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【MOTORAGE】4WDとしての走破性や利便性を損なうことなく、その性能をさらに高める製品づくりを続ける!

 ランドクルーザーに感じる魅力は人ぞれぞれだと思うが、誰もが惹かれるポイントは「4WDとしての高い機動力や走破性」に違いない。1982年に創業したモトレージは歴代のランドクルーザーと常に関わり続け、様々なオリジナルパーツを提案している。奇しくも70系とはほぼ同じ月日を歩み続けていること、そして最もオフロードを意識したモデルということもあって、エクステリア/インテリア/スープアップアイテムなど、ほぼ全てのカスタマイズアイテムをモトレージではラインアップしている。

 モトレージでは他社がリリースしないようなアイテムでも「誰かの役に立つのなら…」というスタンスでオリジナルパーツを開発している。またサスペンションには特に強いこだわりがあり、現在GRJ70系用では2/2.5/4/4.5インチリフトを設定しており、ユーザーにとってベストな仕様・スタイルに仕上げることが可能だ。加えてランクル70が三度国内で販売を開始したことも後押しとなり、新たに専用のビルシュタインショックアブソーバーの発売も決定!オフロードの走破性だけでなく、オンロードでの安定感や上質な乗り心地も目指したもので、ランクル70がもっと気持ち良く乗れるようになること間違いなし!
 加えてブレーキ系のチューニングパーツも充実しており、「走る・曲がる・止まる」のバランスを考えた「正しい調律」を提案する。モトレージの最大の魅力は、そんな頼もしさと言えるだろう。

■LAND CRUISER GRJ76

4.5インチリフトのサスペンションに変更し、片側45㎜ワイドのオーバーフェンダーの装着で一回り大きなシルエットを実現。タイヤサイズは315/70R17に変更。前後バンパーはノーマルよりもコンパクトなものに変更し、オフロードでの走破性も向上する。
オリジナルのサスペンションで、4.5インチのリフトアップを実施。リーディングアームに10cmのダウンブラケットを装着し、オフもオンも安定した性能も実現。更に70専用のビルシュタインショックも近日発売予定で、より気持ちよく走れる足回りを目指す。
WARNのZEONやXD9000が搭載できるスポーツバンパータイプⅡ。FRP素材を採用することで回頭性の悪化も発生しない。
ライセンスプレートはモトレージの跳ね上げ式ホルダーに変更。フロント周りをすっきりとし、機能的に見せる。
ステップとしての機能に加え、サイドシルをしっかり保護。ステップ部分の角度は2段階で調整が可能となっている。
ルーフ全体を覆うほど大きなFRP製のルーフボックスで、積載量をUP。ボックスの装着には市販のベースキャリアなどが必要となる。
リフトアップしたことで、BFグッドリッチのKM3(315/70R17)へサイズアップ。FUEL ANZA D557(8.5J×17、±0)をセットする。
純正ラジエターグリルと交換。スポーティな外観はドレスアップの為だけでなく、エンジンルームの冷却性能も向上するのだ。
オフロードでダメージを受けないように、金属素材を採用するMTRリアバンパーを装着。コンパクトな設計で専用のLEDランプも付属。
砂塵の吸い込みを極力防ぐシュノーケルを装備。デモカーにはタイプ1を装着するが、先端の形状が異なるモデルも設定する。
エンジンルームの整備性を高めるために、ボンネットダンパーを追加。写真のカーボン仕様の他にブラックもラインアップ。
ランプなどの電装部品を追加した場合、電気の不足が心配になる。そこで純正と同サイズだが高出力のオルタネーターに変更。
良好なコンディションを長期間維持できる様にラストアレスターという防錆装置を装着。新車の時から装着しておきたい。
ブレーキパッドやローターに加え、ブレーキのマスターシリンダーの動きを抑えるストッパーも追加し、安心感を向上させる。
片側45㎜ワイドのオーバーフェンダーを装着。ノーマルよりもワイドなタイヤを装着したいなら必需品と言えるアイテムだ。
ノーマルのリヤバンパーを外すとボディが丸見えになるが、リアバンパーサイドを装着すれば美しく仕上げることができるので注目の逸品。
ミッション部分は特にしっかりガード。素材はジュラルミンで、岩に乗っても曲がることはない。
スポーティなフロアマットや確実さ操作を実現するペダルもラインアップ。ドリンクホルダーや小物入れもあり、機能性をアップ。

