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日本最強の呼び声高いランクルがディーラーの敷地内を駆け巡る!

 青森県のツインプラザ八戸にて開催されたランクルフェス。そのイベント当日、まるでダカールラリーを彷彿とさせるような様々な障害物セクションが敷地内に設けられ、ランクル300&150プラドやハイラックスによる同乗試乗会が実施された。元々青森県は降雪地帯ということもあり、4WDの重要性を理解しているユーザーはかなり多いそうだが、近年のSUVブームの後押しもあって、多くの参加者が試乗を希望。中にはランクル300の納車を待っているというユーザーもいて、試乗しながら4WDシステムのレクチャーも行なわれた。
 ちなみに青森トヨタでは定期的にランクルフェスが行なわれていたが、今回の八戸では初開催。さらに最大のトピックスが、3年振りにTLC(チームランドクルーザー・トヨタオートボデー)の三浦 昂選手とランクル200のラリーカーがやってきたこと!2日間とも三浦選手とメカニックが参加し、トークショーや同乗試乗のコースを使用してのデモランを披露。ケタ違いのスピードとラリーカーの安定感に参加者は度肝を抜かれていた。
 また、今年からTLCの足元をサポートしているトーヨータイヤもブースと最新デモカーを展示。トーヨータイヤとTLC限定のコラボTシャツのプレゼントのほか、タイヤの重要性と魅力を多くの参加者にアピールして、イベントを大いに盛り上げていた。

TLC三浦 昂選手〝スペシャル〟デモラン&トークショー

世代が異なるため純粋な比較はできないのだが、現行型ノーマルを使用した同乗試乗では一本づつ丸太を掴むようにして走行していたセクションを、ラリーカーは異次元の速さで駆け抜けていた。しかも800㎜以上ある段差から落下しても、一瞬でその衝撃を吸収するサスペンションに改めて驚かされる…!
 なお、装着されたタイヤはオープンカントリーM/T-Rはダカールラリーのようなシーンを念頭に開発されたスペシャルタイヤだが、オンロードのドライ路面といった日常プラスアルファのシーンでも高い走行レベルを発揮。シルエットこそ市販車と変わらないように見えるが、中身は別次元のスペックだったのだ。
ランドクルーザーを製造しているトヨタ車体の広報室に所属しながら、社員ナビゲーターと社員ドライバーの両方でダカールラリーの優勝経験を持つ三浦 昂(みうら・あきら)選手。ラリーという過酷なフィールドで、ランクルを鍛え上げてきた功労者の1人だ。
ダカールラリー2022において、市販車部門優勝を果たし、前人未到の9連覇達成でラストランを飾ったランクル200のラリーカー。一見〝市販車〟然としているが、その中身は大きく異なる。エンジンは国内では販売されていないV8ディーゼルエンジンを採用し、リザーバータンク付複筒ガス式ショックやマグネシウム鍛造ホイールを装備。さらにトーヨータイヤのサポートを受けて、足元には市販化もされたスペシャルオフロードタイヤ『オープンカントリーM/T-R(285/70R17)』を装着。確実な走破性と高い耐久性を立証した。
トークショーには三浦選手だけでなく、TLCのメカニックを務める穴見さんと伊藤さんも参加。苦楽を共にした34人の掛け合いは楽しく、シリアスな話から軽妙な話まで参加者の興味を集めた。
今回のランクルフェスは〝TLC・V9達成の凱旋〟という意味合いもあった。トークショーやデモラン以外のタイミングでは、三浦選手も快く記念撮影に参加。さらにドライバーズシートにも着席できたりと、多くの参加者が貴重な体験をした2日間だった。

オフロードコース監修による目玉コンテンツ!

ランドクルーザーらしい圧倒的な走破性が味わえるオフロード同乗体験を実施!

丸太や鉄橋使用した人工セクションを駐車場に設置し、ランクルシリーズの圧倒的なサスペンションストローク量をアピールした同乗体験。例えば同じセクションでもランクル300とプラド、そしてハイラックスではまるで安定感が異なり、外から車両の姿勢を見るのはもちろん、実際に車両に同乗することで、その高い運動性能をを体感できる。ちなみにオペレーションを行なっていたのは、本誌でもお馴染み「さなげアドベンチャーフィールド」の面々だ。
2022年からTLC(チームランドクルーザー・トヨタオートボデー)のラリー活動をバックアップしているトーヨータイヤ。青森トヨタでのランクルフェスににもデモカーのランクル300&RAV4を展示して注目を集めた。もちろん、4WD・SUVタイヤシリーズの『OPEN COUNTRY(オープンカントリー)』全モデルの飾り、性能・見た目共に積極的に履きたくなるタイヤの魅力をしっかりアピールしていた。

TwiN Plazaの名を持つディーラー

青森トヨタが取り組む〝新しい店舗のカタチ〟はユーザーにもメリットが多い

 ご存知の通り、2020年から始まったトヨタの全車種併売。そんな状況もあって、青森県のディーラーでは別の会社である『青森トヨタ』と『ネッツ青森』が共同でツインプラザという店舗を展開中。ツインプラザという名前には、トヨタ店の「T」とネッツ店の「N」のトレードマークを融合しているなど、二重三重の意味を持つ深いネーミングだ。
 ちなみに今回のランクルフェスの会場となったツインプラザ八戸は、本イベントの1週間前にグランドオープンしたまさに出来立てホヤホヤの店舗。レクサスCPOも併設するなど、今までにない新しい自動車販売店を提案している。

ツインプラザ八戸店長・出河さんはツインプラザ青森について以下のようにコメントしてくれた。「青森県内12拠点で展開するツインプラザにおいて、この八戸店は4月6日にオープンした最も新しい店舗であると当時に、国内最大級の整備工場を備え、レクサスCPO八戸を併設するなどの大きさにもご注目いただけると思います。さらに大型のプロジェクションマッピングを店舗に設置することで、四季に応じた様々な映像を映し出すといった新しい試みも導入して、『八戸のランドマーク』を目指しております。
 また店内に庭園を設けているほか、和な雰囲気を随所に取り入れるなど、クルマの購入や商談の際に落ち着きや心地良さを感じてもらえるように心がけています。近隣の方はぜひ一度、足をお運び下さい。
  • ツインプラザ八戸(https://aomori-toyotagroup.jp/shop/tw_hachinohe )
  • 青森トヨタ八戸(☎ 0178-79-1266)
  • ネッツ青森八戸(☎ 0178-79-1269)
  • 開催日●2022年4月23日(土)~24日(日) ※入場無料 ●TLCデモラン&トークショー
  • 開催場所●青森県・ツインプラザ八戸(〒039-1101 青森県八戸市尻内町島田8-4)●TLC参加メンバー 三浦昂(ドライバー)
  • 開催場所●https://aomori-toyotagroup.jp