにある言葉といえよう。
HILUX SURF 185 XC STYLE
オリジナルのスプリングで2.5インチリフトアップを実施した185サーフXCスタイル。さらに17インチタイヤ&ホイールを組み合わせるのが今どきだ。また、このコンプリートではフェンダーやサイドステップ、リアバンパーのステップ部に独特の質感のラプターライナー塗装することで、ワイルドな雰囲気を演出。ちなみにチューブタイプのサイドステップはXCスタイルだけの装備。サイドシルを保護する機能も備えているので、サーフを〝四駆〟として楽しむならオススメ。
ウィードのオリジナル製品ではないが、他社製品を組み合わせるカスタムも、ユーザーのために積極的に導入。なお、185&215サーフではトヨタマークでなくTOYOTA文字のスタイルが人気を集めている印象がある。
レザー調のシートカバーやフロアマットで車内もリフレッシュさられた。ブラックレザーを巻いた落ち着いた大人な仕様のステアリングも新発売。形状は純正ステアリングがベースなので、使いやすく安全性にも配慮している。
タイヤは、マッテレのジオランダーM/T G003(LT285/70R17)。185サーフが新車販売された頃は16インチサイズが主流だったが、17インチをコンビして新しいサーフ像を生み出す。
XCスタイルのワイルドさに見合う足もととして、大砲(カノン砲)の砲身をモチーフとした4WDらしい力強さを演出する6スポークのエムクライムのオリジナルホイール「カノン」をセット。強いコンケイブフォルムを与えたディスクデザインと艶無し黒のモノトーンなマットブラックとが相まって、US四駆的なスタイルを醸し出している。
近年のルーフキャリアのトレンドとして、薄さを追求したものが増えたが、いずれも現行車種に合わせて設定された製品ばかり…。そこで少し前のクルマに乗るオーナーが抱える悩みをを打破するために、ウィードでは185サーフ用のルーフラックを新発売!今回装着しているのはVer.2で、185サーフのスポーティなボディラインにフィットするように設計されており、風切り音を極力発生させない形状を採用。
写真のように、ウィードオリジナルのルーフラックにオプションとしてARBサイドオーニングとAVAストレージBOXの3点をセットにした〝アドベンチャーパッケージ〟も販売中。安心・確実に荷物を積載でき、サッとアウトドアを楽しめるオーバーランドスタイルを一度は試してみたい。
今、本格派レトロ四駆の185サーフが狙い目!
ブラック(orホワイト)化で統一感と高級感を演出するBKスタイルや、USモデルの4ランナーを彷彿とさせるナロー仕様など、バラエティ豊かなカスタムサーフをウィードでは展開中。それらと異なり、街乗りからアウトドアまで幅広い使い方に対応するのが、今回紹介するXCスタイル。同じ185サーフベースだが、ユーザーの使い方や好みに合わせたモデルを提案してくれるのだ。
NEWS
1月12日(金)から開催される東京オートサロン2024に出展する185サーフの製作も進行中。オールペンや下回りの防錆処理が行なわれ、この後エンジンや各部パーツの艤装に取り掛かる状態だ。ちなみにこのリフレッシュメニューはショーカーだけの特別プランではない。作業の程度こそあれ、ウィードで取り扱うサーフ全車が安心して乗れるクルマに仕上げられるのだ。