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【JAOS】キングオブオフローダーに相応しい新たなプロテクションを新設定

国内有数の4WD&SUV専業パーツメーカーであるジャオス。そのジャオスの展開するスタイリングと言えば、一様に「ジャオスタイル」と呼称されている。それでは、ランドクルーザーの「ジャオススタイル」の軸はどこにあるのか?ジャオスの広報を担う内田氏に聞いてみた。
「ジャオススタイルといえば、『フロントプロテクション』『フェンダーガーニッシュ』そして『リフトアップ』の3点装着が基本と言えます。その中で特にスタイリングのポイントになるのは『フロントプロテクション』ですね。」これまで、一部車種を除いてジャオスのフロントプロテクションと言えば「スキッドバー」が主流だった。しかし、ランドクルーザー300からその流れが変わってきたという。
「根強いご支持をいただいているスキッドバーですが、ランドクルーザー300クラスの車両には少しスマート。そこで樹脂によるプロテクションを検討しました。」そして誕生したのが「フロントバンパーガード」だ。アプローチアングルを確保しながらラギッドなデザインを実現したそのデザインは、オフロードパフォーマンスと所有感を同時に満たすランドクルーザーシリーズにこそジャストフィット。そして、その流れは最新のランドクルーザー250にも展開される予定なのは前頁のイラストを見ても明らか。新たな“ジャオススタイル”が4WD&SUVアフターパーツマーケットに降臨する。

エクステリアパーツ

自動車メーカーへのOEM供給で培った高品質な製品づくり

創業当初はメタル系オフロードパーツを得意としていたジャオスだが、自動車メーカー系OEM受注によって高度な樹脂製品作りのノウハウを吸収。それらを自社のオリジナルパーツへとフィードバックすることで製品クオリティを引き上げている。

機能系パーツ

日常での徹底した走り込みで鍛え上げたBATTLEZフィロソフィ

「日常で感じる高性能」をコンセプトとしているジャオスの機能系ブランド「BATTLEZ」。そのため、定めたコースでの走り込みに加えて様々なスキルレベルのスタッフが日常的に使用することで、ウイークポイントの洗い出しを行なうのだという。

ホイール

“ジャオススタイル”の足もとに相応しいデザインとクォリティ

「ヨンク…ましてやランドクルーザーの足もとに相応しいホイールとは?」との自問の上に開発されたランドクルーザー用ジャオスホイール。そこには「華美」や「流行」とは異なる「スタイル」がある。

汎用品

品質と拡張性にこだわったフラットラック

アウトドアブームに乗じて数多流通しているルーフラックだが、そのほとんどが輸入品。そこでジャオスでは国内産にこだわり、純正用品サプライヤーとの共同開発を行なったという。純正用品に課されている荷重試験なども行なわれている。

■LAND CRUISER 300 JAOS style

ランドクルーザー100系から200系までは、「大型ランドクルーザーにはまずローダウンエアロを設定」というのがそれまでのジャオスのセオリーだったという。ところが、空前のアウトドアブームの真っ只中、14年ぶりにデビューした大型ランドクルーザーである300系に対し、ジャオスでは新機軸のプロテクションパーツを設定した。「史上最高レベルと言っても過言でないほどオフロードパフォーマンスにこだわって開発された300系を目の当たりにした時、どうしても新たなプロテクションパーツを開発したくなったのです」。そして誕生したのが「JAOSバンパーガード」だ。以降、様々なモデルに横展開される重要パーツへと成長している。
比類ないオフロードパフォーマーであると共に、プレミアムSUVという側面も持つランドクルーザー300系。ジャオスでは、そのエクステリアパーツにも同様の2面性を表現したかったのだという。そこで、アプローチアングルを確保したボリュームの中にアウトドアギアのプロテクション形状をインストール。新たなジャオスのプロテクションパーツが誕生した。

■LAND CRUISER PRADO JAOS style

キングオブランドクルーザーである300系、新車で入手可能なレジェンドともいえる新70系、それでは最後のプラドともいえる150系は…というとジャオスのカスタマイズリーダーと言って過言ではない。その凛とした佇まいがフレームオンボディの本格的4WDとして模範的であるから、カスタマイズが良く似合うのだという。それはまさに「白飯の如し」。正攻法はもちろん、多少冒険したカスタマイズもそれなりに着こなしてしまう懐の深さがあるのだ。現役の座を250系へとバトンタッチした後も、プラドに対するそんなジャオスの熱い思いは変わらないという。
エクステリアだけではなく、走りの面でもプラドに対するパーツ展開は抜かりない。TEAM JAOSによる海外モータースポーツ参戦で得たノウハウをフィードバックした、コンフォートとスタビリティを両立したリフトアップサスペンションは、ユーザーからも絶大な支持を受けている。

■LAND CRUISER 70 JAOS style

ランドクルーザー70は、荷物満載で世界中の荒野を走り回ることを存在意義としているワークホースなだけに乗り心地は二の次。しかし、日本国内でSUVとして使用するには少しヘヴィーすぎる。そこで2014年の再販モデル用BATTLEZサスペンションでは、最大積載量に対応する荷重値は確保しながら、乗り心地に影響する突き上げを軽減したスプリングと、ハーモフレック(周波数感応バルブ)を備えたダンパーによってコンフォートライドを実現した。そして、2014年モデルと比較して乗り心地を改善したといわれている新70だが、ジャオスでは更なるコンフォートライドを狙うという。
ステアリングを握ると「こいつとならどこへでも行ける」と思わせてくれるのがランドクルーザー70の魅力。そのキーワードに「スタイリッシュに・快適に」と付け加えるのがジャオスの70カスタマイズだという。