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【X-Fang】センス溢れるスタイルで走り・使い勝手を進化!

 スポーティなデザインのエクステリアパーツからイメージできる通り、見た目だけでなく走りを進化させるD:5パーツを豊富にラインナップする「X‐Fang」。加えて、インテリアパーツや便利な内装ギアも自社で開発・リリースしている。これらは実は2輪のコンペティションシーンで使用されるパーツ開発を礎にある。設計能力と3Dマシニング技術を持つことで、優れたオリジナルパーツを製作するい環境が整っているのだ。そのX‐Fangを代表するスタイルが、5.2インチUPデモカー。ポイントは多数あるが、ボンネット後端に装着するウインドーディフレクター、大きめサイズのフィン形状トップデザインとしたリアディフレクター、スケルトンスタイルのフューエルリッド、内装アイテムのアシストグリップが今旬だ。また今回のデモカーも、T‐revやスロットルスペーサー装着で物理的チューニングを行ないつつ、ミニコンTRでデジタル的にパワーとトルクの潜在能力を引き出している。
 また、アーバンギア用のアイテムをリリースしていることもトピック。特長的なフェイスマスクはリフトアップスタイルと仕様はほぼ同じものだが、そこに純正の前後バンパーとサイドカバーのデザインを効果的に使ったスタイルを披露。アドオン・エアロのアンダースポイラーとオーバフェンダー、そして22インチの6本スポークのアルミを履かせることで、レーシーかつ洗練されたアーバンギアに進化させている。

■X-Fang 5.2インチUPモディファイド

ハートランド製4インチリフトアップキットに、オリジナルの1.2インチアップコイルを組み合わせて車高UPしたスタイル。タイヤは265/70R16というワイルドなサイズのBFG A/Tタイヤをフロント35㎜/リア30㎜ワイドのオーバーフェンダーで収める。また、オールステンレス製のヒッチメンバーも発売中。様々なアウトドアギアが装着可能で、D:5のタフギア感をアップしてくれる。
X-Fangオリジナルの16インチホイール、XF‐08。コンケイブデザインを採用した力強さと軽快感の絶妙なバランスの8スポークデザイン。ブラック基調のディスクにミーリング加工を施し、シルバーのアクセントラインで引き締めている。組み合わせたタイヤは王道のBFGオールテレーンKO2のLT265/70R16だが、タイヤステッカーで加工することで通常のホワイトレターをレッド×ブルーレターに変更。
モディファイドリアディフレクターType2を装着。サイドフラップをワイド化し、デイフレクター後部を延長して存在感をアピール。これは空力性能の向上も狙ったフォルムで、さらに上面にボルテックスジェネレーターも追加。サイドフラップにはカーボン加飾を施してレーシーに。
DORONCOアンチロールコイルは車高アップだけでなく、懸念材料とされるロール量増加を排除し、小気味良い操舵感と乗り心地の良さを誇る。さらにスタビリンク&強化ウレタンスタビブッシュ、リアアッパーコントロールアームを追加し、操縦安定性を強化。またリヤ側にサブタンク付きオリジナルのショックアブソーバーを開発中。
ノーマルの大きなグリルを、モディファイドフェイスマスク(FRP/カーボン仕様)で上下分割し、横基調のモデファイドセンターグリルと組み合わせた。ノーズを延長する形状は、どことなくランエボを想起させる顔つきとなる。かぶせタイプの簡単装着ながら効果絶大!
デザインボルトを配したスケルトンタイプのカスタムフューエルリッド。ジュラルミン切削のフレームはDELICAをイメージした「D」デザインで、シースルーウインドー部分は対候性に優れたポリカーボネート製。さらにビレットフューエルリッド専用オプションのX型のプロテクターも設定し、スパルタンな印象。
ボンネット後端部に装着するモディファイドウインドディフレクターにより、清流効果とバグガード的効果も得ることができる。さらについにモディファイドエアロボンネットの試作品が登場。
X-Fangスタイルのデリカを代表するアイテムが、このカモフラ柄のマッドフラップ。泥除け効果はもちろん、リヤビューのアクセントとしてもバツグン。

■X-Fang アーバンギア・ローダウン

エアロ装着車・アーバンギアに対しても他に類を見ないオリジナルカスタムメニューを用意。オリジナルのスプリングでローダウンを実施し(フロント35㎜、リア45㎜の下げ量)、フロントにアドオン・エアロのアンダースポイラーを装着。そこに洗練された雰囲気の前後オーバーフェンダーを合わせることで、ノーマルデザインを活かすスタイルとした。リアバンパーやサイドパネルはノーマルのままだが、22インチ大径ホイールの効果もあり、よりスポーティでジェントルな印象が感じられる。
22インチの大径かつスポーティな6スポークデザインのMETALBULLモデル619ホイールをセット。8㎜ワイドフェンダーと約40㎜のローダウンとが相まって、タイヤハウスいっぱいの秀逸なスタイリングを披露してくれる。
8㎜ワイドのフェンダーはサイドパネルとのマッチングも絶妙。アーバンギアスポイラーの安定感に対して、リアビューをスポーティに演出するモディファイドリアディフレクターを装着。
元々スポイラーやサイドパネルが装着されているアーバンギアだが、X-Fangのリップスポイラーをアドオン。立体感溢れるエアロはコーナー部分に厚みを持たせることで、カナード的な雰囲気も感じさせる。ちなみにアーバンギアにはオールFRPのモディファイドフェイスマスクを装着。
X-Fangの最新ディーゼル・チューニングメニューが、ノーマルおよびノーマル形状のエアクリーナーにサンドイッチ状に装着する『インテークディフューザーXF改』。導入することで大きな負圧が発生することで吸入効率を改善させ、パワー&トルクの向上やエンジンレスポンスアップも期待できるアイテムだ。
意のままにクルマを操るテクニックを持つドライバーには、扱いやすさを重視する純正ECUによる制御は物足りないのも事実。この『MINICON-TR』は燃圧センサー、圧力センサーを経由してECUへアクセスし、CV1W専用にプログラムされた制御情報を反映。燃調やブースト圧を変更して、パワー&レスポンスアップを実現する。
純正ECUユニットへアクセスし、ブースト圧や燃料の増加などを行なう〝ミニコン〟の作動状況を分かりやすく表示する『ミニコンゲージ』。
既存のAピラー/Bピラー用のビレットアシストグリップに加え、ユーティリティをより向上させるべく設定されたのがサイドアシストグリップ(前席用&後席用)。見た目とユーティリティの向上に貢献する。
アルミビレット仕上げのシフターとドライブモードセレクターリングを装着。ビレットシフターはガングリップ形状を採用して操作性も良好。専用デザインのジュラルミン切削ドリンクホルダーも設定し、室内の雰囲気を一新してコクピット感を強めている。