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ジムニーを知り尽くした専門店のしっかり使える真面目な「オフロードサービス タニグチ」のカスタム!

40年近くに渡り、歴代ジムニーのオリジナルパーツを提案し続けているオフロードサービスタニグチ。ジムニーを知り尽くした専門店だからこそ、その可能性の広さを熟知しており、JB64だけでもスポーティ路線とアウトドア仕様の2種類をプロデュースする。

Sporty Version 40㎜Liftup

スポーティバージョンから解説しよう。リフト量は40㎜で、オンオフを問わずあらゆるシーンで走りが楽しめることを目指した仕様。40㎜でオフロード?と思うかもしれないが、3インチリフトに匹敵する長いショックを組み合わせることでストロークを確保。路面に対する追従性が高い。またリヤデフにLSDも装着。ブレーキLSDとの相性は抜群で、空転した直後に効果が効き始める。

前後バンパーはタニグチのFRP製に変更。グリルもオリジナルで、タニグチがJA11用にリリースし大ヒットしたデザインを踏襲。開口部のデザインだけでなく、立体的な形状としているのがポイントだ。スキッドプレートはオフロード走行にも耐えうる強度を確保。
前後ともデュアルレートを採用した、ACE40サスペンションキットを装着。減衰力が14段階で調整でき、ロングストロークを実現したA14Xショックをセット。キャスターやラテラルロッド等のアライメント補正はもちろん、バンプストッパーなども追加する。
スペアタイヤを外し、テールゲートの中央には試作品のリヤナンバー移動ガーニッシュを装着。車両の軽量化に貢献し、オン/オフを問わず軽快な走りの追求に貢献する。クロスカントリーと言うよりもダートランナー的な雰囲気をアップすることが可能だ。

Outdoor Version 60mm Liftup

一方、60㎜リフトのコンセプトは、見た通りアウトドア仕様。四駆らしいスタイルを強調するためリフトアップを行う人は多いが、本来の目的はオフロードでのクリアランスを確保するためのもの。実際、河原やキャンプ場などで60㎜の違いは非常に大きく、安心してアウトドアに踏み込むことができる。とはいえ決してスタイル重視ではなく、オフロードを走る機会が多い人に、60㎜リフトのサスペンションは自信を持ってオススメできる。

前後バンパーやグリルをタニグチのアイテムに変更するが、バンパーは敢えてブロンズにペイント。サイドデカールのウッドと相待って、非常にオシャレな印象を感じさせる。ちなみに軽さと価格を重視し、ドレスアップ目的の簡易スキッドプレートを装着する。
リヤのみデュアルレートを採用したACE60サスペンションキットを装着。ショックは40㎜リフトと同じくA14Xを組み合わせる。ちなみにタニグチでは、大幅なリフトアップはしたくないというユーザーに向け、20㎜リフトアップ仕様も好評発売中だ。
純正のリヤコンビランプの印象を一新してくれるテールランプガーニッシュを追加。エクシードマフラーの出口位置はノーマルバンパーに対応しており、タニグチのバンパーには40㎜リフトアップ車の様に、コンペマフラーRがジャストフィットすると言える。

JB74 Sierra

JB64用のオリジナルパーツの開発が一息ついたことで、タニグチではいよいよ本格的にシエラ用のパーツ開発に着手。インテリアなどはJB64と共用できるも
のも多いが、バンパーなどの外装パーツは新たなデザインを計画中。デモカーはACE60スプリングでリフトアップし、オープンカントリーM/T(225/75R16)を装着。純正バンパーの一部をカットすればコンペマフラーRの装着も不可能ではない。シエラ専用のサイドステップもまもなく登場予定!

他にもタニグチでは、ジムニーをもっと使いやすくするインテリアパーツもラインアップしている。まさに自分色に仕上げることが可能だ!