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【ROAD HOUSE】デリカらしいワイルドさを徹底追求!アップデートし続けるKADDIS Style

 様々な四駆を手がけつつ、〝デリカ専門店〟としてのイメージが定着したロードハウス。様々なオリジナルパーツをリリースするなど、プロショップとしてだけでなくパーツメーカーとしての顔も持つ。今回はデリカファンミーティングで初お披露目された新製作の7インチアップ車と、既存の5インチアップ車を紹介しよう。

 ロードハウスのカスタムスタイルには2種類があり、四駆らしさを全面的に強調したエクストリームスタイルと、日常の使い勝手を損なわずSUVらしいアグレッシブさを強調したAR4がある。今回紹介するD:5は2台とも前者〝エクストリーム〟に属しており、デリカオーナーが憧れるスタイルの1つだ。
 まずは7インチアップ車だが、サスペンションにウォーカーサプライズの6インチキットとロードハウスの車高調をセット。ノーマルよりも170㎜以上車高アップし、タイヤは265/70R17と大幅なサイズアップを実現。17インチを選んだのは、これからのカスタムスタイルを、いち早く提案しているのである。
 一方の5インチアップ車は、ウォーカーサプライズの4インチキットに、ロードハウスの1インチアップコイルを組み合わせたもの。ルーフラックやリヤラダーなど、今では四駆カスタムの定番アイテムだが、その先鞭をつけたのは、紛れもなくロードハウス。これからも、新たなカスタムの方向性を、開拓し続けてくれるだろう。

■KADDIS XTREME D:5 Spec-2 /7inch UP Style

このKADDISルーフレールラックは、専用のブラケットを使うことで、ARB4x4のサイドオーニング(2.5m×2.5m)を装着したオーバーランドスタイルの構築も可能。またラックには補助灯の追加もできるので、アウトドアでの使い勝手の向上を図れる。ラックを思い通りのスタイルにアレンジできることも魅力だ。
オリジナルパーツKADDISを代表するアイテムとして、スタイルと機能性を両立させたルーフレールラックは、現在のオーバーランドスタイルブーム以前からロードハウスが提唱してきたスタイル。アルミ製ブラックパウダーコート仕上げとなり、積載スペースは幅1280㎜×長さ1220㎜×高さ160㎜と、大幅に積載量をアップ。アウトドアを楽しむオーナーにオススメだ。
後方視界を損なわず、それでいて乗降しやすいように幅広なデザインを採用したリヤラダーPREMIUM。一歩目のアクセスのために足をかけるトレイルヒッチPREMIUMやヒッチステップ同時装着した姿はたくましく、そして美しい。
FRP製エアロボンネットは単なるドレスアップパーツではなく、軽量であるため運動性能にも配慮した機能部品(ダクトのあるセンター部分にはカーボン柄を採用)。一方、フロントウインドウ上には、夜間にアンバーのアクセントを放つルーフマーカーランプをボディ同色で装着。
フェイスマスクTYPE-2とファイバープロテクションTYPE-2により、いわば上下グリルを変えて、スッキリした顔立ちを演出。さらにフロントバンパーガードとランプステーの役割を果たすフジヤマPREMIUMをセット。76.3Φのスチール製極太パイプとアルミ製スキッドプレートを組合わせたヘビーデューティな仕上がりだ。

WalkerSupplys 6″LIFT-UP KIT+KADDIS車高調Stage3

フロント


リア

ボディとサスペンションユニットの間にスペーサーを挟み込むことで、いわゆるメンバーダウンして車高アップを行なうウォーカーサプライズのリフトアップキット。これにロードハウスのオリジナル車高調ステージ3を合わせることで、合計7インチものリフトアップを実現。ボディが上がることでエンジンの下部が露出するが、専用のアンダーガードを追加してしっかりと保護。また車高が上がると重心も上がるので、オーバーフェンダー追加やタイヤの変更で、横への安定性をUPさせている。

大幅なリフトアップは、時に女性や子どもの乗降性を損ねることも…。そこで、リアドア部分のステップをあえて下げたサイドステップPREMIUMを追加。またD:5を5インチ以上アップしたた場合、リアに追突防止装置の装着は必須のため、バンパーガード的効果も持つリアサイドガードを追加。またマフラーはテールエンドとボディが離れないように加工済みだ。
7インチのリフトアップを行ない、30㎜ワイドのオーバーフェンダーを追加。これによりBFグッドリッチAT/KO2(LT265/70R17)のインストールが可能となる。ホイールはMKWの新作M204(17×8.0J+38)を、25㎜のワイドスペーサーを使ってセットした。
ハイリフトや大物エクステリアといった派手で大仰なカスタムメニューだけでなく、便利なインテリアアイテムやユーザー自身がDIY装着できるような気の利いたパーツもKADDISブランドには多数。テールレンズガード&フューエルリッドガードはスパルタンな雰囲気になるし、マッドフラップは四駆カスタムの定番、さらに3M製カーボン柄シートで、ひっかき傷のつきやすいドアハンドル部の奥側を守りつつ自己主張できるアイテムに、新たにホワイトカーボンが登場。

■KADDIS XTREME D:5 Spec-1 /5inch UP Style

オリビエッブーレイ氏が一時期多くの三菱車に採用したフロントグリルデザインの通称〝ブーレイグリル〟のイメージを採り入れて、富士山のようなスタイルを盛り込んだフェイスマスクTYPE-1。そして、グリル下部からバンパーまでを文字通りカバーするフロントバンパーカバー、その上から全体を覆い尽くす大型のランプステーであるファイバープロテクションTYPE-1をセット。7インチデモカーのマスクと比べると、四駆らしいゴツさを強調したスタイルといえよう。このようにロードハウスではユーザーの好みに合わせて、様々な仕様を展開中だ。
メインで紹介しているKADDISエクストリームスタイルSpec-2とは別のパーツとアイテムを選んで、また印象の異なるフロントマスクを構築。エアロボンネットもこちらはFRP製ブラックゲルコート仕上げで、ダクト部分を塗分けカスタム済みだ。

フロント

リア

BFグッドリッチが、スタイルと普段使いの快適性の両立を目指して新たに提案したタイヤが、この新作トレールテレーンT/A。そこにロードハウスでは定番のホイール、ブラッドストック1ピースをコンビ。インセットは+13とオーバーフェンダー装着前提のサイズが美味しい。