パーツの直輸入やアグレッシブなスタイルのモディファイなど、個性の強いカスタム車両製作も得意としているサンオート。その中でもっとも高い人気を得ているのは、2インチアップ程度の車高アップ+実用性に優れるカスタムであり、それがここに登場するホワイトのJLラングラーアンリミテッドだ。
スタイリング面での特長は、MOPARの2インチアップキットと37インチのジオランダーX‐ATを組み込んだアップスタイル。フロントをショートバンパーに変更し、ノーマル以上の確かな迫力を演出。JLラングラーが持つ上品なスタイリングを崩すことなく、ノーマルに不足している迫力を追加したエクステリアとしている。さらにMOPARの2インチアップキットのインストールに加え、リアダンパー下部への補正ブラケットの追加、FOXのステアリングダンパーの増設を実施。これらの補正により、タイヤの接地性を向上させて走行安定性を高め、同時に乗り心地のネガティブ変化を最低限に抑制するというセッティングを行っている。
実用性の向上という点では、電動格納式のサイドステップの装着、純正パークセンサーを残したインストールのショートバンパー、室内を効果的に照らすLED照明の追加、乗降性を容易にするアシストグリップ、純正モニターで見るDVDシステムのインストールといった、ファミリーカーとしても役立つアイテムを数多く装着している。
スタイルアップと実用性を両立させたJK
4枚ドアのアンリミテッドというモデルが登場した初のラングラーであるJK。ファミリーユースとしても使用可能な広い室内とラゲッジが与えられたことで、日本においても爆発的な人気を得たモデルだ。そのJKをベースに、サンオートがカスタムした販売車両がこのモデル。2016年のサハラをベースに、ショッピングモールなどの立体駐車場でも困らない約2インチアップを実施。
またフロントバンパーはフォグランプとダブルのリカバリーポイントが連なるショートタイプへと変更し、ノーマルとは明らかに異なる迫力がプラスされている。さらにブラックペイントを施した純正アルミにYOKOHAMAのジオランダーM/T G003(35×12.5R18LT)を履かせることで、オフロードスタイルを演出。まさしく、スタイリッシュな外観と高い実用性を融合させた1台。走行距離は約2万㎞で車両本体価格は428万円となっている。
ショートバンパーは、ワイルドなデザインのM/Tタイヤを露わにし、アプローチアングルの拡大にも貢献するスタイリッシュなものだ。
強い個性が印象的いま再注目のTJ
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