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レトロな見た目に最新車両スペック!リフトUPオールモード・「flexdream」発ハイエース!

FD-Classic

Hiace204系4型


1BOXというボディ形状がもたらす広い室内に世界が認める信頼性など、その実力通りの高い人気を誇る200系ハイエース。

しかし、4WDモデルに関しては、185㎜という最低地上高や短いサスペンションストローク(特にリア側)などに不満が残るのも事実だ。ハイエースのワイドボディ4WDグレードをベースに、1BOXとしての実用性を更に引き出し、四駆らしさを強調するカスタムを施したのがランクル専門でお馴染みの「flexdream(フレックス・ドリーム)」。

ランクルを専門に扱ってきたノウハウをハイエースにもフィードバックし、クロカン用サスペンションをプロデュースする「KeepSlant(キープスラント)」とのコラボで完成させた3インチアップのキットを組み込むことで流行りのアゲスタイルを確立した。

スタイル優先の「上げるためだけ」の仕様ではなく試行錯誤の末に行きついた8枚重ねのリーフ(ノーマルは4)はハイエースのネガティブ要素でもある「乗り心地」を大きく向上させている。

車高アップによる障害物へのアングル確保はもちろん、サスペンションストロークの延長というメリットも生み出したため、タイヤの浮きを抑制し、トラクションの確保という点でもノーマルを凌ぐパフォーマンスを得ている。加えて、BFグッドリッチのA/Tタイヤを履かせることで、オフロード走破性も高まっている。

スタイルアップとキズの防止などのために、前後バンパーおよびJAOS製スキッドバー&オーバーフェンダーなどの各所に「LINE-X」塗装を施工済み。四駆らしさを強調する効果もある。

インテリアは、同社が提案するハイエースの室内空間を最大限に活かして手軽に車中泊を楽しめるライトキャンピングカー「FD-BOX」シリーズより、乗車定員10名、2列目以降の座席をフラットレイアウトが可能となる「FD-BOX2」をインストール済み。コラボする「PENDLETON(ペンドルトン)」のウール生地を贅沢に使用したオリジナルのインテリアグッズと、フレックスドリームと言えば!のオリジナル“丸目”フェイスコンバージョン「FD-Classic」も魅力的だ。ハイエースの「商用車」イメージを完全に覆してくれる。

見た目はお洒落なレトロムード満点にして、中身は最新スペック。そこに4WDとしての走破性も期待できるとなれば…これから選ぶ車種に選択肢がひとつ増えたのではないだろうか?