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2022.10.12

【RINEI】高い技術力と経験値でオーナーの夢を叶える

 日本を代表する4WDプロショップのひとつであるリンエイ。
もちろんラングラーも得意としており、東京オートサロンへの出展をはじめ多くの人をジープ乗りへと誘ってきた。
 そんなリンエイが今回手がけたのがJLラングラー、392のカスタマイズだ。『ラングラー・ルビコン392』は昨年ジープから発売された特別仕様車。最大の特長はエンジンで、ラングラーとしては1981年に発売されたCJ以来、実に40年ぶりとなるV8を搭載していること。6.4ℓHEMIエンジンに与えらた性能は最大出力470hp、最大トルク65㎏‐mというジープ史上最強のスペックを誇る。さらにサスペンションは専用設定の2インチアップコイルスプリングとFOXダンパーが奢られているのだ。そんな392ラングラーの素性を生かしつつ、オーナーだけでなく道行く人々をも魅了する1台を仕立てているのだ。
 ただしリンエイではこういったモンスターだけでなく、通勤や買い物でも気軽に使えるようなライトチューンのカスタムも得意としている。あらゆるカスタムに精通するからこそのプロショップなのだ。もちろん日々の点検から車検、オイル交換といったメンテナンス全般も対応してくれるし、持ち込みのパーツの取り付けなどにも対応してくれる(要相談)。オフローダーから街乗りオーナーまで、ジープに関することならなんでも相談してみよう。ベストアンサーがもらえるはずだ。

純正フェンダーは残しつつワーコーポレーションのワイドフェンダーで50㎜ワイド化。またフェンダーのウインカー部分もカットしてクオークLEDのチョップドLEDを装着。安全性も高まり、シーケンシャルパターンのウインカーでスタイリッシュになっている。
2インチアップで40インチタイヤではさすがに純正インナーに干渉する。そこでDV8のインナーフェンダーに換装して対策。
スペアタイヤも大径化。スミティビルドのブラケットを装着し後方に出すことで背面のタイヤも大きくすることができるのだ。
ラングラー史上最高の出力を誇る「392」はエンジン排気量のこと。392ci(立法インチ)、すなわち6.4ℓを意味する。
ニットー・トレイルグラップラーの40×13.5を採用するタイヤ。2インチアップの車高でこのタイヤサイズを履くためにホイールは-38というインセットのメソッドの17インチビードロックを選び迫力あるルックスに仕上げている。

モンスターマシンの性能を活かしたカスタマイズ

 392ラングラーならば40インチでもストレスなく走れるとの判断によりタイヤは40インチをチョイス。ポイントは392専用の2インチアップサスを残していること。リンエイでは40インチを履く際には4.5インチアップを推奨している。そのためホイールのインセットはマイナス38をチョイスし外へ移動しつつインナーフェンダーなども撤去。他にもさまざまな加工を施すことで2インチUPで40インチを履いたロアフォーティーのスタイルを実現しているのだ。さらにフェンダーはワイドキットを装着。加えてVKSの前後バンパーやフェンダーに装着されたチョップドLEDなどでワイルド&スマートなルックスも与えている。部品を換装するだけでなく、積み重ねたノウハウにより完成させたモンスター392。リンエイならではのカスタムといえよう。

サスペンションは392ラングラー専用設定のFOXサスペンションキットが採用されている。このサスを残すことも今回のカスタムのポイント。サス交換がないのでコストを抑えられるのと、高性能サスを生かすのだ。通常リンエイでは40インチを履くには4インチ以上のリフトアップを行うのだが、それをノウハウで対処したのだ。

ワイルド&スマートなエクステリアカスタム

迫力の40インチタイヤに負けないようにエクステリアもしっかりとカスタムを行ってる。前後バンパーは高強度かつ本格オフでも使えるVKS製のスチールバンパーに換装。さらに純正フェンダーはスペーサーでワイド化を行なっている。さらにウインカーはシーケンシャルパターンのLEDへ変更し、ワイルドさとアーバンな雰囲気を見事に融合させている。