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デリカD:5

2023.12.09

【KUHL JAPAN】近未来サイバーレーシング〝デリカ〟がついに実車化

 近未来の“サイバークロスレーシング”をコンセプトに、KUHL JAPAN(クールジャパン)が展開する『VRARVA(ブラーバ)』ブランド。エアロカスタムの枠を超え、内外装すべてにわたるフルカスタムカーとして、KUHLが注力する新しい形態のSUVカスタムブランドだ。
 これまでVRARVAの主力であったMARS(マーズ)に加え、ついにデビューが決まったデリカD:5がベースのORCUS(オーカス)が、レッツゴー4WDフェスにて披露された。近未来&ミリタリーがコンセプトではあるが〝デリカの後継モデル〟といってもいいくらいにフォルムを変えたワイドボディカスタマイズの迫力は圧巻だ。
 まずフロントグリルはVRARVAブランドのDNAをしっかりと踏襲したデザインを採用。よく見ると、灯火類を除いたすべてのパーツがオリジナルボディキットへ変更されているのが分かる。随所にひし形の意匠を設けることで、独特な世界観を感じさせるデザインとしているのだ。
 サイドはフロント・リアともに、ボディキットでフェンダーを片側30㎜ずつ拡張。さらに、ドアノブ周辺には、オリジナルデザインの「ドアノブサークルカバー」が装着され、ノブ周辺のくぼみが楕円形からハニカム形状に変更済み。これは秀逸!とうならされた新発想のアイテムだ。
 もちろんリアバンパー付近のダクト造形にもVRARVAの意匠はしっかりと受け継がれて、トータルでスタイルをつくり上げる。
 これらのカスタムパーツやコンプリートカーは、KUHLが所有する真空注型機による製造や職人のハンドメイドなどを駆使して自社製造されるという。だから納期は短く、さらにリーズナブルに買うことができるのだ。
 VRARVAが気になっているならば、コンプリートを気軽に味わえて楽しめるブラーバ専門店に行ってみるべし!

VRARVA ORCUS

ついに実車がお披露目され、正式販売がスタートするVRARVA ORCUS(ブラーバ コードネーム:オーカス)。デリカD:5をベースにしたオリジナルのカスタムコンプリートで、緻密なラインと面構成によって近未来&ミリタリー感のあるフェイスデザインへと変貌。さらに片側30㎜ワイドボデとなるほか、リアゲートパネルは大胆にも全交換。つまり灯火類以外はほぼオリジナルデザインといっても良いレベルだ。凹凸感と立体感、エッジを各部に効かせたワイドでマッチョなボディだが、ベースのキャラクターを活かして対地アングルを損なうようなことはないという。これがデリカの後継!と言っても信じられるくらいに完成度が高く、そして未来的だ。
立体感とセンターサークルとしたコンケーブディッシュデザインのブラーバ・オリジナルホイール『VRARVA-DW01』。サイズは17×7.5J+10を装着してかなり深めのディープコンケイブスタイルに仕上げた。デモカーはACCイージーUPで1インチのリフトアップを行ない、タイヤはDUNLOPのグラントレックAT5を合わせた。