TOP > 記事 > 〝無数のノウハウから導いた「JAOS」の新提案!〝純正車高〟で乗り味を劇的に改善!

〝無数のノウハウから導いた「JAOS」の新提案!〝純正車高〟で乗り味を劇的に改善!

言わずと知れた、4WD&SUVパーツのトップメーカー「JAOS(ジャオス)」。近年、とくに親和性の高い1台がこの「ハイラックス」。ご存じの通り、JAOSは創立30周年を契機として、これまで5年連続でアジアクロスカントリーラリー(AXCR)へ参戦を続けてきた。2020年は、そもそも競技が開催されるかどうかが不透明だが、来たるべき時に備えてラリープロジェクトを始動した。なお2016年以降、その参戦車両に選んでいるのがハイラックスだ。つまりラリーで鍛えたノウハウをしっかりとフィードバックしている、というわけだ。

 製品として用意されるパーツは実に多彩。エクステリアは、JAOSならではのスタイルを造るために欠かせないフロントスキッドバー&スキッドガード、特太チューブタイプのサイドステップ、そして人気アイテムのマッドフラップなどで構成。また、ダミーボルトを配してスパルタンムードを盛り上げるフェンダーガーニッシュも注目のアイテムだ。

タフな四駆らしさを表現する“JAOSスタイル”。その必須パーツといえば、やはり「フロントスキッドバー」だろう。バーとプレートは、それぞれブラックとポリッシュ(プレートはブラスト)のカラーを用意し、組み合わせで4つのバリエーションを選択できる。バーにはランプブラケットも付属。
こちらもブラックとポリッシュの2色設定する「サイドステップ(デモカーが装着しているのはブラック仕様)」。使い勝手と視覚的な安定感を重視して、76.2φという太めのパイプを採用したほか、ステップ部にインジェクション樹脂を用いるなど、実用性にも十二分に配慮。
すでにハイラックスをはじめ、各車で人気アイテムとなっている「フェンダーガーニッシュtype-X」も、タイヤ&ホイールをチェンジするなら一緒に選びたいアイテム。片側10㎜アンダーながら、実際以上にワイドに見せるデザイン、ダミーボルトによる見た目が、さらにワイド感とワイルド感を演出してくれる。

BATTLEZ コンフォート リヤスプリング ハイラックスGUN125用

現在、コンフォートスプリングとのセット販売が設定されているのはVFA ダンパー(前後減衰力14段調整式、リヤ側ハーモフレック®搭載)だ。もちろんノーマルダンパーのままでもコンフォートスプリングを組み合わせることは可能だが、BATTLEZダンパーと組み合わせた方がよりコンフォートライドが味わえることは間違いない。JAOSではハイラックス用として他にも様々なサスペンションを用意しているので、購入する際にはよくチェックしたい。
トレーラーやボートなど、けん引する用途が多く想定されるピックアップトラックだけに、サイド出しマフラーを装着する利点は多い。もちろん、ファインチューニングとしても、エンジンのレスポンスの良さに貢献。さらに、フラットな内部形状によってスムーズな排気効率を実現するSAMCO製オリジナルシリコンホースを採用したインテークホースセットと共に装着すると効果はアップ!
装着タイヤはTOYOオープンカントリーM/T。LT265/70R17という純正よりひと回り大径サイズで、10PRというスペックはタフな走りに応えてくれる仕様だ。もちろん多少バネ下は重くなるが、ファインチューンを施せば軽快に走ることができる。
ハイラックスをはじめ、ランドクルーザープラド、FJクルーザーといった〝6H-139.7〟のSUVに対応するJAOSの新ホイール「TRIBE CROSS(トライブ・クロス)」。TRIBEシリーズの第3弾となり、もちろん従来モデルと同様にENKEI(エンケイ)とコラボ開発。ラリーでの使用を前提としているため、高剛性・軽量さだけでなく、強靭さも重要となる。そこで鋳造製ホイールでありながら、鍛造製ホイール並の強度を実現するエンケイ独自のリム成型テクノロジーMAT PROCESS(マットプロセス)製法を採用していることもトピックだ。
 立体感を強調した10本スポークは骨太なスポーティをアピール。そこにダブルフランジリムやインナーリムのフィン形状を加えた、マッシブなデザインも特徴だ。まさに、新世代のオフロードスポーティホイールと言える存在だ。
ハイラックスのウィークポイントとされるのが、タイヤチェンジによって生じるフロント・インナーフェンダーの干渉だ。例えば純正265/65R17から、今回装着したわずかに径の大きい265/70R17でも、ハンドルを切ると純正マッドフラップ部に干渉が…。そこでJAOSが新リリースしたのが「インナーフェンダー」。純正インナーフェンダーの一部をカットし、このパネルに付け替えれば、見た目もスッキリ、泥の侵入を防ぎ、さらにマッドガードの装着も可能となる。
 スタイルアップ派も実用派も、そして機能充実派も、ハイラックスオーナーならJAOSパーツを選べばラリーで実証された“本物”の実力を感じることができるだろう。