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【auto flags】〝デリカにこだわる〟フラッグスが〝早くもデリカミニをカスタム!

 5月25日にデリカファンの多くの期待を背負って誕生したデリカミニ。その10日後に開催されたJAFEA西日本ウエスタンカーニバル、そして6月11日のデリカファンミーティング会場には、早くもオートフラッグスがデリカミニのカスタム仕様を展示!会場でご覧になった方も多いことだろう。
 これまでスペースギアやD:5で培ったノウハウ、そしてekクロススペースを用いて先行開発を進めていただけあり、グリルガードの「DANSHAQU(ダンシャク)」やルーフラックの「BUSTERS(バスターズ)」は、市販品レベルの完成度。また30㎜のリフトアップスプリングを組み込み、オープンカントリーR/Tをセット。ホワイトレターと相まって、よりデリカらしいスタイルに仕上げられている。
 一方で 〝デリカカスタム〟というと、今も昔もリフトアップスタイルが王道で四駆らしさが際立つし、アウトドアで安心感が増すのは魅力的だ。オートフラッグスも以前はそうしたカスタムを提案していたが、数年前からその方向性に変化が起きている。
「パパはカッコ良さを追求したいけど、ママは実用性や快適性、あとはコスパも大切」と語るのはオートフラッグス・杉村氏。
 それゆえ今はノーマルかちょい上げに近いスタイルで、前後バンパーにGOQBUTO-Rやバックアーマーをボルトオン装着して、スタイルを生み出している。

GOQBUTO-RⅢ

もはや説明不要な大人気アイテム『ゴクブト』。現在はVer.3に進化して、より美しい仕上がりと堅牢さをアップ。ゴツさだけでなく、けん引フックの形状も見直し、シャックルやロープがなるべく干渉しないように配慮するなど使い勝手もアップ。純正バンパーに追加するだけで、逞しくなる!

Flegs Perfect Lift30 + feat.4x4Eng.KIT

オートフラッグスのオリジナルのコイルスプリングやアライメントを補正するブロックをセットし、30㎜のリフトアップを実現するサスペンションキット。ちなみにショックは4×4エンジニアリングのビッグカントリーショックを組合わせた。しなやかでありながらコシのある乗り味を実現しているが、これはフロントのHLSバルブが自動的に可変して減衰力を調整してくれるから(リヤはダイヤルによる8段階減衰力調整式で、好みに調整可能)。S字が連続するワインディングでも、キビキビとした走りを楽しめる。

フロント

リア

ルーフラックBUSTERS 2080/HD

D:5の弱点を撃退する意味を込めたネーミングで、ユーザーの悩みを解消してくれる全長2080㎜という大きな積載面積を確保したルーフラック。この製品もバージョンアップを重ね、現在は床板を2枚追加したHD仕様となり、荷物を固定するためのフックやサイドオーニングなどオプションパーツを組み合わせることで、自分に最適な仕様のラックをつくることができる。ちなみにラック本体の高さはフット部を含めても150㎜。デモカーのように1インチ程度のリフトアップなら2.1mの立体駐車場も問題OK。
フロントのフェアリングはランプなどのオプション装着の有無によって脱着可能。

オールアルミ製で、リヤゲートに負担が掛からない様に軽さも追求したBUSTERSリヤラダー。一段目の踏板を極力低く、全体を幅広に設計することで荷物の積み下ろしを楽にする。さらに後方視界やナンバーの視認性にも配慮した製品だ。ラックの後端を可能な限り後ろに伸ばすことで、リアラダーからのアクセスを容易にした。誤ってルーフを踏んでしまう事態も回避できる。

ノーマルのリアバンパーにボルトオンで装着してバンパーをしっかりとガードできるヘヴィデューティなパーツBUCK ARMOR(バックアーマー)。例えばアウトドアフィールドに出かけた時に下回りをヒットするようなトラブルの発生を未然に防げる。さらにヒッチポイントとなるトーイングシャックルの追加やアドブルー用のタンクガード付き仕様も設定。
ホイールは、ブラックライノの新作17インチを早速セット。見た目や性能面を含めまさにD:5のための設定といっても過言ではない。タイヤはオンロードからラフロードまでカバーするBFグッドリッチのオールテレーン(LT245/65R17)。ボディを含め全体的にモノトーンで仕上げられたデモカーだが、タイヤのホワイトレターのアクセントが全体に調和している。

DELICA MINI  FLAGS CUSTOM

フロントバンパーのガード機能や、ランプステーとしての役目も持つ「DANSHAQ(ダンシャク)」をフロントに装着。いわばデリカD:5のGOQBUTOのデリカミニといったパーツで、早くも人気の予感! 素材はスチールで、スキッドプレートはアルミ、ダクト部分はプラスチック製となる。装着にあたり車体の加工は一切不要で、完全にボルトオン装着が可能。可愛らしいスタイリングを一新させ、ワイルドな荒々しい雰囲気を演出できる。

リヤラダーやアルミ製の牽引フック、さらにはマフラーカッターといった、オートフラッグスのD:5に設定されるアイテムをデリカミニ専用に開発。サイドシル部分にブラックのステッカーを追加。現行ディフェンダーを意識したスタイルでまとめており、フェンダーのダミーダクトステッカーなどに遊び心が感じられる。
オリジナルの30㎜リフトアップコイルスプリングを早くも開発。わずかなリフト量でもタイヤを1サイズ大きくすることができるので、デリカ感を強調したいならリフトアップは必須メニュー。
ルーフをほぼ覆い尽くす程の大きさで、積載能力を飛躍的にアップできるデリカミニ用BUSTERSが早くも登場! ディフレクター形状を採用し、整流効果にも配慮。先端部にはIPFの40インチライトバーも装着。オーバーランド的な雰囲気に加え、闇夜のオフロードも疾走できそうな、アドベンチャーなテイストも楽しめる。さらにルーフキャリアの側面には、同じくBUSTERSシリーズのサイドオーニング(2m×3m)も装着可能で、オーバーランドスタイルが早くも楽しめる。
ノーマルよりも1サイズ大きな、オープンカントリーR/T(165/65R15)を装着。ホイールはエクストリームJのXJ07を組み合わせ、逞しさを強調させる。
D:5でも設定されていた、ボンネットステッカーをデリカミニ用に設定。手軽にイメージを変えられるので、最初のカスタムにオススメ。
ホワイトとグリーンのデリカミニデモカーが装着しているパーツは、基本的には同一。だがグリーンの仕様ははウッド調の特殊塗装で仕上げられており、アウトドアが非常によく似合うスタイリングとなっている。「手間がかかり過ぎる…」ようで残念ながら市販化の予定は全くない。ただし、ユーザーのアイデア次第でオリジナリティに溢れたデリカミニを創り上げられる…ということを証明。カスタムの参考になりそうだ。