■GRANDTREK XS1
夏タイヤに比べるとデザイン面ではワイルドさやアグレッシブ感が乏しくなり、装着する選択肢が限られてしまう四駆のスタッドレスタイヤ市場。特にカスタムされた車両なら、むしろ足もとが貧弱にすら感じられてしまうことすらある。
そんな冬でもカスタムやドレスアップを楽しみたいというユーザーの声を受けて誕生したのが、ダンロップの4×4・SUVタイヤブランドのグラントレックシリーズの新しいスタッドレスタイヤ『GRANDTREK XS1(グラントレック エックスエスワン)』だ。
その最大の特徴は見た目にある!まるでオフロードタイヤのようなブロック形状の大きなパターンに加えて、スタイリッシュなホワイトレターとアグレッシブなブラックレター・バットレスデザイン(パターンデザインとブラックレターの間)という、両側に異なるサイドデザインを採用したことだ。まさに〝カスタム〟スタッドレスタイヤと言っても過言ではない。
もちろん性能面も折り紙付き。マクロ領域での剛性とナノ領域での柔軟性を両立する「ナノフィットゴム」を採用して、凍結路面に密着して強力なグリップ性能を発揮。また専用のパターン設計により、雪上路面における高いグリップ性能とトラクション性能もしっかりと実現してくれる。
サイズ展開は、ジムニーユーザーにターゲットを絞ったことも大きなトピックだ。「185/85R16 105/103L LT」と「LT215/70R16 100/97N」という2種類をラインナップする。
■好みの側を表に装着できるサイドウォールの両面デザインやかなりアグレッシブなトレッドパターン!ウインターカスタムが楽しめるジムニー対応サイズ
ホワイトレター
ブラックレターバットレスデザイン
専用のパターンとプロファイルによる深雪対応の雪上性能
XS1専用パターンを採用。ポケット状の広い空間の溝を配列することで雪をつかみながら優れたグリップ性能を発揮し、幅広のラグ溝と剛性の高い大型のショルダーブロックによって高いトラクション性能を実現。さらに専用のプロファイルで接地圧を均一化。接地面全体で高い駆動力を発揮できるなど、深雪でも走り切れる技術を搭載している。
ナノフィットゴムなどの採用によって高めた優れた氷上性能
XS1のベースコンパウンドに採用される「ナノフィットゴム」は、ダンロップが誇るスタッドレスタイヤ『WINTER MAXX』などで定評のある技術。マクロレベルでのブロック剛性を高めると同時に氷上でのエッジ効果を発揮。さらにナノレベルではゴムの柔軟性が発揮されて凍結したアイスバーン路面にぴたっと密着。またパターン技術においても、一部サイプの深さを最適化してブロックの倒れ込みを抑制して接地面積を拡大。タイヤが氷にしっかり密着することで、やはり強力な氷上ブレーキ性能を実現してくれる。
■オールラウンダーな4WD・SUVならばこれらの〝グラントレック〟タイヤもオススメ!
GRANDTREK AT5
トレッドパターンは、センター部にブロックを配置して均一な接地面を確保し、また曲線の溝が4本の主溝を横断することで、高い排水効果も期待できる。ブロックには石噛みを防止するストーンインジェクターを配置し、タフなオフロード走行にも対応。ショルダーからサイドにかけてもアグレッシブなデザインだが、とくにサイド部はブロックを配置して、耐カット性も向上する。
195/80R15、175/85R16、215/70R16、225/70R16などがジムニー&シエラにオススメだ。
GRANDTREK MT2
ジムニー&シエラ用はもちろん伝統の〝細身・大径〟スタイルのナロータイプ。よりマッド性能に特化したパターンを持ち、シーエリアは62%を確保する(ワイドタイプでも58%)。これが「泥にめっぽう強いタイヤ」と言われる由縁だ。ジムニーシリーズ用では7.00R16 8PR、195R16C、7.00R16 8PR、7.50R16 6PRという3つのサイズが選べる。
見た目にはかなりトラディショナルなタイヤパターンに思えるが、ダンロップならではのデジタル・ローリング・シミュレーション技術を採用したタイヤなのだ。
-
住友ゴム工業(ダンロップタイヤ)
-
ダンロップタイヤお客様相談室(祝日を除く月~金)
-
0120-39-2788(フリーダイヤル)
-
※受付時間 9:00~12:00/13:00~17:00
- https://tyre.dunlop.co.jp