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【GRAND MOTOR】約108万円から楽しめる手軽なキャンパーキット!これがあれば車中泊がもっと楽しく便利に「Dキャンパー」

◆Dキャンパー

 キャンピング仕様のデリカD:5の製作および販売を行っているのがグランドモーター。ベース車両は新車・中古車を問わず、あらゆるデリカD:5が対象だ。同社が手掛けるキャンピング仕様は「Dキャンパー」と名付けられたキットで、セカンドシートから後ろに装着するタイプのもの。サードシートは取り外して使用し、元に戻すこともできるキャンパーキットだ。普段はラゲッジスペースにボードを収納し、フルフラットにする場合はボードを敷き詰めるという展開方法となる。完全なフルフラットが可能なため、寝心地はすこぶる良好であり、最大214cm×137cmという広大なスペースを作り出すことができる。
 また、セカンドシートを乗車モードとしたまま、ラゲッジ部をフルフラットとすることも可能。この場合の広さは135cm×106cmというサイズなので、子供やペットなどがくつろぐのに最適なスペースとなる。
 さらにダイニングテーブルを使ったスペースを作り出すことも可能。ひとつはセカンドシート前方にダイニングテーブルを設置するタイプと、ラゲッジ中央部に設置するタイプ。状況に応じて2種類のダイニングスペースを作り出せる。このほか、フルフラット化と収納というふたつの役目を持つボックスをラゲッジの両サイドに配置。この内部にはサブバッテリーやポータブルバッテリー、水タンクなどを収納することができる。加えて、右クォーターの内側にはステンレスシンクの設置も可能なため、本格的なキャンピングカー製作も可能だ。また左右のクォーター内側には棚を設置することもでき、その場合の左側は、100Vのコンセント×2(350Wインバーター)、12Vシガーソケット電源、ボルトメーターが付く。車中泊には必須の装備となるLED照明は、後部に左右、ルーフ、Bピラー内側などへの装着が可能。
 そして最大のポイントとなるのが、ルーフに設置する電動ファン付きのベンチレーションだ。ポップアップ式のベンチレーションは、エアの吸入および排出が可能。車内での調理や食後の換気のみならず、ペットのニオイも気にならないほどの快適空間となる。

デリカD:5をベースに、キャンピングカー仕様とするのが〝Dキャンパーキット〟。セカンドシートはノーマルのまま、サードシートを取り外して、キャンパーキットを装着する。画像はDキャンパーキットを装着したオーナーカーで、フロアのFFヒーターダクトはオーナーの好みによるもの。通常、ダクトは見えないように配置。このDキャンパーキット、装着の費用は税込み1,078,000円から。

ベッドマットやテーブルは豊富なカラーの中から選択可能

ベッドマットやテーブルなどのカラーは選択可能。特にベッドマットカラーは5000種類以上も用意されているため、好みのカラーがきっと見つかるはず。マットの素材は人工皮革を使用しているため、飲み物などをこぼした場合の清掃も簡単にできる。汚れにくい素材なのも嬉しい。

シンク&給水・排水タンクが標準装備

右クォーターの内側にはステンレス製のシンクと、その下側には給水および排水用のタンク(10L)を標準装備する。もちろん、レスオプションにも対応する。

冬期の車中泊には必須のFFヒーター

エンジンを始動せずに使用できるFFヒーターをオプションで用意。通常、ダクトは見えないように配置する(写真は取材車両のオーナーの意向によるもの)。

100Vのコンセントが2つとシガー電源、USBポートを装備

左側クォーター内側の棚から電源を取ることができる。80Aのサブバッテリーから取るこの電源は、100Vのコンセントが2つ(350Wインバーター)、12Vのシガーソケット、USBポートを配置。またボルトメーターも備わる。

ラゲッジの左右に収納BOXを設置

ラゲッジの左右には、Dキャンパーキットなどを収納するボックスを設置。右側には80Aのサブバッテリーが標準で装備される。

キットを全て収納した状態でもラゲッジスペースにはまだ余裕アリ

ベッドキットの収納時の写真。ラゲッジ内に全てのパーツを収納でき、これらの展開および収納は簡単にできる。全てを収納した状態でもラゲッジ上部にはスペースの余裕が残されており、セカンドシートも全て使える状態となっている。

ダイニングテーブルはラゲッジとセカンドシート前方に設置可能

ダイニングテーブルは、ラゲッジ中央のほかにセカンドシート前方にもしっかりと固定することができる。撮影車両はオプションでシートカバーを装着している。

■用途に合わせた多彩なアレンジで手軽に快適空間を作り出せる!

