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【SANO AUTO】ないものは作ってしまえばイイ!ユーザーが欲しいクルマを創り出す一味変わったお店

新潟・上越の地で、60年以上の歴史を誇る佐野オート。元々はオートバイや自動車の修理工場であったが、10年ほど前に、現在の代表である佐野裕司さんがランクルを中心とする4WD専門店へと衣替え。元々佐野さんはビンテージカー好きだったが、冬の事を考えると4WDは必須。そこでランクル60を手にしたことが、現在の佐野オートの礎になった。
 佐野オートのメイン業務は、ランクルを中心とした4WD全般の販売。もちろんノーマル車両を販売するのではなく、リフトアップやオールペンなど様々なカスタマイズにも対応してくれる。それらに加えて佐野オートでは、実は様々なオリジナルパーツも販売中。ビンテージランクルの最大の悩みは、何と言っても補修パーツの入手方法。60はもちろん、さすがに80も部品がなくなり始め現代的な乗り味や安心感にビンテージの味わいを追加ているが、それでもまだ乗りたい!という人のために、60の純正形状を再現したFRP製のフェンダーを発売中。するとユーザーから「60に乗りたいけどNOx規制や安心感も譲れない。だから80で60フェイスを作って欲しい」とオーダーされたのが5年前のこと。それが人づてに知れ渡り今度は「100の60フェイスを作って欲しい」という依頼が殺到。当初は断っていたが、とあるユーザーさんの熱意にほだされ、2020年の11月にここで紹介している角目フェイスキットやリヤバンパーが誕生。2021年3月からは丸目キットの予約も開始した。
 日常使用はもちろん、安心して長距離も走り安全装備が充実したランクルが欲しい。でも、クラシカルなスタイリングは譲れない……。そんな相反する悩みを見事に解決してくれるのが、佐野オートの頼もしいところ。夢を叶えたいなら、佐野オートに相談してみよう。

ノーマル100

角目フェイスキット

4WDよりSUV路線を突き進んだランクル100。丸みを帯びたボディラインだが、フェンダーやボンネット、グリル下のパネルをFRPで製作。車両と同時だけでなく単品でも購入可能。フロント部分は86万円で、リヤ部分は27万5000円(税金・工賃込み)となる。

ランドクルーザー100用60角目フェイスカスタムの完成!

グリルやライトは60の純正を使用するが、そもそも60と100ではサイズ感が異なる。そこで両車の比率を出し、そこにデザインを落とし込む。
100のドアパネルと一体感を出すため、60のフェンダーにはないプレスラインを追加。リヤパンバーも分割式に変更。
60らしさを演出するため、リヤコンビはフェンダー部分のみに変更。ゲート部分はスムージングするなど、コダワリが満載。
ホイールはクリムソンのDeanで、タイヤはBFグ ッドリッチAT KO2をセット。235/85R16だが、はみ出さないのもポイント(個体差あり)。
リヤバンパーを樹脂の分割タイプとし、中央には金属製のパネルを追加。日本にはないSTDグレード風にも見えてくる。

オリジナルパーツに注目!

ランクル80 丸目キット

ランクル70 BJグリル

ランクル80メッキ角目キット

ランクル80 マットブラック角目キット

ランクル60 純正フェンダー

60用のFRPフェンダーはレストア用という位置付けだったが、そこからカスタムパーツへと発展し、80用のフェイスキットを発売。また70用のBJグリルもメ
ッキとブラックの2種類を設定。クラシカルに見せるなら、顔がポイントだ。

カスタムだけでなく予防整備に力を入れる頼もしさが魅力!

佐野オートでは自社工場で納車前に徹底的に整備を行い、200km以上テスト走行を実施。
また、部品の交換を行なった場合ビフォー&アフターの写真も見せてくれる。除菌抗菌ルームクリーニングも実施してから納車。さらに電球1個からミッションまで保証してくれる。