◆A・LAP‐07X
出来るだけ軽く(=as light as possible)をコンセプトに掲げ、その頭文字を取った『A・LAP(エーラップ)』という名を冠するのが、このRAYSのフォージド・ホイールブランド。ジムニー専用モデルA・LAP‐Jの流れを汲みつつ、直線的なラインで構成されたシンプルな7交点メッシュを、ランクル300&プラド、ハイラックスといった大柄なボディの4WDとマッチするようにデザインされたのが、『A・LAP‐07X(エーラップ・ゼロセブンエックス)』となる。
その最大の特長は、鍛造製法によってなしえた〝軽さ〟にある。鍛造ならではの細い2×7ショートスポークとディープリムで4WD的な強さを表現しながら、軽量に仕上げたことで、07Xは他にない動的なアドバンテージを持つのだ。
さらなるポイントが、例えば同じ18インチでもリム幅、インセットごとに異なるリム深度やフェイスを設定していること。純正フェンダーサイズから、9Jマイナス20というチューナーサイズまでを揃え、フェイスタイプは全部で3種類、リム深度は最大で64㎜を確保。多彩な意匠と上質な鍛流線を実現するデザイン金型鍛造こそ、世界に誇るレイズテクノロジーの核なのだ。もちろんすべてに軽量化の信念が貫かれている点もイイ!
さて、今回は18インチで改めてそのフェイスの違いを検証してみた。07Xには大きく3つのフェイスがあるが、6Hモデルでは、リム深度も3パターンあって、S(リム深度32㎜)/L(リム深度52㎜)/LL(リム深度64㎜)といった具合。こうした緻密な設定だからこそ、装着する車種やそのカスタムに合わせて、スパルタンなルックスに攻めることもできるのだ。
軽さを追求するために無駄な追加装飾は一切ないが、各所のA.M.T.によるマシニングによって、SUVに見合った高級感もきっちりフォローしている。
■18インチ

●装着ホイール:A・LAP-07X(ブラック/リムDC)
●装着サイズ:18×9.0J インセット0/6H-139.7

●装着ホイール:A・LAP-07X(ブロンズ )※アルマイト
●装着サイズ:18×8.0Jインセット38/6H-139.7



18インチのFACE・リム深度の違いを実際に検証!
今回18インチで比較したのは、以下の3種
●18×8.0J+38 (FACE-0 / S-RIM:リム深度32㎜)
●18×9.0J+19 (FACE-1 / L-RIM:リム深度52㎜)
●18×9.0J-20 (FACE-2 / LL-RIM:リム深度64㎜)

(左)FACE-0 / S RIM(中)FACE-2 / LL RIM
(右)FACE- 1 / L RIM
18インチだけでも、検証に選んだ3本以外の選択肢があり、リム幅は7.0J~9.0Jまでと幅広い構成となる。さらにコンケイブフェイスもS/L/LLの3パターンを設定し、リム深度もそれに伴って変化する。ちなみに写真左からFACE-0、FACE-1、FACE-2と深みを増しているが、純正フェンダーサイズのFACE-0から、9J-20というチューナーサイズのFACE-2まで、リムやフェイスを巧みに専用設計している。なお、実物を見てみるとFACE-0でもコンケイブ感はしっかりと感じられる。


FACE-0 / S RIM

FACE-2 / LL RIM
■16インチ

●装着ホイール:A・LAP-07X(ブロンズ)※アルマイト
●装着サイズ:16×7.0Jインセット32/5H-114.3

●装着ホイール:A・LAP-07X(ブロンズ)※アルマイト
●装着サイズ:16×6.0Jインセット-5/5H-139.7

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