リモートワークなどにも活用できるダイニングモード

ラゲッジスペースの左右に対面シートをセットし、中央部にダイニングテーブルを設置したダイニングモード。大人2名が余裕で休憩できるスペースを確保している。対面シートはボックス上部にマットをセットするだけで完了する。ダイニンテーブルもそれ用の穴にねじ込むだけ。リモートワークなどにも活用できる、便利なくつろぎ空間となる。また、雨天時のキャンプシーンなどでも活躍するスペースとなる。
マットはクッション性が高く座り心地が良い。サイドの棚も、あると便利なものだ。

子供やペットのくつろぎ空間として最適なベッドモード

ダイニングモードからダイニングテーブルを外し、中央部に小さいマットを4枚敷けば、小振りなベッドモードが完成する。広さは135cm×106cmで、子供が寝る場合やペットなどの休憩スペースとして活用するのにも最適な空間となる。何より魅力的なのは、このフロアが完全なフラットスペースとなること。マットのクッション厚も十分で、快適な寝心地だ。外したダイニングテーブルはセカンドシート前部にセットする。
車中泊には必須の装備となるLED照明を各所に配置しているので便利。

大人2人が余裕で寝られるダブルベッドサイズ

小振りなベッドモードから、セカンドシートを前方に移動し、背面をリア側に倒した後にベッドマットを敷けば、広大なフルフラットベッドを作り出せる。サイズは214cm×137cmとダブルベッド並の広さを確保。大人2名がゆったりと寝ることができ、かつその寝心地も良好だ。ベッド中央部のマットを一部外せば、ダイニングテーブルを設置でき、座卓のような使い方もできる。アウトドアなどの休憩スペースとしても最適だ。
電動ファン付きのベンチレーションの装備により、車内を換気。調理のニオイなども気にならない快適な空間となる。

Dキャンパーキットの装着だけに留まらずデリカD:5の外装カスタムも得意!

キャンピングカービルダーであるグランドモーターは、内装のカスタマイズを得意としているが、外装のモディファイに関しても受け付けている。撮影車両は、外装のオールペイント、フロントバンパーガード、フェンダーガーニッシュ、サイドステップ、クリムソンのDEAN16インチアルミ+BFグッドリッチオールテレーンKO2(225/70R16)、グリルやバンパーなどのブラックアウトカスタムを実施している。新車、中古車を問わず、Dキャンパーキットの装着や外装カスタムを施すことができるグランドモーターでは、コンプリートカスタムの販売も行っているので気になる人は問い合わせてみよう。
グランドモーターが行なっているDキャンパーキットのインストールサービスは、三菱自動車ディーラーである佐原三菱自動車販売でも装着・販売を行っている。

キャンパーライフを全力でサポートしてくれる頼もしいお店

 常磐自動車道の柏インターからクルマで約10分、柏の葉公園にもほど近い場所に位置しているのがグランドモーター。デリカD:5を主軸に、キャンピングカーの製作および車両販売、車両メンテナンスなどを行っている。ほぼ全てのデリカD:5に対応するキャンピングキットのDキャンパーは、約108万円から。これを装着済みの中古車なども多数扱っており、リーズナブルにキャンパーライフをスタートすることができる。また、三菱自動車ディーラーとも太いパイプを持っていることから、新車のカスタムコンプリート販売も可能としている、スペシャルショップである。
自社ファクトリーも完備しており、キャンピングカー製作はもちろんのこと、各カスタムやメンテナンスにも対応してくれる。