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【YOKOHAMA】カスタムサイズ285のX-ATで構築するライトオフロードカスタムの新境地「GEOLANDAR X-AT G016」

 マッドテレーンとオールテレーンの中間的なキャラクターで、4WDタイヤの新世界を切り拓いてきたヨコハマ『ジオランダーX‐AT』。本格トラクションタイヤに勝るとも劣らないアグレッシブなルックスにもか分からず、乗り心地はスムーズ&コンフォート。実性能に加え、ドレスアップ的な要素も満足させることで、ユーザーマインドを捉えてきた。
 そして見逃せないのが、サイズバリエーションの豊富さ。オフロード4WDのリフトアップカスタムにも対応するLT(ライトトラック)規格をメインにしながら、最近ではSUVや都会派クロスオーバーに対応するPC(パッセンジャーカー)規格の純正サイズも追加。より多くの4WD・SUVユーザーが選びやすいラインナップを構築してきた。さらにホワイトレター仕様も充実させるなど(一部サイズ限定)、その魅力はますます高まっている。
 さて、今回は人気のランドクルーザー プラド(150系)に向けたジオランダーX‐ATのカスタムサイズ「LT285/70R17」に注目した。外径838㎜、幅292㎜というスペックは、プラドで装着するためにはサスペンションによるリフトアップが必要となる。そこでテスト車両には3.5インチアップを施した『ランドリック・ジャパン』のデモカーをチョイス。なお、今回の150プラドは同社のコンセプトである“ライト・オフロード・カスタム”を具現化する様々なアイテムが装着されている。
「150プラドでこの285サイズを履く場合なら、実は1.5~2インチアップ程度のカスタムでもOKですね」
と、ランドリック・ジャパンの荻野努さんからのアドバイス。ただし3.5インチアップにワイドフェンダーを装着して、スタイリッシュ&スポーツマインドにあふれた150プラドのフォルムは、足もとに履いたX‐ATによって完成度をさらに高めた印象がある。
「もともとこのジオランダーX‐ATというタイヤは気に入っていて、とにかく静粛性が高いのに驚かされます。走りも普段乗りは快適ですし、それでいてオフロード性能も上手くバランスさせているのが魅力ですね」と荻野さん。砂浜を走った際の「トラクションが抜けることのない、安定感の高さも印象的だ」とも語る。
 街乗り派もアウトドア派も、そしてドレスアップ派もノーマル派も、すべてのユーザーに自信を持ってオススメできる、と評価してくれた。

■GEOLANDAR X-AT G016

マッドテレーン(M/T)とオールテレーン(A/T)という、両者の長所を併せ持つ新世代のワイルドなオフロードタイヤ。コンパウンドはM/T系タイヤにも採用される高強度仕様の「トリプルポリマー」で、優れた耐摩耗性や耐カット性を発揮。一方でA/Tタイヤ系のピッチ数や配列を採用して、パターンノイズは低減させている。

プラドを極める[LT285/70R17]が要注目!

 
 さらに4つの異なる形状の 「アグレッシブセンターブロック」、2つの異なる形状の 「ダイナミックショルダーブロック」の採用で強力なトラクション性能を得るとともに、アグレッシブなルックスも手に入れた。従来はLT規格サイズが中心だったが、最近ではPC規格サイズも続々登場。本格4WDから街乗りSUVまでをカバーするオールラウンドタイヤなのだ。
150プラド装着では最大サイズ級のLT285/70R17。今回は3.5インチアップ仕様にマッチングさせたが、150プラドなら1.5~2インチアップ程度でも装着できるとか。ランドリックの片側30㎜ワイドのフェンダーでタイヤも飲み込む安定感のあるフォルムを創出しながら、走りもグレードアップしていた。
Light off-roadカスタムに最適なアグレッシブなルックスながら、オンロードの乗り心地はすこぶる良好、静粛性も高く快適そのものだ。一方でタイヤ剛性の高さから、シャープな走りを披露することもできる。
うかつに踏み込むとスタックしかねない砂浜。これは滑りやすくトラクションが抜けてしまうことが原因なのだが、ジオランダーX-ATを装着した150プラド後期型の走りには安心感があった。そうそうトラクションを失うことはない。

TEST DRIVE by LANDLIC JAPAN

ジオランダーX-ATにまず期待していたのは、オンロードでの静粛性ですね。静かで快適な走りを提供してくれながら、見た目のオフロードっぽさを上手にバランスさせているのは魅力ですね。またタイヤ剛性が高いので、プラドの走りがシャープに感じられたのも好印象です。私は普段オフロードをガンガン走るわけではないのですが、今回改めて砂浜を走ってみて、トラクションが抜けることのない安定感の高さも好印象。滑りやすいオフロードでもサイプと細溝が安定したトラクション性能を発揮しているようです。街乗り派ユーザーはもちろん、オフロード派ユーザーもしっかり満足できるタイヤだと思います」

LANDLIC JAPAN
荻野 努さん

大手4WDパーツメーカーで長年、パーツの企画開発に携わってきた荻野努さんらが立ち上げた新進のパーツブランド『LANDLIC(ランドリック)』。“Ligthオフロードカスタム”をコンセプトに、プラドやデリカを中心に時代にキャッチアップしたスタイルを提案。今回のプラドはモトレージのTERRAサスペンション3.5インチUPキットとともに、ランドリックオリジナルのアースカラー・マッドフラップやフロントのスマートランプステー、リヤステップといったアイアンパーツで個性を主張。さらに利便性と機能美を向上させてくれる、ビレットドリンクホルダーやセンターテーブルといった要注目のインテリアパーツも装備。
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