■LAND CRUISER 150 PRADO

 アウトドアだけでなく、都会にも映えるスタイリッシュなフォルムで大ヒットとなった150プラド。中期型以降で一気にその人気は高まったが、モトレージではデビュー当時から一貫してオフロードスタイルを提案し続けている。
 カスタムの中心はやはりサスペンションで、ガソリン/ディーゼルそれぞれにスプリングを専用で設計。フロントは1〜3.5インチ、リヤは0.5〜3インチまで、0.5インチ刻みで細かくスプリングを設定しており、自分の思い通りのシルエットを実現することが可能だ。
 またヒッチカバーやバックフォグを利用したバックランプは他に類を見ない製品で、もちろん車検にも適合する。オリジナルのテールパイプは左右2本出しのレイアウトであるが、オフロード走行時のトラブルにも対応できるようにスペアタイヤを外す必要がないのもモトレージの哲学を感じさせてくれる。
 ボディ下部にはジュラルミン製のガードを装着し、エンジンやミッション、燃料タンクなどをしっかりガードする。まさに備えあれば憂いなし!だ。

サスペンションをリリースするメーカー/ショップは多いが、モトレージが他社との決定的に異なるのは、尋常と思えないほど豊富なバリエーションを展開していることだ。0.5インチ刻みで好みの車高を選べるだけでなく、前後のリフト量を自由に組み合わせる事が可能だ。
構造変更が不要な片側9㎜ワイドのエアロフェンダーカバー。純正のマッドフラップを取り外して装着する。
US TOYOTAの純正ヒッチメンバーを装着する際に、美しく仕上げるオリジナルのカバー。前中期用と後期用を設定。
モトレージのオリジナルの左右出しテールパイプ。他社との決定的な違いは、スペアタイヤを残したまま装着できる点。
床下各部をしっかりガード。オフロードを走る機会が多いなら、フル装備をオススメしたい。
純正バンパーに沿う形状のスキッドプレートを装着。素材はジュラルミン製で、3㎜厚を用意する。
バックフォグのレンズをクリアに変更し、バックランプをスマートに装着。オフロードでヒットする心配もない。
TJM製のシュノーケルを装着。ダストや雨水などが極力入らない様に、インテークが後方を向いた仕様となっている。
 40余年に渡り、ランドクルーザーのみならず様々な4WDを手掛けて来たモトレージ。いちショップの規模を遥かに超えたオリジナルパーツを展開しメーカー的な側面も持つが、その軸足は「1人1人のユーザーとしっかり対話し、その人が求める最適な仕様を作る」プロショップとしての立場は創業以来姿勢には、全く揺るぎがない。
 今回はモトレージに通うユーザーにも集まって頂き生の声を聞いてみたが、皆さん「お店」と「お客さん」という関係を超えた絶大な「信頼感」抱いている。これこそが、モトレージの「魅力」であると断言しよう。

HZJ76 増田光範さん

2000年に購入し、以来モトレージ一筋という増田さん。2年ほど前にボディの全塗装を依頼したが、メンテナンスなどに関しても親身になってくれ、常に最善の提案をしてくれる所が非常にありがたいと語る。

GRJ76 松浦 光森さん

モトレージの創業からお世話になっている松浦さん。クルマの町医者的な存在で、いつ行っても面倒を見てくれる安心感と頼もしさが魅力と語る。まさに関西地区のランクルユーザーにとって、欠かせないお店と言えるだろう。

GRJ79 中村晋輔さん

松浦さん同様、創業時から通う中村さん。お店とお客さんという関係を超え、取材の時のサポートはもちろん、一緒にAXCRに参戦するほど。クルマの不調を感じても、圧倒的な知識量で的確に解決してくれる所に絶大な信頼を感じているそうだ。

HDJ81 臼杵保志さん

平成6年から48万km乗り続ける臼杵さん。何と言っても安心感が絶大で、他の人に触らせたくないし、自分にとっては主治医とのこと。修理やメンテの際にただ直すだけでなく、同時にグレードアップの提案もしてくれるのも嬉しいと語る。

FZJ80 吉田圭司さん

30年前にBJ70を購入した事がきっかけで、モトレージに通う吉田さん。以来、77、100、200、80と世話になっている。パーツ選びの際もモトレージの岡本さんはダメなものをハッキリダメと言ってくれるので、絶大な信頼を感じているそうだ。

GRJ76 新見昌生さん

ジムニーを3台乗り継ぎ、カッコイイ四駆に惹かれ76に乗り換えた新見さん。技術系のお仕事をされており、岡本さんは話が会うことも多いそう。電話で話をした時に熱意や愛着を感じたそうで、「岡本さんなら安心してクルマを預けられる」と直感。