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【APIO】ハイフロータービンやECUなど新製品ラッシュがまだまだ続くアピオのジムニー&シエラ

 ジムニーが誕生する直前の、1969年に創業したアピオ。「ジムニーを楽しくしたい!」というポリシーで、様々なパーツを提供し半世紀以上の歴史を重ねている。近年は機能性だけでなく、デザイン面も重視したアイテムを多数ラインアップしているが、かつてアピオはパリ・ダカールラリーやモンゴルラリーに参戦した実績も持っており、走行性能の向上に対しても高い造詣を備えている。
 今回紹介するJB64と74は、流行りのオーバーランドスタイルと異なり、非常にシンプルなスタイル。前後のバンパーはロードクリアランスを拡大し、ジムニーのポテンシャルを引き出せるタクティカルバンパーに交換。また金属製のヴィンテージアイアングリルに変更することで、クラシカルな雰囲気や無骨さを強調する。
 現行型が登場してから、流石にパーツが出揃った感があるが、まだまだNEWアイテムをリリース中。JB74に装着されるLED付きのグリルやサイドデカールがそれで、JB64には近日発売予定の30㎜リフトアップサスペンションを装着。さらにハイフロータービンやECUなどのスープアップも行ない、ボディの振動を抑制するMCB(モーションコントロールビーム)といった、新機軸のパーツもいち早く採り入れている。
 内外装のカスタムは一段落した人も多いと思うが、アピオではその先のアイテムも提案中。ジムニーカスタムには、良い意味でまだまだ終わることはなさそうだ。

◆JB74W ジムニーシエラ

JB74のポイントは、スタイルや機能性の向上を重視。グリルやデカールの追加でアクセントを与えるが、反射を抑えたブルーのドアミラーにはウインカーも内蔵し、安全性も追求。インテリアの各種アイテムは、日常からアウトドアまで様々な場面で重宝する事間違いなし。自分の理想とする仕様に、アピオなら仕上げられる。
クラシカルな雰囲気をより一層引き立ててくれるサイドデカールが新登場。デモカーに装着したイエロー×オレンジの他に、ライトブラウン×ブラウンのバリエーションもラインアップしている。
前後バンパーは74用のタクティカルバンパーに変更。フューエルリッドカバーも追加し、タフな印象を強調する。IPF製のマーカーを装着したアイアングリルは近日発売予定。ノーマルとは全く異なるフロントマスクを楽しめる。
マフラーは、アピオの静香御前に変更。その名の通り心地よく、煩すぎないサウンドが魅力。今では静かなマフラーがスタンダードとなっているが、その先鞭をつけたのがアピオと言える。
40㎜リフトアップするJB74専用の7440サスペンションキットを装着。ステアリングダンパーも変更しており、直進安定性をさらに高めロングドライブの快適性を向上させる。なお、ショックは減衰力調整式となる。
タイヤはジオランダー M/T G003(215/75R15)で、ワイルドさをより一層引き出している。ミリタリーさやワークホース的な雰囲気を演出できる、ワイルドボアSR+を装着。純正&アピオハブキャップが使用可能だ。
近日発売開始予定の、リニューアル版コーデュロイシートカバー。高級感や可愛らしさなどを強調できるので、女性を中心にヒットしそうな予感。シートだけでなくラゲッジマットも計画中だ。
ウェビンググリップカバーやドリンクホルダー、ウインカー付きワイドミラーなど、アピオでは様々なアイテムをラインアップ。追加するだけで安全性や使い勝手がアップするので、自分の理想の形に仕上げることが可能だ。

◆JB64 ジムニー

外観はシンプルにまとめているのとは対照的に、ターボやECUなど本格的なチューニングを実施。2輪の世界では絶大な人気&知名度を誇る「ヨシムラ」とコラボしたマフラーも装着し、ノーマルを凌ぐ走りを実現している。新開発の30㎜サスペンションキットを装着。更にMCBも追加し、走りに特化した仕様とも言える。
クラシカルなスズキエンブレムとマッチする、アイアングリルに変更。直線基調のタクティカルバンパーは、ノーマルのボディラインと違和感のない、抜群のフィッティングを実現している。
リヤのタクティカルバンパーは、純正のコンビランプが移植可能。デモカーには新たに発売したLEDランプに変更している。牽引フックやナンバー移動など、各アイテムを機能的に配置している。
これまで20㎜リフトと40㎜リフトをリリースしていたが、新たに30㎜リフトアップサスペンションキットが登場。適度なリフト量とすることで、オンロードからフラットダートまで楽しめる仕様となっている。
ライダーでその名を知らない人は皆無と言える「ヨシムラマフラー」。独特なスタイリングや色合いをそのままに、ジムニー用をアピオでは発売中。心地よいサウンドはもちろん、軽快な走りを楽しむことが可能だ。
満を持してハイフロータービンの発売を開始。ただタービンをハイフロー化するだけでなく、専用セッティングを施したECUもラインアップしているので、バランスの良い走りが楽しめる。
ボディの最前部と最後部の左右を繋ぐことで、振動を素早く吸収するアイシン製のMCBを装着。振動の抑制やハンドリングの向上など、よりスポーティな走りを楽しみたい人にお勧めしたいチューニングパーツと言える。
30㎜リフトアップを行なうことで、オープンカントリーR/T(185/85R16)を装着。ホイールはかつて発売されていたワイルドボアXの進化版「X2」を装着。従来モデルよりも、スポーク部分のシャープさがましている。
ワイルドボアX2には、アピオのオリジナルセンターキャップが装着可能。またロックナットもリリースしており、統一感のあるカスタムを実現できるのもアピオならではと言えるだろう。
ノーマルのルームミラーにピッタリ合う形状の、ワイドミラーも新発売。いかにも社外品をつけたような違和感がないのがポイント。フロントウインドーのバイザーを使用する際に、ミラーが引っかかることもない!
  • アピオ
  • ☎0467-78-1182
  • https://www.apio.jp
  • ※コンプリートカーについてのお問合せは右記まで → ☎0467-79-3732