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トータルバランスを考慮した控え目な上げ幅が好感度大「ブレインストーム」!

デリカのみならずランクルやジープなど様々な車種のカスタムスタイルを提案、パーツ開発から整備、メンテナンスまで一貫してサポートする奈良県の老舗4WD専門店がブレインストーム。そのブレインストームがビッグマイナーチェンジを果たしたD:5でお勧めしたいスタイルがここで紹介するマイルドリフト。これまで定番とされていた2インチ、3インチの上げ幅ではなく、2.5cmだけ上げる1インチリフトが決め手。ワンサイズ上のタイヤを絶妙なフェンダークリアランスで履きこなす点が肝となる。純正比で「ちょっと高くない?」と思わせるさじ加減は、ヘッドライト形状やグリルデザインの大幅な変化で実際の高さ以上に腰高な印象を生む新型のキャラクターを考慮。そのトータルバランスは特筆物で、さりげなくドアノブにオートフラッグスのカーボン素材を採用したドアハンドルカバーやマフラーカッターを装着、さらにはリアゲートにステンレス鏡面仕上げのD:5ロゴをあしらうなど絶妙なコーディネイトも大人好みなアクセント。さらに、タイヤサイズを上げたことによるパフォーマンス不足を改善すべくDFCを新型ディーゼル用にセッティング。車重と排気量のアンバランスからなる非力な一面を改善している。

簡単接続で30%以上の出力向上を実現するD.F.C(デジタルフューエルコントローラー)。BOSCHのローラー式シャーシ台では約54馬力UPを計測し、出だしや踏み込み時のパワー不足を払拭する。ON・OFF、3モードを車内からコントロール可能。
ドアハンドルと同じくオートフラッグス社製のマフラーカッター。腰高になったリアにステンレスのアクセント。この他、5ZIGENと共同開発したJASMA認定車検対応オールステンレスマフラー「サイコパス feat.5ZIGEN」もリリースしている。
長期間に渡るテストを繰り返して製品開発した乗り心地重視のコンフォートサスペンション。ターゲット車高アップ量を28㎜に設定しており、構造変更不要の国内生産品。控えめな上げ幅で純正ノーマルダンパーにも対応する。
ステンレス素材、鏡面仕上げの質感にこだったサイコパス、D:5エンブレム。Dを2mm、5を3mmと異なる厚みから生まれる立体感はリアゲートのアクセントとして効果的。付属の両面テープで簡単に取り付けられるのも嬉しい。
ビートロック風のリムフランジで新設計のラウンドデザインによる剛性の高さと軽量化を両立させたWORKの最新作クラッグ・ティーグラビック2。グリミットブラックカットリムとアッシュドチタンカットリムの左右アシンメトリーカラーな履きこなしもクール。16インチ7Jとタイヤのボリューム感を考慮したインチ設定が特筆物で、Bf-Goodrich KO2(235-70R16)を1インチアップで無理なく絶妙なフェンダークリアランスで履きこなす。

リフトアップしてパフォーマンスを犠牲にするのではなく、走破性を高めつつ街乗りを含むオールラウンドでトルクフルかつ快適な走りを実現させる仕立ての良さは老舗ならではのテクニック。今後も続々アフターパーツをリリース予定とのことなので、期待が高まる。