【ROAD HOUSE】業界震撼の〝第一形態〟リフトアップ・アウトランダー
デリカD:5をはじめ、ランドクルーザーや様々なSUVのカスタムをプロデュースするロードハウス。地元のディーラーと組んで新車コンプリートを手掛けるなど、三菱車とは特に深い関係にあり、先代アウトランダーは、ガソリン/PHEVにそれぞれ専用パーツをラインナップするほど積極的に展開。もちろんその流れを受けて、新型アウトランダーPHEVのオリジナルパーツ開発に着手!まずはリフトアップ&ワイドにアレンジした〝ノーマルより1クラス上〟のAR4スタイルを紹介しよう。
このスタイルでのポイントはオーバーフェンダー。ノーマルの逆クサビ型のフェンダーは特徴的だが、どうしてもボディサイドの立体感に乏しい…。そこで片側20㎜ワイドのオーバーフェンダーを追加し、赤いボディカラーと非常に相性の良いグロスブラックに仕上げ、スポーティな印象も与えている。
さらにサスペンションをオリジナルのリフトアップコイルに変更し、ノーマルから25㎜車高をアップ。タフなイメージを演出できるLT265/60R18サイズのBFG ATタイヤの装着を可能とし、またフェンダーに隙間を生み出して〝四駆らしさ〟を一層強調できるので、車高アップを推奨したい。
ちなみにこのアウトランダーは、1月13日から開催される「東京オートサロン2023」では、さらなる進化を遂げた「第二形態」をお披露目予定。ここからさらにどのように進化するのか、ロードハウスの手腕を見逃せない!
フロントが軽くなり、見た目もスポーティなロードハウスの定番カスタムメニュー、エアロボンネットもアウトランダーPHEV用に新開発。さまざまな電気系部品がエンジンルーム内に集約されている関係で、グリル裏にはパネルを追加。これにより、雨水が侵入しないように配慮されている。
ショルダーデザインが特徴的なBFグッドリッチのA/T KO2タイヤ(LT265/60R18)を装着。ホイールはWORK製マイスターM1で、インセットは何と-2をセット。3ピースホイールだから実現できる自由なサイズのほか、リム/ディスク/ボルトまで用意された好きな色を選択できるセミオーダーカラーには魅力がたっぷり。
リフトアップ&ワイドフェンダー
前後ともロードハウスオリジナルのアウトランダーPHEV専用・KADDISアップコイルを装着して、ノーマルより25㎜車高アップを実現。今回選んだBFGのATタイヤの場合、LT265/60R18サイズを装着できるようになるため、トータルのバランス、装着感、走りの面からもリフトアップするメリットが大きい。また、わずか25㎜と思うかもしれないが、このリフトアップでシティSUV色は払拭され、オフロード四駆らしさが見事に強調された。実際に乗ってみれば視界の違いもしっかりと感じられる。
こちらも数値以上に幅広さを感じられる、片側20㎜ワイドのオーバーフェンダーを追加。ボディから完全に独立したデザインを採用し、オーソドックスではあるが安心感のある独自のスタイルを構築。より深いホイールや太いタイヤを装着したいならマストアイテムだ!
リフトアップとワイドフェンダーの追加、タイヤ&ホイールの変更でバックスタイルもかなりワイルドになっている。