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ルックス良し!走って良し!全地面を征服する「YOKOHAMA」エクストリームA/T

ジオランダーX-AT


OFF-ROAD

オフロードではアーティキュレーションの強いラングラーのサスペンション能力と相まって、モーグルやガレ場でも粘り強いトラクション性能を発揮した。オフロード走破性については、M/Tにおよばずとも、確実に一般的なA/Tでは達成できないパフォーマンスを発揮している。そして、今回は違うサイズの「ジオランダーX-AT」を、さまざまな車種に装着して試乗する機会に恵まれた。

ON-ROAD

Jeep・ラングラーJLに選んだのは、35×12.50R17LTサイズ。街中から高速道路など、いわゆるオンロード走行ではしなやかな乗り心地が印象的だった。そう、見た目はM/Tだが乗り心地はA/Tそのもので、静粛性も高く、ロングドライブでもストレスはない。

FORD・ラプターにも、やはり「35×12.50R17LT」を装着しているが、こちらはフロント独立サスペンションの車両だけに、よりレスポンスの良いハンドリングを楽しめる。ちなみに試乗中には雨も降り、舗装のウエット性能も試せたのだが、そんな状況でのグリップレベルも高く、安心感があった。
そう、クルージングは快適そのものだ。〝しなやかな乗り味〞という点ではジオランダーA/T G015に分があるように感じる。

技術者インタビュー

オフロードタイヤを分ける大きく2つのカテゴリーとして、A/TとM/Tがあります。それが近年ではA/Tタイヤだと「見た目がおとなしい」、一方のM/Tタイヤだと「ロードノイズが大きい…」という声をよく聞くようになりました。ちょうど、その中間を担うコンセプトで開発したのが、今回のジオランダーX-ATです。見た目はアグレッシブで、走りは静か。それでいてオフロードタイヤとしての性能もきっちり確保しています。また摩耗寿命は、ジオランダー史上最長を実現しているところにも注目していただきたいです。