こだわりと情熱が込められた80!今こそ「ダイレクトとちぎ」のランクル「ハチマル」が熱い!
高級車ではなく、実用車やオフロードカーとして様々なランクルを取り扱う「ダイレクトとちぎ」。
オープンしてちょうど4年目を迎えるが、代表の浦川さんは元々ランクル80のいちユーザーで、好きが嵩じて専門店の店長を経て、遂には自分のお店をオープンしてしまった。数あるランクルの中でも浦川さんは特に80に愛着を持っており、話を聞くと好きというレベルを通り越し、愛情さえも感じられるほどの情熱が伝わってきた。
◆LANDCRUISER 80
7inch up
ベース車両は平成5年式の中期モデル。四半世紀以上前のクルマとは思えないほど美しくリフレッシュされ、ロックスライダー以外の社外パーツは新品をチョイス。
また、フロントマスクはオーストラリア仕様の角目4灯に変更しており、こちらも新品の純正部品に交換済みだ。7インチものリフトアップを行なったことで、タイヤは38.5×12.5R16という圧巻のマキシス・トレパドールが装着可能。ホイールはラグナのJF-6で、カタログには設定されていないポリッシュリムにブラックディスクを組み合わせたスペシャル仕様となる。なお、内装はダイレクトとちぎのオリジナルシートカバーを装着し、リフレッシュ&高級感をアップ。ある意味80の王道スタイルだ。
サスペンションはテイクオフのシュリンクコイルで7インチリフトアップしており、ショックはビルシュタインをチョイス。しなやかな乗り味と安定感を追求するため、フロントショックはワンオフでWショックに変更し、FOXのステアリングダンパーも追加する。
4inch up
平成4年式の前期型最終モデルだが、実はパートタイムのVX。しかも前後に純正デフロックが備わっており、かなり希少でオフロードを走らせるのが勿体なく思ってしまうようなモデル。
サスペンションは、減衰力の伸びと縮みがそれぞれ個別にセッティングできるオールドマンエミューのBP-51をセットし、4インチのリフトアップを実施。タイヤはオープンカントリーM/T(255/85R16)をセレクトし、クラシカルな雰囲気が80と絶妙なマッチングと言えるBRUTのBR44を組み合わせる。ボディカラーとホイールカラーをグレーで統一する手法は、80が新車販売されていた時代では考えられないスタイルで、ある意味イマドキのカスタムだと言えるだろう。
パートタイムの80と聞くと、搭載エンジンは1HZでイマイチ走りが…と思うことだろう。だがナロー化しているが、この車両はVXなので、エンジンは1HD-Tを搭載。しかも5MTなので、燃費、加速性共に文句のつけようがない。こんなレアなモデルも、ダイレクトとちぎなら探し出してくれる事だろう。
そんな浦川さんの想いが込められたのが、今回紹介する2台の80。シルバーの車両は7インチのリフトアップを実施し、前後バンパーはトレイルギア製に変更。ウインチやロックスライダーも装備しており、本格的なオフロード走行が楽しめる。リフトアップしても普通に走れるように、リーディングダウンブラケットの追加や前後プロペラシャフトをダブルカルダンに変更するなど、実は随所に小さなこだわりが凝縮されている。
対するグレーのモデルは、激レアなパートタイムのVXがベース。オーバーフェンダーレスにしシンプルな外観とするが、足回りはオールドマンエミューの最新アイテムBP51をチョイスし、現代的な乗り味へと進化させている。
80と15年以上の付き合いを続ける浦川さんだが、まだまだその愛情は冷めることはない。これからも「ダイレクトとちぎ」では、こだわりと情熱が込められた80を提案してゆくとのこと。80が欲しいなら、一度足を運ぶべきお店だ。