◆ice GUARD SUV G075
「氷に効く」「永く効く」「燃費に効く」をコンセプトに、スタッドレスタイヤのパフォーマンスを追求し続けるヨコハマタイヤ「アイスガード」シリーズ。今冬、第7世代の乗用車用スタッドレス「アイスガード7(セブン)」を発表するなど、その進化はとどまることを知らない。
そんなアイスガードの中で4WD・SUV専用に特化しているのが「アイスガードSUV G075」。これは重心が高く、車重も重い4WD・SUVに合わせて専用にチューニングしたタイヤ。新マイクロ吸水バルーンやブラックポリマーⅡ、エボ吸水ホワイトゲルといった素材を組み合わせた“スーパー吸水ゴム”を採用し、アイスガードの名にふさわしい氷雪パフォーマンスを獲得している。
その実力は、冬のテストコースに持ち出してアイスガードSUV G075を装着したランドクルーザー200が証明してくれた。2tを優に超える車重、ロールポイントの高い本格オフローダーはタイヤへの負担もかなり大きいが、G075は雪道でも不安のない自然な挙動でランクルを走らせる。スピードの乗り、ブレーキのフィールなど、滑りやすい雪の上だということを忘れさせる。

そしてテストコースで試せない一般路…とくにドライ路面の印象も最後に語っておきたい。実は筆者は2シーズン、このアイスガードSUV G075を愛用しているが(車種はジムニー)、ドライ路面での優れた静粛性を含む快適性、安定感のあるハンドリングなどにもG075の魅力が感じられる。さらに燃費に関しても、普段履いているオールテレーン系タイヤより良い印象がある。さらにメーカーのテストデータでは、長寿命性もスタッドレスタイヤでトップクラスにあるのだ。
雪が降る前の準備段階からストレスなく装着でき、急に雪が降ったり、路面が凍ってしまっても、間違いなく活躍が期待できるのは何よりの安心ではないだろうか。

①4本ジグザグ状メイングルーブ
トレッドを貫く4本のメイングルーブをジグザグ形状とすることで、前後のエッジ成分を増加している。これが氷上でのトラクションの向上やブレーキング向上に貢献する。
②幅広センターリブ
細い溝を配置してトレッド剛性を最適化した幅の広いセンターリブを採用。路面との接地性を高めることで、氷上の制動・駆動性能を向上させている。
③ジグザグ状サブグルーブ
ジグザグ状の溝を採用することで、前後左右のエッジを強化。氷雪路面を効率的にひっかくことで、氷雪での高い操縦安定性を実現。同じく制駆動性にも効果的。
④トリプピラミッドサイプ
しっかり感を高める「折り」を3段に重ねた内部構造を持つサイプを採用。複雑な立体形状のサイプが互いに支え合い、ブロックの倒れ込みを抑制。操縦安定性に貢献。
⑤細密マイクログルーブ
トレッド全面に配置されるスリットにより、全方向ミクロのエッジ効果を発揮。装着初期の氷上性能を確保する。

「エボ吸水ホワイゲル」を採用!
さらに氷上性能を進化させた
『スーパー吸水ゴム』

①+②スーパー吸水ゴム

①新マイクロ吸水バルーン

②エボ吸水ホワイトゲル
3つのコンパウンド素材による氷に効く3つの効果

●吸水効果
凍結路面走行は摩擦熱でミクロの水膜が発生し、これが滑る原因となる。コンパウンド技術「新マイクロ吸水バルーン」+「エボ吸水ホワイトゲル」は、タイヤ表面の空洞で効率的に水膜を除去。
●密着効果
低温でゴムの柔らかさを保つ「ブラックポリマーⅡ」と素材そのものが柔らかい「エボ吸水ホワイトゲル」の相乗効果で、氷表面の微細な隙間を埋めて、氷表面に密着し路面との接地性を向上。
●エッジ効果
氷上での発進・停止・旋回には「エッジ効果」を効かせることも重要。「新マイクロ吸水バルーン」のカラが氷を噛み、高いエッジ効果も実現。埋めて、氷表面に密着し路面との接地性を向上。
LTスペックを有する新カスタムサイズが3種類追加

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