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トータルでのバランスを高めることで完成した理想の「オフロードサービスタニグチ」のサスペンションに注目!

ジムニーのカスタマイズにおいて、長い歴史と豊富な実績を誇る、オフロードサービスタニグチ。

ジムニーに乗るユーザーにとって、その名前を知らない人はいないのではないか、と思うほどに多くのカスタマイズされたジムニーでパーツが装着されているのを見かけることができる。 

そんなタニグチが長年追い続けてきたJB23用の理想のサスペンションというべき、完成形の脚を持つデモカーがこの車両だ。ソルブ・LOB2インチアップコイルにAS8ショックアブソーバーを組み合わせた足回りは、オンロードからオフロードまで、路面を選ばない高い操縦安定性を実現している。サスペンションだけでなく、エンジンルームにも大きく手が加えられている。

ラノーズとタニグチがコラボしたブーストアップを施すことで、90psをオーバーするまでポテンシャルが高められた。ただ単にモアパワーを追求するだけでなく、先述した足回りには細部までキッチリとした補正が施されている点にも注目したい。パワーアップした動力を支えてくれる安定感あるサスペンションとの相乗効果で、ノーマルでは非力なジムニーのウィークポイントであった高速での長距離クルージングも快適に行なえるのだ。

レーシーな雰囲気が漂い、大人な空間を感じさせる運転席回り。シフトノブやアクセル・ブレーキペダル類は赤アルマイト仕上げのオリジナルパーツを装着。Aピラーに装着する2連メーターパネルも60φメーター2つを美しくレイアウトしてくれる。また、タニグチのロゴが刺繍されたブリッド製セミバケットシートのホールド性の良さは長距離クルージング時に大いに恩恵に与ることができる。

ユーザー目線に立って、つねに快適なジムニーライフのサポートをする、というタニグチの思想は不変。今後のパーツ開発にも期待ができる。