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ライズ ロッキー

2019.11.07

トヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキー新型コンパクトSUV発売!

小型SUVの決定打になるか?

トヨタのラインナップの中では最小サイズのSUVとなる「ライズ」、ダイハツとしては唯一のSUVとなる「ロッキー」が発売された。トヨタとダイハツという異なる自動車メーカーによるこの2台を同時に語るのには理由がある。ダイハツはトヨタのグループ企業なので、実はこれまでにもトヨタブランドの小型車にはダイハツが開発および製造する車種があったが、今回のトヨタ・ライズとダイハツ・ロッキーも同様で、両車ともに開発・製造はダイハツが担当する。ブランドや内外装のディテールは異なっても基本設計は共通で、いわゆる「兄弟車」または「姉妹車」と呼ばれる関係にある。今回のライズ/ロッキーの発売により、手頃な価格帯で市街地でも小回りのきく小型SUVの選択肢が増えることになった。

ロッキー

購入を考えるうえで一番問題になる価格だが、2WD、4WDを含めた両車のラインナップ全体で
ライズ 1,679,000~2,282,200円(税込)
ロッキー 1,705,000~2,422,200円(税込)
となっている。


ライズ/ロッキーが特徴的なのは価格設定だけではない。両車のボディサイズはまったく同じで、
全長×全幅×全高=3,995×1,695×1,620mm
となっており、全長4,700mm以下、全幅1,700mm以下、全高2,000mm以下という「5ナンバー枠」内に収まっている。

ライズ

近年になって関心が高まってきた安全装備についても、予防安全機能のスマートアシスト(衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)、衝突警報機能(対車両・対歩行者)、車線逸脱警報機能、車線逸脱抑制制御機能、ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)、先行車発進お知らせ機能、コーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個)、標識認識機能(進入禁止)、オートハイビーム)は全グレードに標準装備、運転をサポートするスマートアシストプラス(ADB(アダプティブドライビングビーム)、LKC(レーンキープコントロール)、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)、スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)、BSM(ブラインドスポットモニター)、RCTA(リヤクロストラフィックアラート)、パノラマモニター、サイドビューランプ)がグレードにより標準またはオプション(一部グレードには設定なし)となる。


●主要諸元:ダイハツ・ロッキー 4WD G
全長×全幅×全高:3995×1695×1620㎜
ホイールベース:2525㎜
トレッド前/後:1475/1470㎜
最小回転半径:5.0m
車両重量:1050㎏
エンジン:直3DOHCターボ
総排気量:1.0ℓ
最高出力:98ps/6000rpm
最大トルク:14.3㎏-m/2400~4000rpm
トランスミッション:D-CVT
WLTCモード燃費:17.4km/ℓ
サスペンション前/後:ストラット・コイル/トーションビーム・コイル
タイヤサイズ:195/60R17