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ハイラックス

2022.02.19

【To Fit】電子の力でサビの原因〝スチールと酸素の結びつき〟を抑制!サビから愛車を守る「ラストストッパー」

 近年、考えられないような気候変動が起こっている。降雪地域や海沿いの塩害はもちろんのこと、これまで影響のなかった地域でも集中豪雨などで前シーズンに撒かれた融雪剤が流失しているという。他にも海辺から20㎞以上離れた市街地で台風による塩害の報告もあるとか…。
 もはや、愛車にサビが発生するのは他人事ではない。むしろあらゆる道を走破できる四駆はフィールドに行くことは多く、さらに下回りやボディをヒットしてキズつけば、サビの原因となる。そう、いつの間にか下回りやボディに発生してしまったサビに悩まされている読者も多いかもしれない。
 ならばと愛車をアンダーコートなどで完全防備しても、それは一時しのぎに過ぎず、リスクは減らない。むしろ想像以上にサビが進行してしまうことも。そんな時こそ、電子の力を使ってサビの発生を抑制してくれる“ラストストッパー”がオススメだ。

「サビの発生を電子の働きで抑制」

 このメカニズムは、古くから科学・化学的に証明され、欧米では50年以上前からコンビナートや地下パイプライン、海沿いの水道施設、橋げたの鉄の腐食防止にも応用されてきた。ツーフィットが開発した自動車向けサビ防止装置「ラストストッパー」も同様に、電子の働きを利用し鉄板の腐食作用を軽減・消滅させるメカニズムを持つ。効果は実証実験で証明済みで、ラストストッパーを装着した鉄板にサビは発生しなかった!
 ラインアップは、レギュラータイプのほか、海辺や雪の多い地域の車両やロングライフな四駆に適したヘビーデューティータイプなどを用意。いずれも12V全車種に対応するほか、オートプロテクト機能を持つため、バッテリー上りの心配もなし!

ラストストッパーは完全防水仕様。水分が装置内部に浸入するのを防ぐためにケースはしっかり密閉され、さらに基板にも防水処理を施すなど万全の体勢を整えている。

頑強な造りで過酷な使用にも耐える

ラストストッパーを装着した場合と非装着の場合で、24時間後のサビの発生を比較した。ラストストッパーを装着した鉄板(右側)はサビの発生を完璧に抑えているのに対して、非装着の鉄板(左側)には、多量のサビが発生していた。

4WD・SUVでサビが発生するポイントをチェック!

ここでは一例として年式がそこそこの先代ジムニーJB23に発生していたサビをチェック!懸念されたフレーム付近にサビが発生していたほか、ラゲッジの底にもサビを確認。これはマフラーからの熱と湿気などによるものだろう。コーティング剤などでは防げないこうしたサビもラストストッパーを装着すれば、抑えることができる。

DIY取付けで効果絶大

本体を装着する場所を仮決めして、赤い線をバッテリーのプラスターミナルに配線する。
※ターミナルに接続する際、端子をバッテリーから完全に外さないようにする。

黒い線をバッテリーのマイナスターミナルに配線し、本体のLEDランプの点灯を確認する。

エンジンルームの適当な場所に、ボディアースと同じ要領でクリアワイヤーの短い方を配線。※クリアワイヤーは必ず塗装面に接続すること(剥き出しの金属に取り付けると、むしろサビがそこに集まるため)。一方、長い方のクリアワイヤーはフレームに接続して使用。

上までの工程を経て、本体のLEDランプが点灯していることを確認できれば、最適な場所に本体を付属のマジックテープを使って固定する(取付けの際は、接着面を脱脂して油分を取り除くとベスト!)。なお、本体の固定場所は、作動状態がすぐに確認できるようにエアクリーナーボックスの上部などが良いだろう。
●ヘビーデューティータイプ
 〇価格:¥29,700(税込)
●レギュラータイプ
 〇価格:¥24,200(税))
●24V車専用タイプ
 〇価格:¥33,000(税込)
●軽自動車・リッターカータイプ
 〇価格:¥18,700円(税込)