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【YOKOHAMA】ワイルドなルックスを纏った万能型の4WDタイヤ「GEOLANDAR X-AT」

◆GEOLANDAR X-AT for DELICA D:5

ワイルドなルックスを纏った万能型の「4WDタイヤ」

 マッドテレーンのようなアグレッシブでワイルドなルックス、なのに快適なオンロードクルージングと、タフなオフロード性能を実現する、新世代の4WD&SUVタイヤ、それが「ジオランダーX‐AT」だ。すでに多くのユーザーが、そのパフォーマンスの恩恵に預かっていることだろう。
 一方、ここ最近、精力的にサイズバリエーションを拡大してきているのも特徴だ。ホワイトレター仕様の追加や、SUVだけでなく軽トラックやハイエースなどをターゲットにしたサイズの充実、さらにはLT(ライトトラック)規格サイズだけでなく、PC(パッセンジャーカー)規格のラインナップなど、より幅広いユーザーにアピールする体制が整ってきている。
 そんな中、我らがデリカD:5やデリカミニにも、注目したいサイズが用意されている。まずはD:5対応サイズを見てみると、定番のカスタムサイズ、LT235/70R16にはアウトラインホワイトレター仕様が用意されているが、なんと今回、さらに“攻めた”カスタムサイズ、LT245/65R17が追加された。しかも、こちらもアウトラインホワイトレターだ!外径はLT235/70R16より10㎜弱、大きくなり、タイヤ幅も増すので、装着にはインナーフェンダーに少し加工が必要になるようだが、17インチという選択は、D:5には新しいトレンド。ライバルに差をつける足もとが演出できるはずだ。

ドレスアップに効く選べるサイドデザイン

セリアル側

反セリアル側

ダイナミックショルダーブロックなどアグレッシブなサイドビューもX-ATをワイルドに見せる。サイドのデザインはセリアル側(大型ブロックタイプデザイン)・反セリアル側(ラグタイプデザイン)で異なるが、どちらを表に履いてもOKである。

サイドウォールのブロックの一部にGEOLANDARの文字が入る。長年SUVと向き合ってきたブランドならではの遊び心だ。
※セリアルとは、タイヤの製造番号のこと。セリアル側は製造番号が記載されている面。

見せてよし、走ってよし!すべてのシーンでアガる

今回、ジオランダーX-AT LT245/65R17を組み合わせたのは、常に斬新なカスタムを提案してくれる『JEPPESEN(ジェプセン)』のデモカー。D:5のアグレッシブでアクティブなイメージを増幅させるフロントマスクの造形が印象的だが、それにも増して足もとのNEWホイール「バレルゾーンM017」にも注目したい。重機などのキャタピラーをモチーフにした高強度・高剛性デザインは、「武骨」あるいは「ダイナミック」といった、D:5にこれまでなかったスタイルを提案。のみならず、“17インチ”を提唱するのも、JEPPESENならではのカスタムポリシーだ。
 そして、そんなホイールとともに、さらに足もとの迫力をスケールアップしてくれるのが、ジオランダーX-AT・ホワイトレター仕様、というわけだ。ボリュームのあるD:5のボディを、バランス良く支える下半身を構築。ドレスアップ派なら、ワンステップ上のアピアランスを楽しめるはずだ。
 もちろん走りのほうも、静粛性と直進安定性に優れたクルージング性能、高いトラクション性能を裏付けるハンドリング性能、そしてラフロードにも積極的に踏み込んでいける信頼性と、X-ATはD:5の走りを、すべてのシーンでスケールアップしてくれる。見せるだけの一択じゃもったいない。せっかくタイヤを替えるなら見せてよし、走ってよし、“全択”のX-ATでどうだろう?

マッドテレーンとオールテレーン、両者の長所をあわせ持つ新世代のオフロードタイヤ。コンパウンドはマッドテレーン系タイヤにも採用される高強度仕様で、優れた耐摩耗性、耐カット性、そしてロングライフ性も実現している。4つの異なる形状のセンタブロック、2つの異なる形状のショルダーブロックにより、強力なトラクション性能を発揮しながら、アグレッシブなルックスも手に入れている。アウトラインホワイトレター仕様の追加により、ドレスアップ派ユーザーに、よりアピール。左右でサイドブロックデザインが異なっているのも特徴だ。
オンロードでは小気味いい身のこなしを見せる
高速道路のクルージングは、しなやかな乗り心地と、パターンノイズをほとんど感じさせない快適さが持ち味。オンロードのワインディングも、D:5というクルマを考えても、ハンドリングはキビキビして、リニアで小気味いい身のこなしを見せてくれる。オフロード感たっぷりの見た目だが、乗り味は乗用タイヤそのものだ。
オフロードにも安心感をもって踏み込んでいける
LT規格のサイズということで、まずタイヤの剛性の高さには信頼をおいておきたい。林道のような比較的フラットな路面のダートはもちろん、ガレ場や、大きな石の転がる河原のような場所も、安心感をもって踏み込んでいけるのだ。モーグルのような凹凸のある路面では、そのトラクションの強さがいっそう鮮明になるのだった。

◆GEOLANDAR X-AT for DELICA MINI

ジオランダーX-ATならデリカミニにもイケる!

