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【tanabe×SSR】〝足もと〟のトータルメーカーが放つ〝機能美溢れるフットチューニング!

◆DEVIDE TR-6

 サスペンションで走りをブラッシュアップする『tanabe』、そして機能美に溢れたホイールで足もとの存在感と走りの頼もしさを高める『SSR』。多くのクルマ好きから圧倒的に支持さされるこの2大ブランドが、4WD・SUVをターゲットに絞って共同で立ち上げたのが『DEVIDE(ディバイド)』。現在ディバイドからリリースされているパーツは、アップサスペンションや車高調サスペンションキット、そしてSSR由来のホイールなど。いずれもシティユースのハード過ぎない〝アップスタイル〟を楽しむためのカスタムをテーマに掲げている。
 さて、そんなディバイドのジムニー推奨パーツがここで紹介するホイール『DEVIDE TR-6』だ。

フラットブラックポリッシュ[サイドミーリング]

そもそもDEVIDEシリーズのホイールは、SSRが独自のブランドフィロソフィーとして掲げる“SPORTS INSPIRED”のもと、ターゲットとする4WD・SUVをホイールの在り方を革新したもの。この最新モデルも堅牢強固な6スポークとコンケイブによるMAX深度、ビードロックデザインを融合したタフな見た目ながら、そこにしっかりと軽さも考慮したスペックで応える。

 一方でディバイド発の車高調サスペンション『DEVIDE UP40』も、コンフォート志向のアゲ系ジムニーユーザーから好評な逸品。これはタイヤ&ホイールの大径化にも関わるアップフォルムをサスペンションのアッセンブリー交換で実現するキット。フルタップ式車高調ならではのミリ単位でのリフトアップと、減衰力調整によるきめ細かな乗り心地が魅力だ。

4WD・SUVをターゲットにした安定感のある強靭な6本スポークデザインで力強さをアピール。ジムニー向けサイズでも相当なコンケイブフェイスだが、今回装着したジムニーシエラサイズではさらに圧倒的な深みを実現。

強度と剛性を兼ね備えたスポークの開口部の外周には、ミーリング切削を実施。切削痕がハイライトとなり、硬質かつ堅牢なイメージを演出。また、DEVIDEロゴをエンボス加工でアピールしている。

リムフランジを切削してビードロックテイストのデザインを表現。等間隔に打ち込まれたピアスと共にアグレッシブさを高めている。ディスク面とディープリムが融合したトータルバランスも見事!

DEVIDE UP40 for JIMNY/JIMNY SIERRA

 ちなみにジムニー用アップ40のスペックは、車高調整幅がフロント14㎜〜44㎜、リアが11㎜〜41㎜(推奨値はF30㎜/R25㎜)だが、前後共にスプリングアダプターで無段階にリフトアップできる。バネレートはノーマルに対して若干引き締めた設定だが、最先端技術『TVS(ツインバルブシステム)』を投入したKYB製ダンパーを採用することで、リフトアップに伴う突き上げ感やフラつきを徹底的に抑え込み、ハイレベルな操縦安定性と乗り心地を実現。また、14段減衰力調整式とすることで、自分好みの乗り心地を再現することが可能だ。
 また、ディバイドのアップ40キットには、あらかじめ光軸補正パーツを同梱。リフトアップしても、オートレベライザーの誤作動に悩まされる心配は無用だ。まさにタナベのパーツ造りのコンセプトでもある「ルールは守る、常識は超える」を象徴している。

ダンパーにはKYBの最先端技術であるTVS(ツインバルブシステム)や14段階の減衰力調整機能を投入。減衰力はF/R共に真ん中の7段目が推奨値だ。
自由度の高いアップフォルムと乗り心地の良さが際立つDEVIDE UP40車高調キット。最大40㎜前後のリフトアップが可能な車高調で、ダンパーはKYB製を採用。複筒式とすることでストローク量が確保しやすく、低反発なためマイルド寄りに減衰力をチューニング。

DEIVDE FT

DEIVDE X03J

DEVIDEのホイールシリーズには、今回メインで取り上げた『TR-6』ホイールの他にもジムニー対応モデルをラインアップ。写真上が特徴的な12本スポークスタイルの『DEIVDE FT』。ポリッシュ部をスポークエンドからセンターに向けてあえてフラットに設計することで、性能とデザイン性を両立。一方写真下の『DEIVDE X03J』はモータースポーツで活躍する『GTX03』の思想を踏襲したジムニー&シエラ専用モデル。限界までウェイトを削減した強さと軽さを追求した5スポークモデルだ。