モアパワー。それは軽快な走りを求めるオーナーにとっては尽きることのない夢。それをポン付けで叶えてくれるのがTDIチューニングのサブコンピューターとスロットルコントローラーなのだが、その性能をさらに引き立てることができるパーツがリリースされた。それが「パワーチャンバーZERO-1000」だ。
パワーチャンバーZZERO-1000は純正のエアクリーナーボックスを取り外して交換するタイプの、むき出し型エアクリーナー。むき出しにすることで吸気流入量がアップし、燃焼する空気量が増えることでパワー&トルクアップになるのがメリット。しかしパイプにエアクリーナーを付けただけでは低速トルクが落ちてしまうのがチューニングの定石。サーキットユースならともかく、日常だと低速トルクが不足し、もたつく原因ともなる。そのデメリットを解消するのがエアクリーナー直後に付けられたチャンバーだ。
機能だが、まず中高速時には絞られたチャンバー後方のパイプによりベンチュリ―効果を発生させ、スムーズな吸気を実現。一方、低速時には吸気脈動を利用しつつチャンバーに空気を貯めることでトルクを発生させているのだ。またサージタンク的な役目もあり、アクセルのツキも向上。さらにリアルカーボンを用いた外観はレーシーな雰囲気を高めつつ、吸気サウンドもレーシーになるので、走り好きなオーナーは楽しく走れること請け合いだ。
このパワーチャンバーZERO-1000の前期用はすでにリリースされていたが、後期用も新たにリリース。後期オーナーの走る愉しみが高まるぞ!
POWER CHAMBER for DELICA D:5 Approved by ZERO-1000
TDI Tuning CRTD4 TWIN Channel Diesel Tuning for DELICA D:5
TDIチューニングがリリースする「TDIチューニング TWIN CHANNEL CRTD4」。難しい話は後にして、このパーツ、楽しく走りたいという方だけでなく、燃費を良くしたいという方にも絶対にオススメしたいパーツである。それは省燃費効果が実証されているから。前期だけでなくビックマイナー後のデリカにも装着できる。特に燃料代が高騰しているいまは費用対効果が大きく出るのは間違いない。しかし気になるのはクルマに安全なのか。結論から言うとなんの心配もない。その理由を説明していこう。
そもそもTDIチューニングはイギリスに本拠を置き、世界中のカーファナティックから選ばれるサブコンのチューニングメーカー。もとは船舶用ディーゼルエンジンのコンピューターチューニングを手掛けており、そこで開発されたのがTDIチューニングである。そのミッションはメーカーが本来そのエンジンに与えた性能を引き出すことにある。それはクルマでも同じ。乗用車だけでなくキャンピングカーや農耕車など、さまざまな車種用毎に専用のセッティングでリリースされているのだ。
デリカ用ももちろん専用品。D:5もビッグマイナー後用も専用品をイギリスで作り、日本のTDIチューニング・ジャパンがテストを繰り返すことで販売されている。その実際のメカニズムを伺うと、「カーメーカーが売り出すクルマは、世界のあらゆる環境で、同じパフォーマンスを発揮できる仕様でなければなりません。たとえば低品質な燃料しか手に入らない環境下でも問題なく動作させるために、エンジン性能は制限されているのです。しかし日本のように、高品質な燃料が手に入る環境では逆に、必要以上にエンジン性能が制限されてしまっている、ということが言えるのです」 つまり自動車メーカーが販売しているクルマは十分すぎるほどの安全マージンがあるのだ。そのマージンを「TDIチューニング TWIN CHANNEL CRTD4」により少しだけ解放してやることでエンジン本来が持つパフォーマンスや省燃費性能を引き出してあげる、というメソッドなのだ。ポイントとなるのは過度なパワーアップではないのでエンジンが壊れるなどのトラブルの心配がない、ということ。これが冒頭で説明した「心配ない」の理由である。
装着作業は極めて簡単だ。そのエンジンに適した制御内容にデータが書き換えられた『TDIチューニング・ボックス』を、エンジン制御系の配線に割り込ませるようにつなぐだけ。ハーネスはカーメーカー純正のプラグに適応したものなので、特別な専用工具も知識も必要なく、DIYレベルで装着できる。デリカD:5クリーンディーゼル適応品としてはツインチャンネル式でFCI自動車用防水コネクターを採用した「CRTD4 ツインチャンネル・ディーゼルチューニング」が用意される。
さらにCRTD4は7段階の設定機能付き。燃費重視でもパワー&トルク重視の設定でも、好みに合わせて簡単に設定変更が可能。その方法はエンジンルーム内に固定された『TDI チューニング・ボックス』の+−スイッチで調整するほか、オプションパーツを装着するとスマホと接続し専用アプリでも調整可能となる。そのスペックはパワー重視の7番にするとなんと最大50馬力オーバーの196馬力をマーク。省燃費性能では最大20%の燃費改善となるのだ。これならば燃費改善による燃料代の節約分で、短期間で費用を取り戻せそうなイメージだ。驚くのはこれでもまだ安全マージンを十分に残しているというのだ。
またスロットルコントロール「ペダルボックス」もD:5後期用も新たにリリースされ、デリカで走る愉しみと喜びをさらに深めてくれるのだ。パフォーマンスアップや燃費向上を望むならトライしない手はないぞ!
□プラグインするだけで取付け、取外しが簡単
□7段階の車両エンジンセッティングをユーザーが調整可能
□ECUに安全かつ痕跡を残さない
□全種類のトランスミッションに対応
□DPF(ディーゼル微粒子除去装置)とEGR(排気再循環)に対応
□車の乗り換え時にも再プログラムが可能
□ターボラグを少なくする
□回転数全域でパワーとトルクをアップ
□スマホアプリで操作可能
TDI導入の相談は日本の正規代理店「TDI-Tuning JAPAN」で
- 住所:大阪府和泉市福瀬町385-1
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- HP: http://www.tdi-tuning.jp