 デリカD:5については、16インチと17インチ、2つのカスタマイズサイズ(しかもアウトラインホワイトレター仕様!)を用意してくれるジオランダーX-AT。では、新たに追加されたD:5の弟分(子ども?)、デリカミニについてはどうだろう?
 そう、デリカミニは“軽スーパーハイトワゴン”という、いわば激戦のマーケットに登場したNEWモデル。しかしながら、その名のとおりD:5のキャラクターを色濃く受け継いだ“スモールSUV”でもあるのだ。
 しかしデリカミニについて、気になるところがひとつ。4WDモデルは165/60R15(外径約580㎜)という、2WDモデルよりひとまわり大きなタイヤを標準装着して、よりSUVらしさをアピールするのだが、そのタイヤ自体、一般的な乗用車が履いているエコタイヤ(サマータイヤ)となっている。軽スーパーハイトワゴンとしては異色の大径サイズのタイヤだけに、これはいかにももったいない…。
 そこで提案したいのが、タイヤのグレードアップ。サマータイヤをM+S(マッド&スノー)規格のオールラウンドタイヤに交換するだけで、デリカミニ4WDの機動力は一気にアップするだろう。
 普段乗りやロングツーリングといったオンロードを快適に走りながら、キャンプやアウトドア、自然の中でも、そのポテンシャルをフル活用できる、そんなデリカミニに仕立てよう!
トレッドパターンやショルダーブロックのデザインなど、本格4WD用に比べたらだいぶ小さなサイズになるだけに、すべてが小振りに。それでもジオランダーX-ATならではのアグレッシブなイメージはそのままだ。またタイヤのセリアル側と反セリアル側で異なるサイド上部のデザインも、大型サイズと共通だ。M+S規格で、サマータイヤより悪路での信頼感は向上、より幅広い路面で安心感をもたらしてくれる。

ジオランダーX-AT装着で本格SUVのアピアランスに

 デリカミニにM+Sタイヤ…具体的には、オフロードタイヤを履かせてみる…。となると、難しいのはサイズ選び。軽SUV+オフロードタイヤとなると、ジムニー対応サイズくらいしか頭に浮かばないのだが…。
 でも大丈夫。「ジオランダーX-AT」には、軽ハイトワゴンや軽トラックに対応するサイズもラインナップしているのだ。デリカミニのためには、165/60R15という純正サイズも選べるが、今回はあえて、それよりひとまわり大きな165/65R15というサイズをチョイスしてみた。
 もちろん装着車は、サスペンションも車高もノーマルのまま。フェンダー内もいっさいイジることなく、また走行中の干渉もなく、このサイズを履くことが可能だ。
 実際、純正タイヤに比べ、外径は10㎜ほど大きくなっただけだが、それでも足腰のしっかりしたシルエットに生まれ変わったのが分かる。X-ATのアグレッシブなトレッドやサイドのデザインは、このサイズでも健在で、ワイルド感をしっかりアピールしてくれる。もはや軽スーパーハイトワゴン、というより、本格SUVのアピアランスなのだ。走りの面でも、オンロードはグリップ感が増し、乗り心地や静粛性は損なわれていない。オフロードは、ほんの少しだが対地アングルに余裕ができ、路面の悪いところでもタフに対応してくれる。タイヤを替えただけで、デリカミニの行動半径はグッと広がるのだ!

165/60R15という純正サイズもラインナップしているジオランダーX-ATだが、今回はそれより外径が約10㎜大きい、165/65R15というサイズをチョイス。組み合わせたホイールはビードロックリングをイメージしたデザインの「ワーク・クラッグCVK」、15×4.5(+45)。ノーマルサスペンションのままでも、とくにインナーフェンダーに干渉することもなかった。
アグレッシブなデザインでも乗り心地は快適!
エコタイヤに比べ、かなりアグレッシブなトレッドデザインになるが、乗り心地はマイルドで、普段乗りのゴツゴツ感やタイヤノイズはほとんど気にならない。少し大径化はしているものの、パワーを喰われてしまっている感覚もないし、メーター誤差もほぼなし。もちろん車検もOKなので、安心して履き替えてほしい!
悪路での信頼感こそがX-ATのアドバンテージ!
ダートやぬかるみなど、悪路での信頼感こそがジオランダーX-AT、最大のアドバンテージだ。少々荒れた路面で唐突にハンドルを切ってみても、スリップを起こすこともなく、タイヤがしっかりと路面をとらえてくれる。もちろんガレ場や砂利、石の転がる河原などでもタイヤに対するダメージは最小限、安心して走れる。
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