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アクティブさと個性を進化させた新型「SUZUKI HUSTLER」

もっと遊べるワクワクの軽SUV


大きなマイチェンをせず6年ぶりに2代目へ変更

2014年1月にデビューした「ハスラー」が、初のモデルチェンジを果たした。2019年の東京モーターショーでコンセプトが披露されたが、ほぼそのままのカタチで2代目へとスイッチした。初代ハスラーは、2019年9月までに累計登録台数が47万台というベストセラーモデルだ。そのコンセプトは「遊べる軽自動車」であり、軽ワゴンタイプにSUV的な要素をプラスしたこれまでにない軽自動車としてデビューし、ワゴンR、スペーシアに続くスズキの基幹車種へと成長。なお、初代は登場以来大きなマイナーチェンジはなく、数回の一部改良と安全基準の変更に伴う仕様変更が行なわれたのみ。エクステリアデザインに大きな変更を与えられることなくモデルチェンジを迎えた。
 その2代目ハスラーは、トレンドの変化やユーザーの行動力を高めるクルマをさらに目指して、「もっと遊べる!もっとワクワク!もっとアクティブな軽クロスオーバーワゴン」として、初代ハスラーを継承しながら、すべてにおいて初代を凌駕する。エクステリアは、フロントヘッドライトの丸型コンビネーションランプを初代から継承しつつ変更し、リアクウォーターガラスを採用。ホイールベースを35㎜、全高を15㎜延長し、キャビンスペースを拡大し、快適性を高めている。

各種カップホルダーのほか、センタークラスター部には500㎖の紙パックも収まるホルダーを装備。また、先代同様に開くとテーブルになるグローブボックスは容量アップ。リヤシートにも折り畳み式テーブルを採用。
フロントシートは先代のベンチタイプからセパレートタイプに変更。縞鋼板柄にカラフルな差し色でタフ感とワクワクを表現。リヤシートは足元スペースを十分確保し、さらにヘッドクリアランスは十二分の広さを誇る。
インパネはアウトドアギアなどで見られるタフなプロテクションをイメージした3連プロテクションフレームを採用。さらに、上下の2本の太いバー部分によって、滑り止めグリップをイメージさせる機能感が演出されている。室内全体としては、機能性とワクワク感を両立することで、さらにアクティブな印象となった。

マイルドハイブリッド

全車が搭載するマイルドハイブリッドシステムは、新たにバッテリーが強化済み。また、新開発のCVTはスズキ初となる2ポートオイルポンプ、高効率ベルト、トルクコンバーターなどを採用し、軽量化も図られている。

R06A型ターボエンジン

ターボエンジンは、インタークーラー付きR06A型を採用。これはジムニーなども塔載するスズキの主力エンジン。動力性能は確かで、ゆとりのある力強さを発揮する。

R06D型エンジン

新開発され、今回搭載された自然吸気エンジンR06D型。デュアルインジェクションシステム、クールドEGRをスズキとして初採用。軽快な走りと低速域から中高速域での優れた実燃費を実現する。
ほんの一部のグレードを除きスズキセイフティサポートを搭載。ターボモデルはアダクプティブクルーズコントロールと車線逸脱抑制機能をスズキ軽自動車で初採用したこともトピックだ。

魅力をアップした新型ハスラー。初代以上にアクティブに楽しめるのは間違いない!!