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デリカD:5

2023.03.13

【ROAD HOUSE】デリカらしさを徹底的に追求してKADDIS流の新スタイルを提案

スターワゴンの時代から、デリカカスタムを行なってきた『ロードハウス』。様々な四駆カスタムを手がけつつ、様々なオリジナルパーツをリリースするなど、プロショップとしてだけでなくパーツメーカーとしての顔も持つ。そして、今では〝デリカ専門店〞のイメージも根付き、D:5オーナーにとって、必要不可欠な存在となった。
 今回紹介するD:5は台とも〝エクストリーム〞コンセプトで、ウォーカーサプライズのキットとロードハウスのオリジナルサスペンションを組み合わせたデリカオーナーが憧れるスタイル。ポイントはそのリフトアップ量で、これまでの最大5インチアップを超える、7インチアップが完成!
 その内容は、ウォーカーサプライズの6インチキットとロードハウスの車高調の組み合わせによるもの。ノーマルより170㎜以上の車高アップを実現し、タイヤサイズも265/70R17と大幅な拡大を実現。また定番の16インチではなくこれからのカスタムスタイルを、いち早く提案するためあえて17インチとしている。
 一方の5インチアップ車にもルーフラックやリヤラダーなど、今やデリカカスタムのスタンダード的なアイテムを装備。この流れはまさしくロードハウスがその草分けだが、積載能力はもちろん、装着時のスタイリングも重視。特にリヤラダーやトレイルヒッチを合わせた姿は、たまらなくカッコイイと誰もが思うだろう。
 こうしたムーヴメントをさらにけん引すべく、新作をまだまだ鋭意開発中。デリカ乗りならば、これまでのパーツもこれからのアイテムも注目していきたい!

フロントウインドウ上にルーフマーカーランプを追加。USトラック的ドレスアップ要素が強いアイテムだが、雨天のブレーキング時にルーフから雨がウインドウに流れ込むのを防ぐ効果も。
中央と左右に設けたダクトで、エンジンルーム内の熱を吸排出するエアロボンネット。こちらは中央部分がカーボンタイプ。その軽量さとともにスポーティ性をアピールできる。
ストレートな形状が多いという常識を覆したのが、このサイドステップPREMI UM。圧倒的に子供が乗降する機会の多いリアドア部分のみをドロップして、使い勝手を格段にアップ。
フジヤマPREMIUMと呼ばれるランプステーを兼ねたガードバーをセットしてアグレッシブに。スキッドプレートも装備されている。

WalkerSupplys 6″LIFT-UP KIT+ KADDIS 車高調Stage3

フロント

リア

ボディとサスペンションユニットの間にスペーサーを挟み込むことで、いわゆるメンバーダウンして車高アップを行なうウォーカーサプライズのリフトアップキット。これにロードハウス・オリジナルの車高調ステージ3を合わせることで、合計7インチのリフトアップを実現。ボディが上がることでエンジンの下部が露出するが、専用のアンダーガードを追加してしっかりと保護。また車高が上がると重心も上がるので、オーバーフェンダー追加やタイヤの変更で、横への安定性をUPさせている。

KADDISを代表するアイテムで、スタイルと機能性を両立させたルーフレールラックは、オーバーランドスタイルブーム前からロードハウスが提唱してきたスタイル。アルミ製ブラックパウダーコート仕上げで、積載スペースは幅1280㎜×長さ1220㎜×高さ160㎜。大幅に積載量をアップ。
乗降性の良い幅広さと後方視界を極力妨げないように配慮して設計されたリアラダー。トレイルヒッチやヒッチステップと同時装着した姿はたくましく、美しい。
タイヤは定番のBFグッドリッチA/T KO2(LT265/70R17)をチョイス。外径800㎜を超えるサイズなので、非常に凛々しいスタイルを実現。ホイールはMKWの注目作M204(17×8.0J+38)を、25㎜のホイールスペーサーを使ってセット。
リベットのアクセントがワイルドさを一層強調してくれる、オーバーフェンダーサンマル。ボディサイドの表情が豊かになるし、より大きなタイヤの装着にはマストアイテム。その名の通り、30㎜ワイド。

後期型D:5 エクストリームSpec-1 【5″UP Style[フロントバンパーカバー]】

通称〝ブーレイグリル〟のイメージを採り入れて富士山のようなスタイルを盛り込んだ『フェイスマスクTYPE-1』、グリル下部からバンパーまでをカバーする『フロントバンパーカバー』をセットしたフロントスタイル。合計5インチのリフトアップは、ウォーカーサプライズ4インチリフトアップキットと1インチアップコイルで実現。
KADDISエクストリームスタイルSpec-2と異なるフェイスを構築。こちらのエアロボンネットはFRP製ブラックゲルコート仕上げで、ダクト部分は塗分け済み。足もとはスタイルと普段使いの快適さを両立したBFグッドリッチのタイヤ・トレールテレーンT/Aと、オーバーフェンダー装着前提インセット13のブラッドストック1ピースをコンビ。

KADDISの新作パーツ群を装着したデモカーをDFM2023で展示予定

本記事で紹介した通り、ロードハウスには現在5インチアップと7インチアップという、2台のデモカーがある。さらに実はもう1台D:5が存在しているが、それは開発中の新作パーツを提案するNEWデモカーなのだ。
 ここで新作の一例を紹介すると、高さを抑えた新型の『ルーフキャリア』やバンパー下部まで伸びる『9㎜ワイドフェンダー』、そしてフロントマスクの印象を変える『フロントフェイスTYPE-3』や『フォグランプガード』など、これから主流となりそうなパーツが続々登場予定。全貌は本誌主催の日本最大級のデリカイベント『デリカファンミーティング2023』で明かされるという。要チェックだ!
ここで紹介している新作パーツは、同社が主催するデリカD:5で集合!なイベント『DDS』で2022年に発表されたもの。こうしたサプライズもあるイベントの次回開催予定は4月22、23日だ。