レース直系のDNAを細部に宿したホイール「CRAG T-GRABIC(ティーグラビック)」や「CRAG T-GRABICⅡ(ティーグラビック・ツー)」で、ブランドの存在感を日本の4WD・SUV市場に示した国内屈指のホイールメーカー「WORK(ワーク)」。改めてWORK発のオフロードホイール「CRAG(クラッグ)」について紹介しよう。
まずクラッグと呼ぶブランド名だが、これはCross Country Racing Gear(=CRAG)を意味する。文字通り〝オフローダーの足もとを支える〟ことを宣言しているものだ。CRAGの歴史を辿ると、SUVがRVと呼ばれていた(いわゆる四駆ブームの)頃にまで遡る。あの時代、人気を集めたのはパジェロやサーフなどの6H車両で、当時のCRAGはそれらをターゲットに据えた3ピース・オフロードホイールとして、市場を席巻していた。
ハードなカスタムを重んじるユーザーは、リフトアップやオーバーフェンダーの装着を望み、そうしたカスタムをフィニッシュさせるために組み立て式ホイールは重宝された。そもそもサーキットやラリーなどのモータースポーツシーンで実績を積み重ね、そのノウハウを市販品に惜しみなく注ぐホイールを生み出してきたWORKにおいて、3ピースホイールのCRAGは、質・性能・デザインの全てを満たす〝最高級品〟でもあったのだ。
さて、現在、クラッグシリーズには、CRAG GALVATRE、CRAG T-GRABIC、CRAG T-GRABICⅡ、CRAG S1J、そして、新作となるCRAG CKVがラインナップする。カバーする車種は大小様々。コンパクトクラスならジムニー、ジムニー シエラ、タフト他。ミドルクラスなら、RAV4、デリカD:5、エクストレイル他。大型クラスなら、ラングラー、ランドクルーザー プラド、ハイラックス他、とその範囲はとにかく広い。GALVATREなどは、3ピース構造を採用し、ノーマルフェンダーからオーバーフェンダースタイルまで、様々なカスタマイズをサポートする。
◆CRAG CKV

ブラックマシニングカットクリア
CRAG(クラッグ)初のコンパクトSUV向けモデル『CRAG CKV』。上下左右バランスの取れたシンメトリーデザインの8交点メッシュデザインを採用。4Hサイズに合わせて最適化することで、アクティブかつ軽快な足もとを演出。また、グロスブラックディスクにマシニングを施すことで、4WD・SUVホイールらしさを強めている。T-GRABIC(ティーグラビック)から踏襲されるビードロックリングデザインを取り入れ、アクセントのディンプル加工と相まって武骨なイメージをアピールするアウターリムフランジ。一方でフランジ自体が重くならないようにミゾ加工を施すことで、洗練された雰囲気も併せ持つ。




■WORKが培ってきたホイールの知識、経験、技術を惜しみなく投入!自社開発&生産を頑なに守る
自社一貫体制でホイールを製造する。レース用の特殊モデルから市販品、鍛造・鋳造、1・2・3ピースにこだらず、それぞれのフィールドで求められる性能を、常に最新技術とノウハウを駆使し、徹底した製造管理のもと品質を高く保つために万全を期している。
MADE IN JAPAN品質は〝職人〟と〝最先端技術〟に支えられる


鋳造製法
多種多様なデザイン性を生む鋳造
磨き・塗装・各種加工
最新・最高のテクノロジーを駆使
鋳造後に熱処理を行ないさらに強度を高められたホイールは、塗装や磨きに向け、ショット加工や余分な部分の切削が行なわれ製品の形となる。
リム加工
強度と剛性を徹底的に高めたリム
1枚のアルミ板からプレス、スピニング加工、NC加工を行ないリムを製作。継ぎ目のないリムは、抜群の強度を誇る。3ピースホイールの場合、様々なインセットを実現する。
クラフトマンシップ
熟練の職人による手作業の数々
高い組立精度が要求される3ピースホイール。一連の工程には熟練した技術者の匠の技術が不可欠。真円精度を確認しながら作業は行なわれる。
検査
ハイテク&アナログの両面で検査
製造工程において実施されるマイクロゲージを使った精度をチェック、締め付け精度の徹底など、徹底した品質へのこだわりは特筆もの。
■CRAG シリーズ
CRAG T-GRABIC

CRAG T-GRABICⅡ

CRAG S1J

CRAG CKV

CRAG GALBATRE


- WORK
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