4WD・SUVカテゴリーへのスポーツマフラー開発でほかの追随を許さない、国内最高峰のスポーツマフラーメーカー「GANADOR(ガナドール)」。
設計から開発・生産に至るまでを一貫して行ない、さらに高品質を維持するフルジャパンメイドのスポーツマフラー・メーカー「GANADOR(ガナドール)」。古くから4WD・SUV用スポーツマフラーを数多くリリースしてきた同社から、これまでの技術とノウハウを注ぎ込んだ新型ジムニ ー(JB64・4AT)用のマフラーがついに登場!
大きく分けてラインナップはセンターパイプまでのフルサイズタイプと、リアピースのみの2種類で、出口形状はスクエアとサークルかの2つからそれぞれ選ぶことができる。ちなみに、5MT仕様やジムニーシエラ(JB74)用についても開発は進行中だ。
ガナドールのスポーツマフラーは、馬力の向上と燃費改善を得るため、右ページにある通り、独自の流体管理構造を取り入れた「P・B・S(パワー・ブースト・システム)」を採用していることが特長だ。ただし、今回の新型ジムニーJB64の場合、660ccという小排気量と限られた排気管の取り回しスペースなどによって、その開発は一筋縄ではいかなかったという。
最大の難関は、小排気量ゆえに抜けの良さを重視すると、一方ではトルクが細くなってしまうことだ。そのため、ある程度の太さを確保した50φのエキゾーストパイプは、長さを多めに取る設計でトルクアップを得ている(リアピースタイプ=1.0kgf‐mアップ/フルサイズ=1.4kgf-mアップ)。横置きにセットされたメインサイレンサーから長い取り回しを経て、左側の出口へ排気が導かれるのは、まさにトルクを稼ぐためなのだ。
ちなみに、開発はリアピースタイプからスタートしたが、トルクだけでなく確かな馬力アップ(2.6ps)と燃費改善率の向上(11.2%)を得た上で、フルサイズタイプの開発にも着手。リアピースのみで目標を達成できれば、フルサイズら性能向上(4.1psアップ/11.3%の燃費改善率)を求めるのは、もはや難しいことではなかったそうだ。
結果、JB64・4AT車にありがちな発進時のもたつきを解消。リヤビューを誇らしげに演出した上で、オフロードはもちろん、日常においても確実な性能アップを期待できるマフラーであることが、GANADORの真骨頂なのだ。
内部にP・B・S効果を担うスパイラルテールフィンを塔載するテールエンド。形状は写真のスクエア(90×75)と、サークルテール(85φ)の2種類で、ポリッシュタイプのほか、チタニウム製ブルータイプをそれぞれに設定。
フルサイズマフラーは、サイレンサーより前のセンターパイプも付属。ノーマルより太いパイプ径50φで、優れた排気効率を得ている。
●パワーデータノーマルマフラー64.9ps/6,170rpmGANADORマフラー69.0ps/6,170rpm
ノーマル比+4.1ps
●トルクデータノーマルマフラー8.5㎏f・m /4,830rpmGANADORマフラー9.8㎏f・m /4,890rpm
ノーマル比+1.3㎏f・m
●近接排気騒音データ(車検対応)ノーマルマフラー78dBGANADORマフラー89dB
ノーマル比+11dB
●燃費改善値(検証結果)+11.3%
センターパイプ付きとなるフルサイズタイプは、ノーマルマフラーと比較して、最大4.1psの出力アップ、1.3kgf-mのトルクアップ、そして11.3%の燃費改善率を得ている。注目すべきは、3850回転という常用域で、最大差1.4kgf-mのトルクアップを得ていること。これはアクセルの踏み込みが少なくても加速する…という、乗りやすさや燃費改善に繋がっている。
ジムニーJB64用(4AT)
GANADORスポーツマフラー
全ラインアップ
●GDE-157ST ●GDE-158ST
リヤピース/左ダブル出し/サークルテール(チタン製ブルー発色)
フルサイズ/左ダブル出し/サークルテール(チタン製ブルー発色)
●GDE-157Q ●GDE-158Q
リヤピース/左ダブル出し/スクエアテール(ポリッシュ仕上げ)
フルサイズ/左ダブル出し/スクエアテール(ポリッシュ仕上げ)
●GDE-157QST ●GDE-158QST
リヤピース/左ダブル出し/スクエアテール(チタン製ブルー発色)
フルサイズ/左ダブル出し/スクエアテール(チタン製ブルー発色)
●GDE-157 ●GDE-158
リヤピース/左ダブル出し/サークルテール(ポリッシュ仕上げ)
フルサイズ/左ダブル出し/サークルテール(ポリッシュ仕上げ)
- ガナドールbyマツ.ショウ
- 048-935-1130
- https://www.ganador.co.jp