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【SHOWA GARAGE】幅広いユーザーから強く支持されるトータルチューンでマルチに使える

最近の『ショウワガレージ』はルーフラックを始め、アウトドア系ギアを数多く販売するイメージが強い。そう、比較的ライトなユーザーを対象に、アクティビティに直結するFUNなアイテムに力を入れているように見える…。しかし、もともとはコダワリのサスペンションなどラインナップする実力派ショップ。様々な競技会での実績も数多い。そんなショウワガレージが今回出してきたのが〝JB74〟だ。
 このJB74は、まずSGアジャストコイル50 X-SHOCK BAセットを装着。前後にはABSバンパーを組み合わせ、フロントグリル、リアスポイラー、カーボンボンネットといったショウワガレージ渾身のオリジナルのアイテムを多数装着し、定番の中にコダワリを感じさせる仕上げだ。
 ここでいつもと違うアイテムが登場。なんとECUチューニングを開始するとのこと。これは本体のECUの書き換えサービスで、レギュラー仕様/ハイオク仕様の2種があり、どちらも走りが激変。
 車体重量や大径タイヤ装着により、もっさりとした印象になったJB74が「どうしちゃったの?」と言いたくなるほど加速してくれる。取材時はまだ最終試作品だったが、本誌発売のタイミングの前後で全てが決定している。まさに、今回の本記事はスクープなのだ!
 様々なジャンルのユーザーへ、満足を提供するメーカーとして、実力派のショウワガレージから、今後も目を離せない!

純正同等材質のABS製が魅力のバンパー

ABSフロントバンパー(塗装済み)JB74用

ABSリアバンパー(塗装済み)JB74用

ショウワガレージでは、純正と同等材質のABSでバンパーを成形。ほとんどの社外カスタムバンパーはFRP素材であるにも関わらず、あえてABSとしたワケがある。それは製品の精度が高くフィッティングが抜群。さらにもし軽くぶつけてしまった場合でも、バンパーが破損しにくく、柔軟性が高いというのが理由だ。見た目にはあの〝ガンダム〟をモチーフとしたデザインだが、滑らかな曲線を持ちながら、エッジの効いたシャープさと共存させている。他にはない好印象なデザインのバンパーといえよう。

ABSフロントグリル 塗装済み(ジムニーJB64/JB74用)
カーボンボンネット(ジムニーJB64/JB74用)

開口部の大きいABSフロントグリルと、L-RTM工法で作られたカーボンボンネットが、ショウワガレージデモカーのフェイスを演出。ハニカムメッシュを採用したABSグリルはスタンダードな形状ながら、開口部を大きくとることで、JB64/JB74問わず、エンジンルームの熱が篭りやすいジムニーの熱対策に貢献。一方カーボンボンネットは、ステアリングがハッキリと軽くなるほどに軽量であることがポイントとなる。
スクエアなボディデザインにより、原点回帰した旧規格ジムニーを彷彿とさせる現行型。ゆえにオールドジムニーで流行ったアイテムがリニューアルされて復活することで、現行ジムニーにもかなり似合う。リアスポイラーもそのひとつで、大き過ぎないサイズがいい感じ。リア周りではさらにスペアタイヤレスやナンバー移動、砲弾型マフラーもシンプルでお洒落なチューニングだ。

安心・安全にリフトアップを実施!実用派の魅せるアイテムを開発中

現行型のジムニーJB64&JB74が販売されてから3年が経過。その間に生まれた法規で「後端部最低高の確保」というものがある。年式によって規定の数値が異なるが、そこに当てはまらないとリフトアップしたままで車検に適合することができない。それを解決するのがこの突入防止バーとしての効果があるリアバンパーアンダーガード。間に合わせではなく、見た目良く仕上がっているのがポイントだ。

SGアジャストコイル50 X-SHOCK BAセット(フロント)

SGアジャストコイル50 X-SHOCK BAセット(リア)

50㎜(約2インチ)アップのルックスと走行性能のバランスが良く、ショウワガレージのサスキットでユーザーに最も支持されているのがこの『SGアジャストコイル50 X-SHOCK BAセット』。14段調整式のダンパーをセットすることで、オーナー好みで走りの性格を変更することができるのもポイント。つまりスポーツしたいユーザーからルーフラックを積んでキャンプの荷物を大量に運びたいユーザーまで、サスペンションを調整することで対応可能。初期入力に対しての動きがしなやかで、ロングドライブにおいても疲れを感じにくいというマルチな性能の2インチアップがユーザーに人気なのも納得。

RECARO SR-7F GU100

レカロシートの代理店も務めているショウワガレージ。ゆえに今回のデモカーにはセミバケ仕様のレカロシートを装着済み。ロングドライブ時にレカロ以上の快適なシートを筆者は知らない。また欧州では、処方箋で購入されるほどの実績があるとか。

アームレスト(ジムニーJB64/JB74用)

かなり多彩なカラーバリエーションをもつショウワガレージのアームレストは快適なドライブにオススメ。シートカバーの多様化により、インテリアのコーディネイトを意識するユーザーが増えたとカラーバリエーションを増強するなど、嬉しい対応だ。

ストリートでの機動力がテーマとなる今回のJB74に装着されているのはTOYOの OPEN COUNTRY R/T(235/70R16)。オールテレーンよりオフ性能が高く、マッドテレーンより静かでオン性能が高いというR/Tは、ホワイトレターも相まってこのJB74のコンセプトにピッタリ。アルミホイールは軽量タイプのRAYSグラムライツ。RAYSとのコラボによるショウワガレージオリジナルカラーのハイパーブロンズが魅力だ。

JB74をキビキビ走らせる専用のECUチューニングメニュー

レギュラー仕様とハイオク仕様の2種類を準備し、どちらも純正比較だとその走りはかなり変わる。原理としては燃焼効率を向上させつつ、必要な回転域で十分なトルクを発生させるもの。結果、吹け上がりが早くなり、アクセルを踏むのが楽しくなってしまうはず。ちなみに本誌発売タイミングの前後で正式に販売開始となる予定。気になるユーザーは、いち早く電話することをオススメしたい!
チューニング作業はショウワガレージの店舗でスタッフが行なうため、長期でクルマを預ける必要なし。※作業依頼は要予約